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なじょしてる通信第580号 12月8日付

   

No.580 2019 日発行 

日本共産党 南相馬市議会議員 議会報告

 小高区耳谷小泉23 渡部寬一

携帯 090 2993 1471 メールアドレス qqkh4649n@drive.ocn.ne.jp

 

 

 

 

訂正とお詫び

本通信の先週号「№579」中、「12月議会の日程」の一部にまちがいがありました。

12月6日 本会議と記したのはまちがいで、正しくは12月4日 本会議でした。

 訂正してお詫びいたします。

 

 

寬一 一般質問

 9日10時から

12月議会の一般質問登壇者は14議員です。

私の質問順は、12月9日10時頃からです。

 今回は、一般質問のトップバッターです。

私の質問通告の内容は、

Ⅰ 台風・大雨被害は甚大。市民を守るため災害対策は急務!

ⅰ 脆弱な市民への情報伝達の至急改善を

① (防災ラジオ)の普及状況は。

② 防災ラジオの難聴取地域改善策を。

③ 防災ラジオ難聴取改善のために既存アンテナ鉄塔等の借用をしては。

④ どこにいても情報が伝わるように

⑤ 野外拡声器が聞こえない、聴き取れない。

⑥ 防災ラジオ、野外拡声器の音質改善を

⑦ 防災メールの普及拡大を急げ。等

ⅱ 人災ともいえる河川管理の不備。改善を

① 県管理2級河川の膨大な堆砂・樹木等の繁茂が水害を助長している。上流からの堆砂除去順序も問題。堆砂等除去を急がせるとともに、日常的な管理の徹底をさせよ。

ⅲ 隣接する小規模林地開発が災害を助長。

適切な災害対策を。

ⅳ 常備消防職員の増員を

ⅴ 地球温暖化対策に市も取組むとともに、国に強く求めよ。

Ⅱ 合併処理浄化槽の維持管理費助成制度の創設を

傍聴 大歓迎です

12月議会補正予算

1億円追加

4日から18日までの12月定例議会に提案されたのは、議案25件、報告1件でした。

一般会計では補正額1億1,528万円を追加し、総額は633億3,677万円になりました。

人事案件など、追加提案もある予定です。

 

 主な補正予算  

・高齢者安全運転支援装置設置助成 200万円

 アクセルとブレーキの踏み間違いによる交通事故を防止するため、支援装置の取り付けに要する費用の一部助成。助成率は90%ですが、上限を4万円とします。50件を見込む。

・南相馬市復興大学事業 83万円

  多くの大学が市内での現地調査や研究を活発に行えるように活動を支援する事業だが、利用者の増加による増額。宿泊料に対して3千円/人を助成。

・老人福祉センター建設事業 1,677万円

  年度内完成に向けて原町区小川町に建設しているが、トレーニング機器17台を設置する補正予算。

・夜間小児科・内科初期救急医療事業

40万円

  新天皇即位等による診療日日数等の増による。

・泉遺跡史跡整備事業

  3,056万円

  原町区泉地内の平安時代の役所遺跡の保存のため公有化をするための物件移転補償費の増額。

・東京2020関連市民参画推進

445万円

  聖火リレーを始めとする関連事業の実施⇒祭場地保護転圧、仮設照明設置、野馬追PR。補正前予算額743万円への増額補正。

・ICT利活用教育推進 1,856万円

  2020年度からの小学校教科書改訂に伴い、指導用デジタル教科書を購入。補正前予算額3,178万円への増額補正。

病院事業会計では

・看護職員の特殊勤務手当等の増 3,506万円

・小高診療所建設設計業務委託費等1,354万円

公共下水道事業会計では

・非常用自家発電設備更新工事 △3,506万円

・交流無停電装置更新工事 5,285万円

 

 

 

 

専決処分の報告

及び承認の議案

今回は、緊急の場合の専決処分です。

地方自治法では、「次の場合は、普通地方公共団体の長(市町村長や知事)は、その議決すべき事件を処分することができる(179条1項)。議会の決定すべき事件に関しても、同様とする(同条2項)。」とされており、その中の一つの項に、

普通地方公共団体の長において議会の議決すべき事件について特に緊急を要するため議会を招集する時間的余裕がないことが明らかであると認めるとき。

 

この処置については、「地方公共団体の長は、次の会議においてこれを議会に報告し、その承認を求めなければならない(179条3項)」と、あります。台風19号と10月25日の豪雨の被災から、緊急に対処するための手法でした。

   

議案第151号 

専決処分の報告及びその承認

⇒ 一般会計補正予算第5号 ①

台風19号の被害に伴う災害復旧等に緊急を要するため、南相馬市一般会計補正予算(第5号)を10月15日付で22億8,993万円を市長が専決処分をしたもの。

・コミュニティ推進緊急対策 109万円

  被災した集会施設修繕経費に補助。補助率9/10以内。高倉、牛来各行政区へ。

・危機管理課緊急対策 90万円

  自衛隊入浴支援に要する消耗品、物資輸送委託。

・鹿島区地域振興課緊急対策 120万円

  給水業務経費、仮設トイレ設置経費、入浴支援経費。

・公有財産課緊急対策 93万円

  庁舎の漏水対策調査費、災害対応の公用車不足によるレンタカー経費。

 

 

 

ご心配をかけております・・・?

先週号での「書類が散らかっている書斎」の程度についての疑問にお答えいたします。机とパソコン台の下だけはちゃんと足の踏み場がありますよ。残りの場所はランダムに書類があり、フンノボッテ必要なものを探しています。床は板ですが、普段はスリッパを履きません。でも、さすが冬だけは書斎では防寒用スリッパを履きたいと思い、探していました。チイ子さんに「どごさいったべ?」と聞けなくていましたが、書斎内からようやく見つけることができました。えがった。

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なじょしてる通信第579号 12月1日付

   

No.579 2019 日発行 

日本共産党 南相馬市議会議員 議会報告

 小高区耳谷小泉23 渡部寬一

携帯 090 2993 1471 メールアドレス qqkh4649n@drive.ocn.ne.jp

 

 

 

 

「なじょ:かんいち通信」11月17日号で、

『除染土壌の仮置場中、「東部(下耳谷、行津、下浦)、羽倉中ノ木戸、大田和、大富北谷地の各仮置場は今年度中に搬出を終了するとしています。」』と記しました。

それ以外は「どうなっているのか。」との声がありました。以下の通りです。

仮置き場

50カ所中、5カ所は搬出済み

除染をした汚染土壌等の仮置き場は、南相馬市には50カ所に及びました。

20㎞圏内(国管理) 13ヶ所

20㎞圏外(市管理) 37ヶ所

これらの内、本年11月13日現在で、馬場、押釜、神山、矢川原、中太田の仮置き場は、全量が搬出済みです。

これに前述の4カ所を含めると、9カ所が今年度内に搬出を終えることになります。

尚、馬場と押釜はすでに大震災・原発事故前の現状に回復済みです。神山、矢川原、中太田は、今年度中に原状回復をするようです。

残り41カ所の搬出も急いでもらわなければなりません。

一方、中間貯蔵施設に搬入後は、30年以内に福島県外の最終処分地に運び出すとしています。

しかし、いまだに県外のどこにどれだけのどんな処分地を造るのかは、検討すら始まっていないようです。

12月議会日程

12月定例議会では、補正予算・条例改正などが審議されます。

○ 議会前の段取り日程

11月26日 議会全員協議会(議案説明)

27日 一般質問通告期限、一般質問内

容の市からの聴き取り

     ※ 請願・陳情提出期限

29日 議会運営委員会

◎ 本番

12月 6日 本会議(決算委員長報告・議案の提出及び説明)

12月 9日 本会議(一般質問)

10日 本会議(一般質問)

   11日 本会議(一般質問)

   12日 本会議(議案質疑、委員会付託)

   13日 各常任委員会【寬一は文教福祉】

   18日 本会議(委員長報告、質疑討論、

表決)

◇ その他の日程(渡部寬一が関係するもの)

12月25日 相馬地方広域市町村圏組合議会

 

 

9月議会での

寬一一般質問

Ⅱ 猪・猿を何とかして

国と東電に責任を持って対応させよ

 

③ 原因をつくった国及び、東京電力㈱が前面に出て対策を講ずるよう、強く求めていくべきではないか。

【質問の続き】 ことし5月20日に福島県内の日本共産党の地方議員団は、岩渕友、紙智子両参議院議員とともに政府交渉をしています。・・・・・

イノシシ対策では、農水省は福島県には今年度は前年比20%増の予算をつけたとそのとき回答しております。しかし、国全体の予算はマイナス2億円の102億円です。

イノシシは、福島県との県境はここだから福島県には入らないなどという判断は決していたしません。簡単に越えてきます。次の日には南相馬市に到達してしまうというほどの行動力、活動範囲があります。これでは国の予算配分、全国の要望には対応できないと予算の増額を求めています。

いずれ国は農林水産省任せの予算配分だけ、それも実際に動いている県や特に市町村の対策に任せっ切りの予算配分だけにとどまっております。

国のこのような姿勢では、解決しようもないほど事態は深刻です。

原因をつくった国及び東京電力が前面に出て対策を講ずるべきであります。農林水産省だけではなくて、他の省庁とも連携をして、あらゆる知見、あらゆる知恵を出し合い、あらゆる起動力、そして対策に十分な予算をつけて、現場で直接行動をし、対策を講ずるべきであります。

市町村任せにすべきではない。

もちろん責任の一方である東京電力も黙って見ているだけでは許されません。

原因をつくった国及び東京電力が前面に出て対策を講ずるべきです。

 市長は、他の市町村とも力を合わせて、このことを国と東京電力に強く求めていただき、実現を図っていただきたい。

【答弁:市長】 居住者が少ないと鳥獣に対する人のプレッシャーが低くなるなどの要因が重なって、有害鳥獣の活動範囲が広がることに伴って被害も拡大していると考えております。

このことから、長期避難を余儀なくされた旧避難指示区域を中心にして、原子力災害等有害鳥獣被害の拡大は相当の因果関係を有していると考えており、国と東京電力ホールディング株式会社に対しては、その対策をとる責任があると認識いたしております。

 その一方で、現場で実施する有害鳥獣対策には、専門的な知識や技能だけでなく、有害鳥獣が生息する山地や原野等の地理的条件にも精通しているなどの条件が必要であります。こうしたことから、現在では市は国の財源を活用して有害鳥獣対策にかかる各種事業を実施しているところです。

しかし、今後営農再開を促進していくためには、まず1つ目は広域的な有害鳥獣対策が必要だということ、2つ目としては例えば現在もそうですが復興・創生期間終了後も必要な財源が措置されるよう全額これらは対応していただくというような財源面での関係もございます。

こうした広域的な対応、さらには財源対応について、国・県、東京電力に対して強く働きかけてまいりたいと考えております。

【渡部寛一】 国・県も「前面に出てこい。」ということを強く求めることも含めて進めていただきたい。

 

・・・・? まいった! 誰が?

決算審査特別委員会が終わったと思ったら、母:政江の退院・入園、一般質問を始めとする12月議会の段取り、デイサービススタッフの年末調整事務、東京での甥の結婚式、友人の法要、等々が続き、そして毎日5時前には起き出して薪ストーブへの点火です。8台の車の冬タイヤ交換と水田の秋耕、植木屋さんに指導された老松の樹皮のカビ取りは、どんどん後回しになっています。書類が散らかっている書斎の片付けは、今年中は困難です。チイ子さんは呆れているのか、何も文句を言いません。

なじょしてる通信第578号 11月24日付

   

No.578 20191124日発行 

日本共産党 南相馬市議会議員 議会報告

 小高区耳谷小泉23 渡部寬一

携帯 090 2993 1471 メールアドレス qqkh4649n@drive.ocn.ne.jp

 

 

 

 

相馬地方広域消防

救急出場 増加の一途

相馬地方広域消防本部では、1972年から2018年までの救急出場件数の推移を公表していますが、出場は増加の一途をたどっていることが分かります。

46年前の1972年の出場件数は808件であったものが、昨年:2018年は5.8倍の4,716件に及んでいます。消防本部では「今後も高齢化社会を背景に増え続けるものと思われる」としています。

 以上、9月に開かれた相馬地方広域消防本部主催の「第20回 救急シンポジウム」での資料からです。

 

 

9月議会での

寬一一般質問

Ⅱ 猪・猿を何とかして

国と東電に責任を持って対応させよ

 

① イノシシ・ニホンザルの被害の実態はいかほどか。

【答弁:経済部農林水産担当理事】 イノシシによる被害の実態は、イノシシによる掘り起こし等の畦畔被害に加え、掘り起こした土砂が水路を埋めてしまうといった被害等が発生しています。

 また、ニホンザルは、収穫期を迎えた農産物が食べ荒らされたといった被害や住宅に出没して雨どい等が壊されたといった被害等が発生しています。

【再質問】 被害の状況について事前に調査をさせていただきました。表に出る数字、被害金額で評価をいたしますと、東日本大震災の2010年度平成22年度の農作物の状況でいえば、イノシシとニホンザルがそれぞれ200万円以上で460万円の金額であらわされています。平成30年度については、調べられた範囲では合計金額で2万円なのです。

公に出る数字というのはいろいろなデータを見ても、農業共済組合での損害評価による金額なのです。したがって、それ以外に実害として、金額としてあらわれる数字は大変少ない金額にしか評価されないという実態が現実にあります。

作付面積が減っていますし、もう諦めて農業共済組合にも出さないというのもありますし、小高区、原町区の一部においては作付していること自体が本当に少ない。

こういう状況にありますから、市民にとってあるいは旧避難指示区域に戻った人にとって被害金額であらわされる金額を示されれば、信じがたい被害状況と言わざるを得ないわけであります。今ご答弁のございましたように、現実にはいろいろな施設も壊されるということがあって、実態をリアルに答弁できる状況にはないと思っております。

再質問をいたします。自家消費野菜などの被害を金額であらわせば、今申し上げた金額にも反映されないごくわずかです。しかし、先ほど申し上げたように、心の痛みは少しばかりではない、金額にあらわせないほどの痛みなのです。

そして、自分が檻に入れられているような生活も金額にはあらわせません。

これら住民の痛みを市長はどのように受けとめておられるかお伺いしたい。

【答弁:経済部農林水産担当理事】 農産物をつくる喜びや人に食べてもらう喜びを感じながら丹精込めてつくった農作物が収穫直前に有害鳥獣に奪われてしまうといった実態がございます。

有害鳥獣による被害防止のため、防護柵設置により美しい農村環境に変化が生じてしまうことは、東日本大震災前の田園風景で農業を営んでこられた農家を初めとした住民にとっては、筆舌に尽くしがたい無念な思いであると感じてございます。

市としましては、こうした方たちの心に寄り添いながら、有害鳥獣被害の低減が図られるよう、今後も引き続き全力で対応していく考えでございます。

 

 

② イノシシ・サルの捕獲頭数の推移はいかに

【質問】 この間、有害鳥獣駆除隊の懸命な活動で、イノシシなどの捕獲をしています。

しかし、最近は罠で捕まった兄弟や親、子どもなどの姿を見て、そもそも警戒心が強く学習能力の高いイノシシなどは、目の前にあるいくらおいしそうなにおいがしても罠に入らない。捕まらない。駆除隊の皆さんから直接お聞きしてございます。

そのような状況でありますが、この間のイノシシ及びニホンザルの捕獲頭数の推移をどのようにつかんでおられるのかお伺いしておきたい。

【答弁:経済部理事】 東日本大震災前である平成22年度の捕獲数は、イノシシが85頭、ニホンザルが74匹であったのに対し、直近の平成30年度の捕獲数はイノシシが1,349頭、ニホンザルが112匹となっています。

各年で増減の変動はあるものの東日本大震災前と比べてイノシシ及びニホンザルの捕獲数は大きく増加している状況といえます。

【再質問】 諸説ありますが、一般的には人間の大人の体より大きいもの、同等のものを「頭」、小さいものを「匹」と言うそうであります。ニホンザルは、人間に格好が近いということもあって、尊敬の念なのかどうかわかりませんが、頭と呼ぶのが一般的です。

質問を続けます。捕獲頭数は、実は被害実態とは必ずしも連動していないという面があります。肝心要な質問です。

 

③ 原因をつくった国及び、東京電力㈱が前面に出て対策を講ずるよう、強く求めていくべきではないか。

【質問】 国、東京電力が前面に出て対策に当たらせるべきだという立場での質問です。

有害鳥獣駆除隊の懸命な活動にもかかわらず、被害が大きく拡大している原因は、原子力発電所事故によって人が住まなくなった期間が長く、人間が怖いということを知らない世代に世代交代をし、人間を恐れなくなってきていること。警戒心が強いと申し上げました。

イノシシなどは身を隠すやぶが大幅に拡大してしまったこと、彼らの自然の食料が豊富になったことなどが挙げられます。

原因をつくった国及び東京電力が前面に出て対策を講ずるべきです。前面に出てです。前に出てです。全てにわたってです。

 ことし5月20日に福島県内の日本共産党の地方議員団は、岩渕友、紙智子両参議院議員とともに政府交渉をしています。福島第二原子力発電所の廃炉、賠償の継続、医療介護の減免等被災者支援の継続、避難者の住宅支援の継続、公共交通対策等とともにイノシシ対策も求めております。

 

汗? やっぱり歳なんだべが・・・・・?

11月15日の「相馬看護専門学校:戴帽式」の最中にメモしたものからです。少し長くなりますが、ご容赦ください。

戴帽式会場に入場する時、この相看生42名は若々しく、そして初々しさに満ちていました。見方を変えれば、この子等は本当に大丈夫なのだろうかとも思える姿でした。

一人ひとり戴帽していただき、ロウソクに点火し、ナイチンゲール誓詞を唱和した後、ロウソクの灯りだけで自席に戻る際のそれぞれの姿は・・・。ロウソクの明かりに照らされた一人ひとりの顔を注視すると、なんと・・・。ほんの一瞬、ほんのひと時の後なのに、目の輝きが違います。別人になっています。新たな決意をし、凛々しく、たのもしい姿に変わっているではありませんか。

この道を選んだことに確信を得、歩み続けようとの42名に拍手・・・・!!。

これを書いている今の私は、目から汗が出てきています。

なじょしてる通信第577号 11月17日付

   

No.577 20191117日発行 

日本共産党 南相馬市議会議員 議会報告

 小高区耳谷小泉23 渡部寬一

携帯 090 2993 1471 メールアドレス qqkh4649n@drive.ocn.ne.jp

 

 

 

 

汚染土壌の再生利用

環境省まだあきらめず

市議会の東日本大震災・原子力災害復旧復興調査特別委員会が、11月1日に開かれました。

環境省から除染での除去土壌の再生利用や仮置き場からの搬出状況などについて説明を受け、質問や意見を述べました。発言する議員がたくさんおり、長時間に及びました。

 

 いまだあきらめず!・・・は

環境省は3月に、高速道路の盛土材に汚染土壌の再生利用をしたいとして、小高区西部地区(旧金房村)行政区長を集めて説明会を開いています。その際、おしなべて「拒否」の意見が出されていました。

その後、4月から5月にかけて西部地区の全区長などを戸別訪問して、説得に当たっていることが報告されました。戸別訪問での報告は、多くが否定的な発言になっています。

環境省自身がまとめたものなので、身びいきな報告書になっているものと推測・・・?されるものの。

市議会特別委員会の説明での環境省の方針は、「今後の進め方については、行政区長等の皆様から頂いた御意見等を踏まえ、現在検討中。」というものでした。あきらめている訳ではありません。

私たちが主張している「ダメなものはダメ」の運動の手を休めるわけにはいきません。

 

小高の汚染土壌仮置き場

今年度で更に4か所搬出終了予定

上記説明会の際、仮置き場から中間貯蔵施設への搬出状況等の説明もありました。

 小高区では、東部(下耳谷、行津、下浦)、羽倉中ノ木戸、大田和、大富北谷地の各仮置場は今年度中に搬出を終了するとしています。

 

相馬地方広域消防

消防職員 4人増員

10月に開かれた相馬地方広域市町村圏組合議会第3回定例会で、消防職員の定数を4人増員することが全会一致で可決・決定しました。

これまでの定数は148人(10月現在での実員数は145人)でしたが、4人増員して、152人とするものです。大規模災害や救急搬送出場が増大する中で、増員は強く求められていたものでした。増員は大歓迎です。

しかし、不十分と言われる国の基準からでも、相馬地方消防職員の充足率は増員前では58%にすぎません。

2019年2月:相馬地方広域市町村圏組合議会

 渡部寬一一般質問からの抜粋

消防庁がおこなった2015年度の実態調査によると、全国の消防職員の充足率は77.4%で、約5万人が足りません。福島県の充足率は72.4%です。県内には12の消防本部がありますが、相馬地方広域は最下位の57.9%です。充足率100%にするには、107人が足りない。

消防職員を増員する抜本的対策が急がれます。

あわせて、私たちが安心して住み続けられる消防職員が確保できるようにしていくために、必要な財源の手当てができるように、国・県に対して財源確保を強く求めていくべきです。

 

9月議会での

寬一一般質問

私の一般質問は、9月10日に行いました。

Ⅰ 学校給食費の無料化実現を

 

ⅰ 県内59市町村の学校給食費の無料化等は、今や32市町村に及ぶ。

 南相馬市も、遅滞なく無料化を実現すべきです。

【再質問】 安倍政権は、保護者の負担を軽くするとして幼児教育、幼稚園と保育園の無償化を打ち出して、実現をする運びになってきて、本議会にもその補正予算が組まれていますが、国が全部持つのではなくて市町村負担が伴う。

市町村負担は、交付税で措置をするということだけであって、中がはっきりしていない。私から言わせれば、国のやり方は「にせ無償化」だと言わざるを得ない。この詳しい点については私の所属する文教厚生常任委員会の問題ですので、そちらで議論させていただきたい。

いずれ費用負担を軽減することも課題だということを市長は答弁していますが、私は「選ばれるまち」ということになりますと、非常に目立つ部分でもあるという点からも、これは緊急の課題であろうと私は思っています。学校給食費の無料化について優先して取り組んでいただくことを強く求めて、次の質問に入りたい。

 

Ⅱ 猪・猿を何とかして

国と東電に責任を持って対応させよ

 

① イノシシ・ニホンザルの被害の実態はいかほどか。

【質問】 有害鳥獣被害、特にイノシシ被害、ニホンザル被害を何とかしてという声、悲痛な叫びにどう対応するかの質問です。

今から3年前、2016年7月12日に実質的に小高区全域と原町区の一部、原子力発電所事故から20km圏内の避難指示が解除されました。

5年4カ月に及んだ避難指示生活は、そこに住んでいた方々に耐えがたい苦痛を与えました。避難指示が解除されても荒れ果てた大地と荒れ果て朽ちてきている住宅。壊れた生業のまますぐに戻れた方はごくわずかでした。

避難指示解除から今日まで3年2カ月がたち、東日本大震災・原子力発電所事故直前で1万2,842人が住んでいた小高区では先月末で3,601人が戻り、避難指示区域だった原町区の一部は1,439人が住んでいましたが、先月末で560人が戻ったとされております。戻った方は小高区では28%、原町区の一部を含めた合計でも29%です。30%に満たない、戻った方の高齢者、いわゆる65歳以上の方はほぼ半数の48%に及んでおります。

避難指示解除から3年、戻った方の人数はほぼピークだと思われます。この後は残念ですが、年齢層で見れば居住人口はどんどん減少していくことになるでしょう。それでも戻った方の多くは、本来の住みなれたところに住む安堵感と、ささやかでも自分で食べるだけの野菜をつくることなどの期待感を持って住み始めたのです。戻ったのです。

しかし、現実は無残なことになっております。買い物や医療機関まで距離があることはある程度は覚悟していましたが、5年4カ月の間に新たな住民が住み、それも数がふえていたのです。住民と言って良いかどうか疑問がありますが、イノシシやニホンザル、アライグマやハクビシンです。

特にイノシシ、ニホンザルは、収穫直前の野菜などを徹底的に持っていきます。イノシシは、さらに土手や用水路、畑を掘り起こし、破壊をしていきます。

住民は、ほとほと泣いています。がっかりしています。ささやかな生きがいを根こそぎ荒らされているのです。電気柵や金網などで自分たちが檻に入れられたような状態で囲った生活をしても、それでも荒らされます。ほとほとまいっています。

人間が長期間にわたって住まなくなっている間に、人間が怖いということを知らない世代に世代交代をしてしまい、豊富な野の食べ物で繁殖をし、自由勝手に移動し行き来をしています。そこでお伺いいたします。

 有害鳥獣、特にイノシシとニホンザルの被害の実態をどのように捉えておられるのかお伺いいたします。

 

最新鋭だったのですが。なんで?!!

ようやく稲刈りも終わり、合間を見て水田の耕耘を始めました。息子が導入した新しいトラクターではなく、使い慣れた46馬力の20年前には最新鋭のトラクターでの耕耘です。あちこちに、東京電力風に言えば「不具合」があるものの、東電とは違い、他人には迷惑をかけません。チイ子さんに言わせれば「よげぇなごど言ってねで、さっさど機械屋さんに修理を頼め!」なのですが。

なじょしてる通信第57号 11月10日付

   

No.576 20191110日発行 

日本共産党 南相馬市議会議員 議会報告

 小高区耳谷小泉23 渡部寬一

携帯 090 2993 1471 メールアドレス qqkh4649n@drive.ocn.ne.jp

 

 

 

 

甚大な被害 : 概況です

台風19号と10.25大雨

11月1日の南相馬市災害対策本部会議での資料からの抜粋です。

あらためてお見舞い申し上げます。

住宅被害(単位:棟・件)

 

全壊

半壊等

床上浸水

床下浸水

台風

19号

14

94

51

10.25大雨

  

57

107

合計

14

151

158

 

道路被害(単位:件)

 

法面崩落

道路損傷

橋梁損傷

河川損傷

水路損傷

台風

19号

53

57

2

24

17

10.25大雨

17

14

-

-

-

合計

70

71

2

24

17

 

河川被害(単位:件)

 台風19号によって、以下の河川被害があったことが確認されています。10.25大雨の被害は福島県から報告がありません。

護岸崩落42ヶ所、破堤6ヶ所、欠壊6ヶ所、土羽護岸崩落19ヶ所、護岸損傷16ヶ所、裏法崩落1ヶ所、破堤護岸崩落1ヶ所、法面崩落1ヶ所、護岸流出1ヶ所、護床損傷1ヶ所、根固めブロック流出1ヶ所、護岸天端洗堀1ヶ所の合計96ヶ所。

 

断水

 台風19号により鹿島区全域で断水になりましたが、10月22日までに全域で断水が解除されました。

全国消防救助技術大会

上位入賞

―― 相馬地方広域消防 ――

全国消防救助大会が8月25日に岡山県で開催されていました。相馬地方広域消防本部からは、福島県代表として以下2種目に出場しました。

いずれも優秀な成績を収め、当広域消防の優れた救助技術を全国に知らしめました。

・ほふく救出(団体種目) 第6位

出場選手:南相馬消防署⇒ 堀川和成消防副士長、木幡拓也消防副士長、志賀虎也消防副士長

・ロープブリッジ渡過(個人種目)

 22位の上位入賞

出場選手:相馬消防署⇒ 角 彩路消防士

 広域消防では「今後とも、地域住民の信頼と負託に応えられるよう、さらに消防技術の向上を図りながら、各種災害の被害軽減と安全確実な人命救助に取り組んでまいりたい。」と、決意を新たにしています。

 

9月議会での

寬一一般質問

私の一般質問は、9月10日に行いました。

Ⅰ 学校給食費の無料化実現を

 

ⅰ 県内59市町村の学校給食費の無料化等は、今や32市町村に及ぶ。

 南相馬市も、遅滞なく無料化を実現すべきです。

【質問の続き】 遅滞なく一刻も早く学校給食費の無料化を実現していただきたい。市長いかがか。

【答弁:教育委員会事務局長】 義務教育にかかる保護者負担を軽減し、子育て世帯に選ばれるまちづくりに資するため、本年度10月以降の学校給食費の地元産米分相当額を支援することとし、今回補正予算を提案させていただいたところです。

 全児童生徒分の無料化については、財政負担が大きいことから、事業継続のための安定した財源の確保などの課題もあるため、すぐに実現することは困難であると考えておりますが、令和2年度からは同一世帯の小中学校に在校する児童生徒3人目以降の給食費の無料化を図る考えです。

【再質問】 教委事務局長の答弁は、それはそれで評価しますが、福島県内の実態からすれば、まだまだ遅れている状況にあります。

学校給食費徴収金に対する補助率からいけば、それでもまだまだ同一世帯3人目以降の補助を実現するという状況であっても追いつけないという状況です。

 財源の問題も答弁されておりましたが、予算権そのものは市長がお持ちです。これまでの取り組みを評価はするものの、遅滞なく学校給食費の無料化を実現するという立場で、予算権を持つ市長からお示しいただきたい。

【答弁:市長】 子育て世代に選ばれるまちあるいは子育て支援のまち、ここを目指しているということは、議員も私も同じだろうと思います。

 その上で子育て世代に選ばれるためにどのようなことをしたらいいのかという意味では、年代ごとであり各分野にまたがっていると思っております。市の直接の管轄は中学校、小学校、幼稚園、保育園、そして在宅の乳幼児の子どもたちということになろうと思います。その上で、まず大きく教育の質の問題、学力とかを初めとした教育の水準を上げるという問題が一つあろうと思っております。もう一つは保護者の費用負担ということで、どちらも大事だと。

 そういう意味では南相馬市としては、特に中学生とかの学力水準を上げたい、あるいは小学生の水準を上げたいということで、独自の教員採用をしたり、あるいは海外研修を今般始めたところであります。

また、費用負担という意味においても、これまで幼稚園、保育園の無料化を行っておりました。今般の大きな改正に伴いましても、これはしっかりと継続すると。

加えて逆に幼稚園の給食費の問題がこれから出てまいろうと思います。国では、この部分は負担しないとなっております。ここについても市としては、しっかりと全額対応するということで、これも拡充の一環と捉えております。そうした中の子育て世代の支援策の一つとしての今学校の給食費の問題が上がっております。

 そういう意味では、先ほど事務局長からお金の問題ということでも答弁申し上げました。最終的にはやはりこうした教育の質を上げていく、あるいは保護者の負担を軽減する全ての面で、トータルで実施していきたいと私は考えておりまして、それら一つ一つの積み重ねが全額5年、10年継続できるという確証を持って始めたいと思っております。

さらには優先順位というと失礼ですが、そういう中で今教育の水準を上げる、あるいは保護者負担の中でも例えば次年度取り組みたいのは子どもが多い世帯、これらについてはまさに少子化の問題を解決するためにも、3人以上子育てされている方については少しでも応援したいということで、全部全ての分野で全国一となれば理想ではありますが、今の市の財政力から見て、効果的、必要、喫緊のところを行いたいと思っておりまして、給食費については目標は何とか無料にしたいと思いますが、今、段階的に実施せざるを得ないという状況です。【次号に続く】

 

 

それにしても、なんで?!!

・・・にオデキができ痛くて座れなかったのです。絆診療所で治療をしてもらいホッとしたところで飲み物をとコンビニに寄りました。車の外に出ていつものようにドアノブのボタンを押すと、ガチャとロックの音がしました。キーが入っている上着を車の中に入れたままでしが、ナンデ!!予備のキーが届くまでなんと長いことか。「一難去ってまた一難」とは、私のためにある言葉です。

プロフィール

watanabekaniti

Author:watanabekaniti
▼1953年(昭和28年)
耳谷生まれ 57歳。
相馬農業高校農業科、福島農業短期大学農業科卒業
▼資格 農業改良普及員。 
▼福浦農協、小高町農協、そうま農協で営農指導員として勤務し、4年前に退職。
▼1972年豊かな農村を創りたいと願い、日本共産党に入党。
小高町連合青年団事務局長 
県農協労連副委員長を歴任。 
▼町・市議会議員30年。

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