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なじょしてる通信 №210

№210 2011年 9月24日発行 
日本共産党 南相馬市議会議員 議会報告
 小高区耳谷小泉23 渡部一
℡(当面)26-5002  携帯 090 2993 1471


9月議会の請願・陳情は
 9月議会に市民などから提出されていた請願書・陳情書は、5件ありました。それぞれ関係する常任委員会などで、16日と21日に審査されました。

一部損壊住宅の補修費助成制度創設陳情 常任委員会審査で採択
 原町区東町の久田靖俊さんから提出されていた「全壊・半壊未満の『一部損壊』でも活用できる住宅等の補修費助成制度の創設を求める陳情書」は、20日の建設経済常任委員会(小林正幸委員長)で審査されました。
 私が「罹災者への復旧の応援をぜひとも。」と主張し、全会一致で「願意妥当:採択」と決しました。

◎ 陳情書の要旨
 3月11日東日本大震災で多くの住宅が被災した。全壊・半壊は不十分だが住宅再建助成があるが、「一部損壊」には助成がない。
 半壊未満でも活用できる、住宅等の補修費用への助成制度は、市民の切実な要求です。助成制度を南相馬市でも創設して下さい。

原発から自然エネの県に転換を求める意見書提出の陳情
一部議員が強く抵抗! 
 鹿島区寺内の佐藤英彦さんから提出されていた「原発から自然エネルギーの福島県に転換するための意見書提出を求める陳情書」は、16日に東日本大震災及び原発事故対策調査特別委員会(渡部一委員長)で審査されまた。
◎ 陳情書の要旨 
 東京電力・福島原発事故は、南相馬市民に対して産業基盤や生活基盤を根こそぎ奪うばかりか、ふるさとを追われる事態をまねいています。
 原発事故被害は、空間的にも時間的にも、社会的にも重大な危険にさらしています。南相馬市はもとより福島県は、存続さえも危うくしています。
 市民、県民がふるさとに戻って「誇れる郷土」としていくために、単なる電力移出地域とせず、これを契機に大胆な転換が求められます。
 よって、次のことを強く求めます。
          記
1.福島県内全ての原子力発電所を廃炉にすること。
2.浪江・小高原発建設予定地は先進的自然エネルギー開発基地に転換すること。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出いたします。
 提出先:内閣総理大臣、県知事等
 
 陳情書審査では、荒木千恵子議員が「市民が大変な被害にあっており、この陳情書は市民の誰もが賛同できるものだ。今こそ脱原発の意志を議会として示すべきだ。」と主張しました。
 水井、横山、鈴木議員なども「脱原発」は当然の流れなどと発言しました。
 しかし、竹野光雄議員から「県内全ての廃炉は疑問あり。」「浪江・小高原発は、小高町で推進してきた。いっきに転換することは疑問あり。」などと、強く抵抗しました。
 南相馬市議会の意思を示すことであることから可能な限り全会一致を目指し、引き続き調査と議論が必要として、9月議会では結論を出さずに『継続審査』をすることになりました。

双葉郡は市民税大幅減免
 9月8日に開かれた双葉地方町村税務担当者会議で、福島県から個人市民税減免基準が示されました。双葉郡内ではこの基準で足並みを揃えて減免を議決する方向で調整されています。

 県が示した減免基準
所得金額合計額   減免割合
500万円以下   全額
500万円超750万円以下   2分の1
750万円超1,000万円以下  4分の1
※南相馬市が決めたような、前年所得から7割以下の所得になった場合だけ適用する規定はありません。
※警戒区域、避難準備区域等のものに適用。

南相馬市では
 南相馬市での市民税減免は、8月23日臨時議会、30日臨時議会(再議)の二転三転を経て、次のように決まっています。
 南相馬市の市民税減免
2010年の合計所得   減免割合
400万円以下   全額
400万円超550万円以下   10分の6
550万円超750万円以下   10分の4
750万円超1,000万円以下  10分の2
※ 2011年所得が10年の7割以下になった場合だけ適用する。
※ 市内全域に適用

 県が示した減免基準の方が、はるかに減免が多く、震災と原発に苦しんでいる住民にとって有利になるものです。

でも、市町村の財政は厳しく?
 市民税の減免によって、市町村の税収は減ることになります。しかし、減収分については「歳入欠陥債(借金)」が認められており、この返済時には75%が国で補填をすることになっています。
 南相馬市が県の基準に合わせ、さらに全市内を対象にして議会で決めれば、今よりも増える元利償還額は、
来年から3年後まで 252万円/年
4年後から15年後まで 1,882万円/年
だけです。

南相馬市は変更しない?
 南相馬市も双葉地方町村のようにすべきではないかと、多くの議員から提言されています。
 執行部は、これまでの経過もあることから、「全会一致で決められるようであれば県基準で再提案もあり」の意向もあるようです。
 しかし、議長が各会派に打診している状況では、改革クラブ会派だけが「借金を後世に残してしまう。」等として、再提案に難色を示しています。再提案は難しいか?
 ※改革クラブ⇒ 竹野光雄、小林正幸、小川尚一、田中京子、西 銑治

なじょどがしたい 3月12日
 3月12日夜、避難の広報を防災行政無線で流しました。しかし、停電が多いこと、停電に備えた乾電池が切れている受信機があることから、同時に広報車での広報も実施することになりました。
 しかし、しかし、広報車が足りません。私が日ごろ使っている宣伝カーも出動させることを提案しました。
 市職員が運転し、私がマイクを握って「原発が事故! 避難せよ!」声を出し続けました。雨、停電で街灯が点灯していない、車が走っていない中、真っ暗の道を何度も間違いながら。

・・・後日
 7月11日の「車持ち出し」日に、宣伝カーを持ち出しました。馬事公苑に着いてのモニタニングはアウト。広野町のJヴィレッジに除染に行けの指示。
 1時間30分待たされた上で、出発。6号国道を南下中、原発を横目で見て、牛の群れを避けながら。
 高圧洗浄機で、タイヤの後ろを洗い流して洗浄は終わり。帰りも6号線をと思いきや、20㎞圏外を通って帰れと・・・・。ンーーー。
 3月12日広報後、岡田通りにある共産党の事務所屋内の奥に宣伝カーは入れたままでした。放射能汚染は、12日の広報走行中に付着した泥が原因だったと思います。12日の時点で、相当量の放射性物質が飛散・降下していたとしか考えられません。
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ud@)dw.

なじよしてる通信 №209

  №209 2011年 9月17日発行 
日本共産党 南相馬市議会議員 議会報告
 小高区耳谷小泉23 渡部一
℡(当面)26-5002  携帯 090 2993 1471


9月補正予算 9億3千万円を追加
 9月8日から始まった「9月定例議会」に提案されているのは、議案21件(条例関係5件、決算関係4件、予算関係11件、その他3件)です。
 一般会計補正予算では原発災害対策、公共施設の災害復旧などの災害関連第6次補正予算が中心です。また、当初予算を見直し、その財源を活用するために予算の調整をしています。
 補正額1億6,213万円を追加し、歳入歳出総額を469億912万円にするとしています。

環状1号線2億円実質見直しせず  小高区の当初予算は、執行できないものが多く、全額をゼロにする補正予算が多くなっています。また、陣ヶ崎公園墓地整備、テニスコート増設事業などは不急の事業であること等から見送り、全額をゼロに補正しています。
 一方、不要不急、ムダの象徴といえる『環状1号線整備』2億750万円は、内容を組み替え、借金を増やしてそのまま事業を執行するとしています。

9月補正予算 主な予算は 
・私立保育所線量低減化等補助 1,179万円
・私立幼稚園線量低減化等補助 850万円
・除染活動アドバイザー事業 148万円
  放射線の専門家から指導、助言を受ける。
・各施設線量低減化等事業 6,030万円
  道路除染200㎞、社会体育施設12ヶ所、鹿島まごころセンター。
・社会体育施設表土改善事業 4,541万円
  夜の森テニスコート等7ヶ所。
・臨時小中学校開設事業 5,880万円
  原町区から鹿島の小中学校への送迎バス運行経費。
・震災農業生産対策補助 2,213万円
  JAそうまカントリーエレベーター修繕。
・被災農家経営再開支援補助 5億5,159万円
  農地等の復旧作業経費支援補助金。
・震災特別資金信用保証料補助 2,500万円
  震災、原発の影響で件数増加に対応する。
・災害復旧17事業 13億4,423万円

※ 以上は、いずれも原町区と鹿島区にかかわる事業予算です。
  以下は、小高区にもかかわる予算です。

・家畜一時飼養所整備事業 518万円
  警戒区域で被曝した家畜を調査研究のため一時飼養する施設整備。
・災害関連広報活動 1,138万円
  避難世帯などへ災害関連情報を発送。
・老人ホーム避難入所委託 1,145万円
  市外避難先での養護老人ホーム等入所。
・市内避難所運営経費 7,811万円
・教育委員会災害救助関係 1,535万円
  市外避難所用スクールバス借上げなど。
・仮設住宅浄化槽維持管理 721万円
・原発災害廃棄物処理対策 5,986万円
  クリーンセンターのバグフィルターを放射性物質を取り除くものに交換。

なじょしようもなかったその日 ②
 3月11日夕刻、福浦小学校に避難している情報を得、急行しました。安斎校長先生が陣頭指揮を取り、避難者の対応をしていました。子ども達の安否を何よりも心配し、確認も急いでいました。
 後ほど分かったことですが、福浦小学校、幼稚園の子どもたちは、一人も津波での被害者は出ませんでした。
 6号国道のガレキを踏み付けながらも、区役所に行き来しました。下蛯沢の会場付近で発見されたご遺体は、井田川の山岸さんなどに確認してもらいましたが、どなたなのか判明しませんでした。
 深夜から夜明け前まで、車の中で仮眠。

なじょしようもなかった次の日
ヨウ素剤 ついに服用せず
 小高町議会で私は、再三にわたって原発事故に備えて甲状腺癌を少しでも予防するための、ヨウ素剤を配備することを主張し続けてきました。しかし、国、県、電力会社の姿勢がこれを拒んできたのです。
 原発事故は起き得ない。万万が一に事故があっても、重大事故は絶対になく、原発から10㎞の範囲での防災計画と、それに付随する10㎞圏内住民分のヨウ素剤の配備で事足りる、と言うものです。
 小高町の南端から東京電力福島第一原発までは、直線距離9.7㎞です。小高町は10㎞の範囲に入るではないかと主張しました。
 町の答弁はきまって、「県に問い合わせても、おおむね10㎞であり、小高はおおむね10㎞の範囲ではない。国、県からはなんの援助も指導も受けられない。」というものでした。
 ようやく、江井町長の町政誕生の1998年に、防災計画に原発事故を盛り込み、ヨウ素剤の配備をする大きな決断をしたのです。

 小高町でのヨウ素剤は、1万4千人全町民1週間分を町立病院に保管し、さらに各小中学校と幼稚園に児童生徒1回分を配備・保管することになりました。
 1999年JCO臨界事故後に現地調査をした私は、ヨウ素剤は全世帯に配備保管し、万一の時には、防災無線で服用を指示するべきことを痛感し、このことを主張しました。しかし、これは実現できないままとなりました。

 3月11日、津波の被災者は、小中学校、高校と文化会館、区役所に避難して一夜を過ごしました。旅館組合から、ありったけの布団などを提供してもらいましたが、大変に寒い夜で眠れない方が大半でした。
 布団、毛布が全く足りない事態に「無事だった市民に提供をお願いするように防災無線で呼びかけろ。小高の市民を信じろ。」と私が提言しました。程なく、区役所前に布団、毛布を載せた車の行列ができました。我が市民は、困難な事態になっても決して混乱などしないことを確信しました。わが身だけを案じてパニックなどにはなりません。

 12日、テレビで報ずることをつなぎ合わせると、重大な原発事故を察しました。いわきナンバーの車(隣の浪江町以南は、「いわきナンバー」。)がどんどん北上している事実からも察しられました。
 「ヨウ素剤の服用を要すること。」「少なくとも、配布する準備を急ぐこと。小高区にはヨウ素剤がありす。」を小高区災害対策本部に強く進言しました。
 昼前、県を名乗る男が段ボール箱に入ったヨウ素剤を届けていきました。どのような事態なのか伝えないどころか、配布、服用の指示・指導すらしないままでした。
 昼直後、今度は国?(オフサイトセンターと名乗ったように聞こえました。)が、段ボール箱に入ったヨウ素剤を届けていきました。これも、ただ単に届けていったに過ぎませんでした。
 何も具体的情報が入らないままで小高区役所長は、困難な判断を迫られていきます。ヨウ素剤服用には、医師の指示が必要です。10㎞先の市役所にいる市長にも連絡が取れません。

 ヨウ素剤を誰がどうやって小高区民一人ひとりに配布するのか、服用の仕方をどうやって伝えるのか、誰の責任で服用を指示するのか。困難です。やっぱり全世帯に配備・保管を実現しておくべきだったと悔やみました。
 夕方近く、小高区役所長はヨウ素剤配布を決断します。しかし、最低でも市長の支持(指示?)を求めなければなりません。
 私は、市長を説得するために、居合わせた志賀議員に同行を求めました。せわしくも次々に指示をしている市長を捉まえ、手早く状況を伝えました。市長は、小高区にヨウ素剤があったことも、国、県からヨウ素剤が届いていることも知らないままでした。
 「私が服用を指示したことで、罪に問われることは無いか。」と心配する一幕もありましたが、私は「市長には服用の指示権はない。しかし、罪に問われるようなことになれば、市民は許さない。」と断言しました。
 市長は時間をおかずに了解し、何とかつながる事ができた衛星行政無線通信で、小高区役所長に配布・服用を指示しました。
 停電が多く、真っ暗の道を小高に帰り急ぐ車の中で、私と志賀議員の耳に入ってきたラジオの声は「20㎞圏内の住民避難指示」でした。小高区役所には、まだ「避難」の情報は届いていませんでした。
 私たちが区役所に戻った時は、集落ごとに区分けした安定ヨウ素剤を前にして、決死の配布隊員に選ばれた市職員が、自らヨウ素剤を服用して最後の打合せをしていました。
「避難」を伝えると同時に、避難広報と、避難誘導に全区役所員が立ち上がりました。
ヨウ素剤配布は・・・・。
・・・・・・
 あの場面でも、それでもヨウ素剤を服用させるべきだったのではないかと、今でも迷い悩やみ、悔やんでいます。

なじょしてる

№208 2011年 9月 9日発行 
日本共産党 南相馬市議会議員 議会報告
 小高区耳谷小泉23 渡部一
℡(当面)26-5002  携帯 090 2993 1471


9月議会の日程は
 大震災と原発事故対策中心の定例議会になります。その中では、今年度当初予算で計画したものの実施できない予算の整理もされます。2010年度の企業会計決算審査もあります。
  8日 本会議(議案の提出及び説明)
 13、14、15日 本会議(一般質問)
 16日 本会議(一般質問、議案質疑、委員会付託)
 20日 各常任委員会【一は建設経済】
 21日 決算審査特別委員会(企業会計)
 27日 本会議(委員長報告、質疑討論、表決)

一の一般質問は
13日の11時から? 
 9月議会の一般質問は、13~15日に予定されています。
 私の質問は、第2番目となり13日11時前後からになります。

私の質問通告の内容の半分は、小高区などの警戒区域の対策に徹底してこだわったものとします。
Ⅰ.住民が戻れることを確信できる警戒区域の復旧・復興具体的計画を 1.基本理念、姿勢が欠落しているのでは
  ① 市長自身の方針が見えない。明確な姿勢を求める。
  ② 警戒区域だからと、遅れを容認しているのではないか。
  ③ 一部の部署に方針も対応も任せきりになっているのではないか。
 2.地震、津波からの復旧をどうする
  ① 湛水防除施設、河川などの排水対策は。
  ② 住宅、住宅地の復旧は。
    ③ 農地を含む産業基盤の復旧は。
  ④ 道路を含むライフラインの復旧は。
 3.放射能汚染からの復旧は
  ① 汚染実態調査(宅地、土壌、河川、地下水等全般にわたって)と汚染マップ等での住民周知は。
  ② 除染対策は。
  ③ これらの前提となる空間線量率計、積算計を全員に配布することを、今から実施せよ。
 4.住民の心の復旧は
  ① 確信を持って戻れることをどのように伝えていくか。
  ② 警戒区域全住民が集える対応を。
Ⅱ.震災被災・原発事故被害からの当面の救済策は
 1.すべての住民にかかわって
  ① 全世帯に線量計の配布を。
  ② タクシーを使ったデマンド交通システム実施を早急に。
  ③ 一部損壊住宅補修に対して市の助成制度を。
  ④ 除染費用(本人人件費を含む)は全額賠償させること。
  ⑤ 原発被害の賠償・補償相談(指導)の市窓口を設置すること。
  ⑥ 老人福祉での入所施設の拡充整備をすること。
 2.長期に及ぶ避難生活を少しでも快適にするため
  ① 仮設住宅は実態に則した改修対応を速やかに(段差、手すり、インターホーン、ひさし、BSテレビ等)。
  ② 仮設住宅住民とその周辺住民との交流の場をつくること。
  ③ 警戒区域自宅保管の米、味噌などの持ち出しをさせること。

なじょしようもなかったその日
 3月11日南相馬市議会本会議は、竹野議員の一般質問中でした。突然の揺れは収まるどころかどんどん激しくなり、傍聴席からは悲鳴が続きました。
 私は机にしがみつきながらイスに座っていましたが、天井の照明器具は落ちないだろうかと観察していました。地震が収まった直後、議会は休議になりました。議会事務局は机、イス、ロッカーは元の位置にはなく、散乱した書類もあって足の踏み場がありません。
ごめんなさい
 とんでもない地震であることを確信した私は、まず家族の安否、近所の方々、特にお年寄りの安否確認のため、自宅に戻ることにしました。
 市役所の玄関を出るときに「大津波情報がでた。」との声を聞きながら、旧国道を通り、自宅を目指しました。屋根が壊れている家、塀が倒れてしまっている家が続きます。徐行しながら様子を見ますが、呆然としている人はあっても、すぐに命にかかわるような状況ではないと判断し、心の中で「ごめんなさい。」と叫びながら、車を走らせました。
安否は 
 自宅には誰もいませんでした。後で分かったことですが、母は隣のばあちゃんとともに高台に避難していたそうです。書斎の4面の天井まで本棚にしていたほとんどの本は床に落ち、足の踏み場がないどころか、本が引っかかって戸が開かない状況でした。
 チイ子さんもいませんでした。ずっと後になって知ったことですが、と言うよりも忘れていたのですが、相馬市に重税反対集会(集団申告)に行っていたそうです。
 片付けは後回しにすることにして、即刻、根本民子さんから、順番に安否確認をしていきました。皆さん、無事でした。
行方不明?
 阿部貞伊さんのお宅では、大きな声で何度も呼ぶと、家の後ろから返事をしながら現れました。後から新聞では貞伊さんは行方不明者になっていましたが、元気だったことを皆さんに伝えました。
 津波にのまれたと多くの方が心配されていた井戸川里子さんには、翌日早朝に桃内倉庫跡で会っています。この無事も皆さんに伝えました。

 今日の報告はこの程度にとどめておきます。
ところで、震災1週間後から、私の家の今年分の保険掛け金を支払っていたかどうか、契約が継続されていたかどうか、心配になりました。混乱していた時でしたから、確認もできませんでした。
 さらに3日後、『我が家(築80年)は、石の門柱の1本が倒れただけで、無傷でした。地震の被害も津波の被害も免れました。』ことに気が付きました。

なじょしてる

№207 2011年 9月 2日発行 
日本共産党 南相馬市議会議員 議会報告
 小高区耳谷小泉23 渡部一
℡(当面)26-5002  携帯 090 2993 1471


警戒区域の市民税免除
  再議で否決 ! !
 
 8月23日の臨時議会で修正可決された、小高区など警戒区域の個人市民税を全額免除する条例は、市長は異議があるとして30日に再度臨時議会を召集し、再議に付されました。再議は、前代未聞です。
 再議に付した理由は「一部地域の減免であり、課税に不公平性がある・・・。」「減収分の確実な財源補填がない・・・。」こととされています。
 質疑・討論の後、採決になりましたが、賛否は23日同様の13対9となりました。再議の場合、全額免除可決には3分の2(16人)の同意を要することになっており、否決になってしまいました。

別途 修正案を提出
 否決された直後に、南相馬市と南相馬市議会は、「市民の辛苦に対して、生活を支える具体的施策を示すこと。」「特に、低所得者層に手を差し伸べること。」を示すべきであるとして、別の新修正案が提出されました。
新修正案の内容
 2011年所得が7割以下になった場合で
    ⇒10年の所得300万円以下で10割減免 
       〃  300~400万円で8割減免  
       〃  400~550万円で6割減免
       〃  550~750万円で4割減免
       〃  750~1千万円で2割減免
 であった原案を
 2011年所得が7割以下になった場合で
    ⇒10年の所得400万円以下で10割減免 
       〃  400~550万円で6割減免
       〃  550~750万円で4割減免
       〃  750~1千万円で2割減免
 と、するものです。全市が該当します。
【提出者:渡部一、今村 裕、志賀稔宗】
 採決の結果、15対7の賛成多数で新修正案は可決されました。
 再び再議に付すことはないとは思いますが???
◎ 新修正に賛成 ⇒ 渡部一、荒木千恵子、今村、志賀、中川、湊、
         土田、田中一正、大山、鈴木、横山、山田、
         野、西 一信、細田
× 新修正に反対 ⇒ 小林、竹野、水井、小川、田中京子、奥村、西 銑治

8月23日でのその他の
 臨時議会の審議は
 災害危険区域に関する条例 
 津波による被害の著しい区域について災害危険区域を指定する条例を制定するもので、全会一致で可決されました。
① 指定された災害危険区域
 小高区⇒岡田、大井、塚原、角部内、蛯沢、浦尻、下浦、行津、福岡、村上、井田川
  ※ 詳細な区域設定は、土地利用計画や集団移転事業とも関連するので、該当世帯・地域と協議後に決定する ことになります。
② 設定にかかわって市から示された考え方は
 ・集団移転場所
   従前居住地から遠くない高台や市街地周辺の安全な場所を移転者と相談し、意向に沿って選定する。
 ・従前居住地の土地
   補助事業を活用し、市が買取することを検討する。
 ・移転先の土地価格
   鑑定結果価格で移転者に売却する。
 ・住宅を再建しない方の対応
   公営住宅の建設を計画していく。
  
皆さん元気!でも日本語は難しい
 みなさん、元気ですか。なじょしてますか。遠慮なく電話下さい。
 さて、一時帰宅の申し込みをコールセンターにした際、声の感じでは若いと思われる女性の方から「わたなべさん、かんじはどうですか。」と聞かれました。『貴女の声は、すごくいい感じです。』と応えました。「わたなべさんはへんですか。」と聞くので、『ぶれいな。私は変ではありません。』と応えました。チイ子さんに「バカ言ってんじゃないよ。」と、叱られました。漢字はむずかしい。渡部⇔渡辺

ud@)dw.

なじょしてる

  №206 2011年 8月26日発行 
日本共産党 南相馬市議会議員 議会報告
 小高区耳谷小泉23 渡部一
℡ 26-5002  携帯 090 2993 1471


臨時議会で修正 
警戒区域の市民税免除
 8月23日に臨時議会が開かれ、3件の議案が審議されました。
うち、「被災者に対する市民税等の減免条例制定」の提案された原案は、次の通りです。
① 市民税(個人)
・死亡・行方不明 ⇒ 10割減免
・2011年所得が7割以下になった場合で
⇒10年の所得300万円以下で10割減免
〃  300~400万円で8割減免
〃  400~550万円で6割減免
〃  550~750万円で4割減免
〃  750~1千万円で2割減免
 ・住宅の全壊・大規模半壊 ⇒ 10割減免
    〃  半壊 ⇒ 5割減免
② 固定資産税 ⇒ 南相馬市民全部を免除
③ 軽自動車税 ⇒ 警戒区域内に放置された軽自動車の税を全額免除
④ 国民健康保険税
及び介護保険料(1号被保険者)
 ・警戒区域・緊急時避難準備区域・計画的避難区域・特定避難勧奨地点(避難実施者だけ) ⇒ 全額免除
 ・生計維持者の死亡・行方不明 ⇒ 全額免除
・2011年所得が7割以下になった場合で
⇒10年の所得300万円以下で10割減免
〃  300~400万円で8割減免
〃  400~550万円で6割減免
〃  550~750万円で4割減免
〃  750~1千万円で2割減免
   但し、事業の廃止・失業は全額免除
 ・住宅の全壊 ⇒ 10割減免
   〃 大規模半壊・半壊 ⇒ 5割減免
 この原案に対して議員から2件の修正案が提出されました。

市民税での免除修正
 市民税(個人)での修正案では、原案に加えて『警戒区域の世帯全員の市民税の全額を免除する。』ことが提案されました。住むべき家を奪われ、市からの十分なサービスが得られない等が、主な理由です。
 採決の結果、13対9の賛成多数で修正案が可決されました。
◎ 修正に賛成 ⇒ 渡部一、荒木千恵子、
今村、志賀、中川、湊、土田、田中一正、大山、鈴木、横山、西 一信、細田
× 修正に反対 ⇒ 小林、竹野、水井、小川、山田、田中京子、奥村、野、西 銑治

国保税・介護保険料では 
 国民健康保険税・介護保険料の修正案は、原発からの距離で減免を決める原案を全て削除し、固定資産税同様に『市民全部の免除』が提案されました。
 採決の結果、7対15の賛成少数で修正案は否決されました。
◎ 修正に賛成 ⇒ 渡部一、荒木千恵子、
志賀、土田、大山、西 一信、細田
× 修正に反対 ⇒今村、小林、竹野、中川、湊、水井、小川、山田、田中一正、田中京子、奥村、鈴木、横山、
野、西 銑治

議会決定に市長は異議 
議会再召集 やり直せ! 
 小高区など警戒区域の市民税を全額免除する議会修正決定には不服があるとして、桜井市長は30日に臨時議会を再召集しました。
 「議会での修正は、まかりならん。出直せ。」との意味です。『再議』と言いますが、合併前旧市町を通じて、前代未聞です。
全額免除可決には、今度は3分の2の同意を要することになります。

全額免除には違法性はありません。
税収は3.5億円減りますが、2011年度当初予算の小高区関係で公園管理経費等々1.4億円が執行できない分が浮いてきます。さらに、地域振興基金(貯金)等の一部を流用すれば、財源は十分に手当てできます。
臨時議会 ⇒ 8月30日10時~
 ぜひ傍聴においで下さい。
プロフィール

watanabekaniti

Author:watanabekaniti
▼1953年(昭和28年)
耳谷生まれ 57歳。
相馬農業高校農業科、福島農業短期大学農業科卒業
▼資格 農業改良普及員。 
▼福浦農協、小高町農協、そうま農協で営農指導員として勤務し、4年前に退職。
▼1972年豊かな農村を創りたいと願い、日本共産党に入党。
小高町連合青年団事務局長 
県農協労連副委員長を歴任。 
▼町・市議会議員30年。

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