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なじょしてる通信 №225

№225 2012年 1月29日発行 
日本共産党 南相馬市議会議員 議会報告
 小高区耳谷小泉23 渡部一
℡(当面)26-5002  携帯 090 2993 1471


24日 臨時議会では
 1月24日に臨時議会が開かれました。
 一般会計補正予算が審議され、全会一致で可決されました。

 2億5,103万円を追加補正
 予算の全てが、大震災と原発事故対応です。
 2億5,103万円を補正し、補正後の歳入歳出総額は583億6,994万円となりました。
 補正予算の内容は、次の通りです。
・健康管理支援・空間線量計購入 1,029万円
  小高区分を40台。
・高齢者肺炎球菌ワクチン接種 3,250万円
  対象者を65歳以上に拡大。8,000円/人を助成
・農地の除染 3,174万円
  梨の木除染。農地除染実証実験(反転耕、深耕)。
・食品等放射能簡易分析 549万円
 生涯学習センター、小中学校等で検査をするための人件費。(詳細は下記に記載。)
・原発災害廃棄物処理対策 59万円
  焼却施設の排ガス放射性物質の測定。
・校舎等線量低減化事業 3,066万円
  真野小、上真野小を除く原町区・鹿島区小中学校のプール除染。
・スポーツ施設表土改善 1億4,036万円
  雲雀ヶ原陸上競技場、市営及び北新田の野球場の芝生の張替え。

食品等放射能分析開始
 市民から強く望まれていた「自家消費野菜」「学校給食」等の放射能検査が、ようやく2月中旬から実現することになりました。
 上記の補正予算は今年度分の分析装置操作員の人件費です。
 検査機器は県から南相馬市に来るものを使います。
 29ヵ所の施設等に47台を配置して検査を実施します。

◎放射能簡易分析装置配置計画(予定)
・サンライフ南相馬
・放射線センター(仮称:原町区萱浜)
・各生涯学習センター(原町区6センター、鹿島区1センター)
・まごころセンター(鹿島区)
・市総合病院
・鹿島給食センター
・原町区の各小中学校
・鹿島区・原町区各保育園(市立及び私立)

一の一般質問②
 私の一般質問は、12月8日に行いました。内容要旨の続きは、以下の通りです。

Ⅰ 市民に寄り添った被災対応を
3.市民からの要望対応に問題
回答がない。回答が少ない。回答が見えない。
【質問】 南相馬市議会東日本大震災及び原発事故対策調査特別委員会では、これまで一次、二次避難所での市民との懇談、応急仮設住宅へ入居した市民との懇談を実施してきた。
 これらを含めて、これまで議長名での市長要望書を提出してきた。
 日本共産党議員団ではこれまで4回の要望書の提出をしており、市民団体などから120通の要望書が提出されている。
 さらに、職員を通じて市民要望や意見の報告が多数寄せられている。これとは比較にならないほどの市民から文書、電話や、口頭で市への要望が寄せられていることを承知している。
 市は、これらに対して対応に追われ、大変な努力をしていることは承知している。
 しかしながら、私共や市民は、回答がない。回答が少ない。回答が見えないと写っている。
【答弁】要望には書面、口頭で必ず回答できるように努めていく。

【再質問】問い合わせに対して、職員によって異なる回答が数多くあった。職員間の情報共有がない。
【答弁】前半の混乱期には問題も。最近は大分改善された。

職員対応に大問題も
【質問】 職員の皆さんは、少ない職員数の中で昼夜を分かたず、特に前半では休暇も取らず、自らを省みず市民のために奮闘してきた。
 多くの職員が現在も市民に寄り添った対応に努めている一方で、ほんの極一部の職員対応が、南相馬市の印象をまずいものにしている。市民を傷つけている。市民の心に深く傷を負わせる言動もあった。
 身体障害者になっていた夫が、津波に襲われながらもなんとか助かった例では。「だんなは流されればよかったのに。」と言われ、「なぜ仮設に住んでいるのか。手すりはつけてはだめだと言われている。」と、答えている。
 別な市民は、「俺ら職員は、あなた達のストレスのはけ口ではない。」との捨てぜりふにあっている。
 犯人探しをするつもりはない。
 いかなる時、いかなる場面でも、市民に寄り添った対応をすることを徹底すべきだ。
 職員も被害者、避難者だが、市民は市に、職員に頼るしかない。
 この時だからこそ、市民への奉仕者としての力を発揮するよう、心から訴える。
 答弁は求めません。

4.安定ヨウ素剤の新たな配備を
【質問】 いまだに原発事故は収束していない。原発の廃炉には何十年も要する。今後も大量の放射性物質が撒き散らされる可能性はゼロではない。
 唯一、放射性ヨウ素からだけからは、身を守る薬・安定ヨウ素剤がある。
 あらためて、南相馬市では安定ヨウ素剤を配備すべきです。
【答弁】国の原子力防災指針の見直しを注視して対応する。

配備の仕方 各家庭配備が絶対条件
【再質問】配備はどうなっているか。
【答弁】本庁舎に保管している。緊急避難の事態には、医師立会いで配布する。

【再々質問】全くの机上論だ。誰がどうやってバラバラに避難したところに配って飲ませるのか。
 今回の事故で、小高区民に服用させようとしたが、現実にはできなかった。
 各家庭に配備しておき、イザというときに防災無線で服用を指示するべきです。
 現実性のある方策をとっておくべきだ。
【答弁】改めて検討させていただく。



携帯していてこその 携帯電話
 私の、携帯電話のアドレス帳登録が不能になった。登録件数が1,000件に達したためだ。
 新しく登録するために誰のアドレスを抹消するか、悩みに悩む。
 抹消する際、「ごめんなさい。」とつぶやく。津波で亡くなった方のも・・・・。

 原発事故避難は携帯電話社会を大きく進めることになった。
 友人・知人・親戚はもとより、バラバラになった家族との連絡に欠かせない。避難先も次々と変わる中で、安否を確認しないわけにはいかない。情報が欲しい。そのつどの困難にどう対処したらよいのか、相談をしたい。
 発災前には携帯電話を持つことがなかった人が、事故のために持たざるを得なくなった人がそれこそいっぱいいた。

 私の携帯電話は、発災以降なりっぱなしだった。アドレスに登録されていない方からもどんどんと。
 私からも電話をかけた。3月分の電話料金は5万円を超え、4月、5月分は4万円を超えた。

 変わらなかったのは、携帯電話を不携帯していることが多いチイ子さんだ。
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なじょしてる通信 №224

№224 2012年 1月22日発行 
日本共産党 南相馬市議会議員 議会報告
 小高区耳谷小泉23 渡部一
℡(当面)26-5002  携帯 090 2993 1471


除染での除去土壌等
   仮置き場選定に苦慮
 原発事故で汚染された大地・住まい・学校などをいち早く除染することが重要です。
 どこが、誰が責任を持って進めるか等、いろいろ問題はありますが、とにかく予算化はされました。
 『原町区の大半と鹿島区は、市が除染して仮置き場も設置する』『警戒区域の小高区と原町区の一部は国が除染して、警戒区域内に国の責任で仮置き場を設置する』ことになっています。

原町・鹿島・小高各区に仮置き場 
 南相馬市での除染に伴い発生する土壌・廃棄物の仮置き場は、区毎に1箇所設けることになりました。
 その候補地は
・原町区 ⇒ 北泉字地蔵堂 グリーンパーク及びゴルフ場跡地
・鹿島区 ⇒ 南右田字榎内 みちのく鹿島野球場
・小高区 ⇒ 12月に国から候補地の打診をされているが、絞りきれていない

仮置き場では3年程度保管 
 除染での汚染土壌等は行政区毎にいったん集積後、速やかに仮置き場に搬入することになっています。
 仮置き場では3年程度(中間貯蔵施設まで全部運び出すまでは、5年間見込まれる)保管され、その後、中間貯蔵施設(双葉郡?)に移送して保管されることになる。
 中間貯蔵施設では30年以内の保管をし、その後は福島県外での最終処分とされています。

◎説明されている 仮置き場の安全対策
①放射性物質の飛散・流失・地下浸透の防止
②遮蔽による放射線の遮断
③接近を防止する柵等の設置
④空間線量率と、地下水の継続的なモニタリング
⑤異常が発見された際の速やかな対応

住民説明会では
 仮置き場の候補地とされた行政区と周辺の行政区での住民説明会が、市長を先頭にして(原子力安全・保安院も交えて)実施されています。
 住民のみなさんからは、
・除染をいち早く実施してもらいたい。
・仮置き場の必要性は認める。
とする一方で、
・なぜ、ここなのか。別の地域にしてくれ。
の意見が出ています。

一の一般質問
 私の一般質問は、12月8日に行いました。内容の要旨は、以下の通りです。

Ⅰ 市民に寄り添った被災対応を
1.全市民が東電の被害者
 請求の実態は
【質問】 大震災と原発事故から9ヶ月もたとうとしているにもかかわらず、いまだに原発の収束も、災害復旧・復興のめども明確には見えていない。
 とりわけ警戒区域は、3月11日のままだ。
 不安におののきながら、避難生活を強いられながら、家族がバラバラになりながら、・・・・・。市民が命とくらしが脅かされている中で、南相馬市は「市民に寄り添った被災対応を」すべきです。
 全市民が東京電力福島第一原子力発電所事故の被害者であり、その損害賠償が大きな問題だ。
 12月5日現在の東京電力への賠償請求金振込み数は、請求書類発送数の3.3%に過ぎない。
 仕事を無くし、生活を奪われ、家族がバラバラで、苦しい生活を強いられているにもかかわらず、いまだにこれほどしか損害賠償請求が、進んでいないのはなぜか。
 その要因、原因はどこにあるの。
【答弁】 書類記入が複雑、賠償指針が中途であるとともに、原発災害が収束していないことなどと考える。

市民一人ひとりの賠償請求を支援すべし
【質問】 多くの市民は、東京電力に直接請求する手段では、東京電力の都合によって一方的に算定されてしまい、損をしてしまう、泣き寝入りになってしまうことを知っているからだ。
 だいたいにして、東京電力は「補償」「補償金」と言っている。違法に市民に損害を与えたことは明白であり、賠償すべきものだ。「補償」とは、適法な行為による場合のものであり、論外だ。
 東京電力には、罪の意識がない。罪の意識がないから「補償金」と言っている。「補償金」であるから、「東京電力の言いなりになれ。」というものだ。
 このような東京電力に対しての賠償請求に、市民任せで良い訳がない。
 市民はどこに寄り添って請求したらよいのか、困り、悩んでいる。
 南相馬市が、市民一人ひとりの賠償請求の支援をすべきだ。
 7万市民全員が被害者だ。
 全市民の「命とくらしを守る」使命が、南相馬市にはある。市政の根本だ。
 賠償請求の支援をするための特別の部署を設け、市民一人ひとりに対応すべきだ。
 いかがですか。
【答弁】可能な限り支援したい。弁護士の力を借りて、支援をしていきたい。

【再質問】どこに相談に行けばいいのか。どこに窓口があるのかわからない。
【答弁】再構築していく。

行政機関の被害実態と請求は
【質問】 南相馬市は、市民の避難、子供たちの教育、市職員の仕事などなど、原発事故があったためにやらなければならなくなった、それこそ多くのことがあります。
 行政機関として直接被った被害の実態と、その損害賠償請求がどうなっているのか。
【答弁】事故が無ければ生じなかった損害を全て請求していく。市立病院の一部はすでに請求している。行政機関については今年度中に請求するため、調査中だ。

【再質問】復旧計画と2012年度予算編成にこの考え方が見えないが。
【答弁】適切な対応を考えていく。

災害対策本部のあり方に疑問
【質問】 大震災と原発事故に対応する災害対策本部会議は、本日まで229回に及んでいる。私も、可能な限り傍聴してきた。その中で、大きな疑問を持っている。
 各部署からの「報告だけ」と言っても過言ではない。情報を共有して、対策に当たることは重要だが、それで事足りるわけではない。
 それこそ数多くの問題を抱え、次々と難問が押し寄せる中で、今日まで来ている。
 それぞれの部署から問題を出し合い、意見を述べ、知恵を出し合って、市民に寄り添った対応をすべく「対策会議」こそが必要だ。
 何よりも主宰する本部長、市長の責任だ。対策本部会議を「報告会」ではなく、本来の「対策会議」にすべきだ。
【答弁】各機関の意向を踏まえた対応や連絡調整、情報の共有を図っている。

【再質問】報告を出し合うだけになっている。問題提起がない。知恵を出し合うという会議になっていない。
【答弁】必要に応じて私が指示を出している。

【再々質問】問題提起がないままでの適切な指示など出し得ない。再考を強く求める。

夢の? マークⅩ
 「車を替えたのか?」と、最近よく聞かれます。
 赤坂病院に長期入院していた叔父:芳光は、原発事故以来どこに運ばれたのか、しばらく分からないままでした。3月29日、看護師の鎌田昭三さんから東京都立松沢病院にいることが知らされた。
 電話でお願いとお礼をしたままで過ごし、病院に行くことができたのは、ようやく5月になってからだった。
 チイ子さんと東京までマツダのワゴン車で行ったのは、暑い日だった。芳光叔父の無事を確認後、帰路に着こうとしたところ車の窓が閉まらなくなってしまった。
 修理工場で診てもらったら「閉めっこどはできっけんちょも、2度と開げらんにぇぐなっと。」旨、東京弁で言う。窓が開いたまま高速道路を帰るのは、せつねぇと思い、閉めてもらった。途中、エアコンが効かなくなった。
 無事戻った後、「ダイエットに良いので、車を交換して乗っぺ」とチイ子さんに申し入れましたが、断られてしまいました。
 いただいた義援金「40万で買える『マークⅩ』をもってきて」と頼んだのだが、届いたのは2001年製の「マークⅡ」でした。

なじょしてる通信 №223

№223 2012年 1月15日発行 
日本共産党 南相馬市議会議員 議会報告
 小高区耳谷小泉23 渡部一
℡(当面)26-5002  携帯 090 2993 1471


寒中お見舞い申し上げます
一日も早い本当の春が来るよう
 今年も励みます
 
 「明けましておめでとうございます。」とは、どうしても言えない思いがあります。こだわりすぎでしょうか。
 今年こそは良い年でありますように、心から、心から願っております。
 みなさん、無理をなさらないで下さい。

許せない!
「原発事故収束宣言」の真実

 実態を無視した国の「原発事故収束宣言」。そのねらいは事故を小さく見せ、賠償や経費を値切ろうと言うものです。
 賠償問題に取り組んでいる弁護士によれば、東電側は11月段階から「収束宣言」を予告し、形式上帰宅可能になればそれ以降の賠償をしないつもりだといいます。
 民主党の中堅国会議員も「早く帰りたい人を帰して、なるべくお金がかからないようにすると言うことだ。」と、裏付けるような発言をしています。
 野田内閣は、原発再稼動や原発の輸出のために、早く「原発収束宣言」しないといけない「事情」があるようですが、そのために福島県を南相馬市を小高区を置き去りにするようなことは、絶対に許せません。

小高・鹿島区役所
 機能大きく低下が確実
  反対少数で可決!
 12月定例議会に「部設置条例一部改正」議案が提案され、可決されました。部の統廃合・設置が主なものですが、連動しての課の再編や、小高・鹿島区役所が再編されます。

7課を 3課に 
 小高・鹿島区役所の現在は、地域振興課、税務課、市民生活課、健康福祉課、産業課、建設課、そして地域教育課の7課で構成されています。
 今年4月1日からは、地域振興課、市民生活課、産業建設課の3課になります。
 税務課、地域教育課は無くなり、税金や教育にかかわることは、本庁だけになります。また、健康係がなくなりますので、保健師も区役所との連携が乏しくなります。
市民サービス低下 なぜ今の時期に
 議会説明では「区役所の税務課をなくしても、担当を1~2名置いて、市民対応に支障のないようにする。」としています。
 合併後に農業委員会や水道を本庁に集約する時も、同じことが説明されました。
 しかし、間もなく約束は反故にされ鹿島区、小高区の住民は不便な状況になりました。
 この議案の提案理由は「復興を最優先とし・・・」とされています。
 しかし、4月になって小高区などの警戒区域が解除になり『さあ、これから復旧と復興だ。』というときに、肝心の区役所の機能が低下しており、住民サービスが置き去りにされていることになります。
 「復興を最優先」は、単なるお題目だけになってしまいます。
 市長提案には「なんだかんだ言っても反対できない議員」が多すぎます。残念。
◎条例改正に反対した議員 ⇒ 渡部一、荒木千恵子、細田、湊

残念で、悔しくて、少しうれしい 正月
 我が家で新年を迎えない初めての年になりました。残念!! これまでの通りであれば、子ども達が孫を連れて帰省し、にぎやかな正月のはず。
 しかし、今年は郡山市の娘夫婦孫と私共3人(寛一・チイ子・政江)が、山形の娘夫婦孫に合流して一泊の正月となった。少し早い私とチイ子さんの還暦の祝いを兼ねて。
 1月6日、愛媛県に避難・就農している息子夫婦孫が、原町区仮我が家に30分間だけ戻った。タンパクそうにみえるチイ子さんだが、この時ばかりは・・・・・。
プロフィール

watanabekaniti

Author:watanabekaniti
▼1953年(昭和28年)
耳谷生まれ 57歳。
相馬農業高校農業科、福島農業短期大学農業科卒業
▼資格 農業改良普及員。 
▼福浦農協、小高町農協、そうま農協で営農指導員として勤務し、4年前に退職。
▼1972年豊かな農村を創りたいと願い、日本共産党に入党。
小高町連合青年団事務局長 
県農協労連副委員長を歴任。 
▼町・市議会議員30年。

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