なじょしてる通信№551 2019年2月24日付
№551 2019年 2月24日発行
日本共産党 南相馬市議会議員 議会報告
小高区耳谷小泉23 渡部寬一
携帯 090 2993 1471 メールアドレス qqkh4649n@drive.ocn.ne.jp
【以下、2月6日に開かれた南相馬市災害対策本部会議で示された内容の一部です。】その②
医療の危機 抜け出せず!
3月議会の日程は
3月定例議会では2019年度の当初予算など、年間で最も重要な議案が審議されます。
○ 議会前の段取り日程
2月20日 議会全員協議会(議案説明)
21日 一般質問通告期限、一般質問内
容の市からの聴き取り
※ 請願・陳情提出期限
◎ 本番
2月28日 本会議(議案の提出と説明及び先議分の質疑、討論、表決)
3月 5日 本会議(一般
質問)
7日 本会議(一般質問)
8日 本会議(一般質問)
12日 本会議(議案質疑、委員会付託)
14~18日 各常任委員会
25日 本会議(委員長報告、質疑討論、
表決)
◇ その他の日程(渡部寬一が関係するもの)
2月25日 議会改革検討特別委員会
27日 相馬地方広域市町村圏組合議会
卒業式
6日 相馬看護専
門学校卒業式
11日 東日本大震
災追悼式
13日 中学校卒業式
22日 小学校卒業式
12月議会での
寬一の一般質問 ➇
私の一般質問は、12月14日に行いました。
汚染土壌等の再生利用は
断固ダメ!
|
【答弁:市長】 御意見そのとおりでございますので、議会とも協議をしながら進めてまいりたいと考えます。
|
【質問】 環境省は、本年8月27日付で「除去土壌の再生利用実証事業について」の文書を南相馬市長宛てに出してきております。
具体的には、道路工事の盛土材・路床材に使うものであります。実証事業と言いながら、永久的にこの地の南相馬市の道路の下に除染をした汚染土壌などを入れるものであり、実質的には最終処分地とするものです。
汚れの少ない土と言っていますけれども、原子力発電所事故前の使用基準は1㎏当たり100ベクレル以下だったのです。今、環境省が言うのは1㎏当たり8,000ベクレル以下なのです。とんでもありません。
お伺いをいたします。汚染土壌などの再生利用は断固ダメです。「一刻も早く中間貯蔵施設に運び出せ。」と迫るべきであります。いかがでしょうか。
【答弁:市長】 除去土壌の再生利用の考え方は、平成28年度第4回南相馬市除染推進委員会で4つ、1つが「再生利用の法整備」、2つが「需要の確認」、3つが「再生資材の品質」、4つが「受容性の高まり」、この4つの前提が南相馬市除染推進委員会で示されております。以前からお答えしておりますとおり、私もこの方針を踏襲いたします。
また、仮置場からの中間貯蔵施設への搬出については、一刻も早く搬出されるべきと考えており、要請しております。
【再質問】 4つの条件と言っていますけど、品質1つとっても震災前1㎏当たり100ベクレルだったわけです。それを都合のよいように1㎏当たり8,000ベクレルに引き上げているのです。
こんなことでの品質を確保するなどというのは、到底承諾できるものではないのです。とんでもありません。
この1つをとってみても、もうどうでもいいやと、「どうせ汚れたところだからそこに置けばいい」みたいな元々の安易な発想と言いますか、私どもをないがしろにする発想があるのではないかと思えてならない。
いろいろ議論の中では、東京都で使えという議論も出てくるわけですけど、それは経費の無駄だとか、経費的にあわないとか、そんなことを言ってしまう。
そうではない、もう汚れた福島県だからもういいと、こんなことでやられてはたまったものではないのです。
汚染土壌などの再生利用は断固ダメです。一刻も早く中間貯蔵施設に運び出せと迫るべきでありますが、そこで再質問です。
環境省は、思いつきで南相馬市に汚染土壌などの再生利用実証事業の申し入れをしてきたのではないと思われる節がございます。
前市長との話し合い、あるいは取引があったのではないかと思っております。取引では失礼かもしれませんので、駆け引きとでも言っておきます。駆け引きがあったと思えてなりません。
ダメなものはダメ!白鳥はしゃーねげんちょも
代かき後の自宅前方水田の白鳥は、早朝7時には約120羽に増えています。そろそろ旅立つために集結しているのでしょうか。早く水を抜いてもう一度水田均平度合いを見たいのですが?。
「汚染土壌の再生利用」と称して、小高区羽倉地内の高速道路の盛土工事に使おうとしていることに応ずるべきでないとの署名はどんどん集まります。署名をお願い人の大半は「そうだ。」と、すぐに応じてくれます。でも、集める人の手が足りない問題もあります。多くの市民が、ダメなものは『ダメ!』と強く感じています。どんな理屈を並べても、「ダメなものはダメです。」