FC2ブログ

なじょしてる通信 №257

№257 2012年10月21日発行 
日本共産党 南相馬市議会議員 議会報告
 小高区耳谷小泉23 渡部寬一
原町区北新田本町98-4新田ハイツ2号 携帯 090 2993 1471


寬一の一般質問②
 私の一般質問は、9月19日に行いました。内容要旨の続きです。

;">Ⅰ 市民に寄り添った市政を
1.住宅全壊等の国保税等減免を延長せよ
≪前号からの続き≫

【質問】 問題は、国民健康保険税と介護保険料の減免が、9月末で打ち切られること、延長されない事が明らかになったことだ。
 国は、減免した際の財政支援の条件として、住民税の減免をしていることとした。南相馬市は、所得があったものに対しては、法と条例にしたがって住民税を課すことを言明し、被災した市民の再建に冷たい対応をしてしまった。これが足かせとなって、国保税と介護保険料減免を延長できないことにつながってしまった。

減免延長を求め 実現
 被災した住民の再建を妨げる国の方針に対して、日本共産党は国会内外で延長を強く求めてきた。
 また、被災市町村からの強い要求があった。
 国は、ようやく9月6日になって、減免への財政支援条件を緩めることを通知してきた。南相馬市はこれを受けて、国保税と介護保険料の減免を2013年3月まで実施する条例案を追加提案することを明らかにした。
 私の質問は、通告どおりの質問をし、答弁を求める事が出来なくなってしまった。

しかし
 しかし、国は8割の財政支援としていることから、10割支援することを引続き国に求めていく事が必要であることを強調しておく。
 残り2割の市町村負担に対して、福島県でもその半分の1割を国民健康保険に限って負担する方向になった。介護保険にかかわっても県は1割を負担するよう、県に強く求めていくべきだ。

一方 後期高齢者医療は
 後期高齢者医療制度の減免は、福島県後期高齢者広域連合が決めかねている。緊急に、広域連合に対して、延長・継続を強く求めていくべきだ。

 質問通告時点とは、国の方針変更により提案内容が異なってきたので、通告していた内容については答弁を求めない。
 しかし、次のことだけは言っておかなければならない。
 住民税を減免しないこともさることながら、9月議会を前にした方針決定に際して、市独自にでも国保税と介護保険料の減免延長をしようとしない、南相馬市の冷たい姿勢、市長が市民に寄り添っていない姿勢は明らかだ。

2.防災計画はどうなっている
 ① 非現実的防災計画をいつまで放置するのか
【質問】 当然ですが、南相馬市には「住民の生命、身体及び財産を保護するとともに、被害を最小限に軽減し、社会秩序の維持と公共の福祉の確保を図ることを目的とする。」防災計画がある。
 防災計画では、次のことも定めている。「本計画は、常に地域の実情に沿ったものでなければならないことから、必要に応じて適宜見直しを進めるものである。」と。

原発事故想定なし
 東日本大震災の被害の規模と福島第一原発の事故は、本市防災計画では想定をされていない。
 現状の防災計画での「津波に対する避難対策」では、鹿島区の避難場所は南右田公会堂、烏崎公会堂、南海老公会堂、港公会堂とあります。全て津波で消失した場所にある。
 注釈で「一時的避難は、地域の高台に避難すること。」とある。地域の高台とは、どこですか。
 およそ非現実的のままです。

 交通網などの条件が、大きく変わっている。
 緊急時に対応すべき市の部の設置・体制も変わっている。大震災前にすでに組織機構が変更されていたにもかかわらず、防災計画は変わっていません。
 なによりも事故の最中の原発がある。およそ、非現実的のままになっている。
 南相馬市防災計画では、「原子力災害対策」にも言及はしている。しかし、「応急措置等」として「避難指示」の項目だけで、21行が記されているだけだ。

 再度、申し上げる。「本計画は、常に地域の実情に沿ったものでなければならないことから、必要に応じて適宜見直しを進めるものである。」なのだ。
 現状には全くと言ってよいほど対応していない防災計画を、いつまで放置しておくのか。

来年度見直す?
 横山議員質問の答弁では、「今年度は原発災害編を、来年度に全体計画を見直していく。」と、している。
 そうゆう問題じゃない。
 実情に沿って、適宜見直すとしているのです。実情に沿って、可能なところから、即刻見直していくべきものなのです。
 市長、どうですか。のんびりやっていて良い性質のものではない。

見直しに着手した
【答弁】 現在、国では防災基本計画、防災指針の改定作業を順次進めている。
 県は、今年6月から見直し作業に入った。
 市も、国・県に呼応して検証作業に着手した。

放置したままではないか
【質問】 およそ非現実的な津波避難場所のままだ。
 こんなのは国・県と協議をするまでもない。即刻今日にでも改正できる内容だ。
 やれるところから適宜やっていく姿勢、対応策が必要だ。

 ② ヨウ素剤を今すぐ全世帯配備せよ
【質問】 私のほかに安定ヨウ素剤にかかわって質問をした議員がいるが、趣旨がまったく違う。
 昨年の3月の出来事を言うのであれば、オフサイトセンターが、福島県がそれぞれ小高区役所にヨウ素剤を置いていったが、ヨウ素剤をどうすべき目的で置いていったのか、緊急事態にあってヨウ素剤を市民一人ひとりに配布する事が、いかに困難であったかを明らかにするべきだ。

原発は事故の最中だ
 私は、昨年12月議会にも、本年3月議会にも、6月議会にも「ヨウ素剤を今すぐ全世帯に配備せよ」と質問をしてる。
 今も、福島第一原発は、事故の最中だ。緊急事態のままだ。防災計画が対応していないこともさることながら、緊急の市民の命を守る対応は、どんな事があっても実行しておくべだ。
 9月15日には、タービン建屋などに溜まった高濃度の放射能汚染水を処理する設備から、汚染水が漏れていたことを発表している。7日には、2号機には元々圧力容器底部の温度を測定するための温度計があったが、次々と故障し、測定可能温度計は残り1台になっている事が、明らかになっている。
 8月30日から断続的に、1号機から3号機までの原子炉圧力容器への注水量が低下している。
 事故から1年半が経過した福島第一原発は、今も危険な状態が続いている。
 (以下、次号に続く)

最大の懸案を解決・・・?
 日本共産党を通じて南相馬市にボランティアに来た方が「力仕事を」と言ってくれたので、私の家の片付けをしてもらいました。
 今年4月末にようやく通電した400㍑の冷凍庫を恐る恐る開けて、以前はなんだったか分からなくなっているビニールに入った凍った食材を引っぺがして、畑に穴を掘って捨ててもらいました。
 数年前から臭いを感じなくなっていたはずの我が鼻も、強烈に感じました。一番若い青年は、とうとう耐えかねて・・・吐。
すみませんでした。
 70袋/30㎏の玄米も畑に捨ててもらいました。悔しくて、悲しくて、・・・・・・。
スポンサーサイト



なじょしてる通信 №256

№256 2012年10月14日発行 
日本共産党 南相馬市議会議員 議会報告
 小高区耳谷小泉23 渡部寬一
原町区北新田本町98-4新田ハイツ2号 携帯 090 2993 1471


農業をやめたい
  ⇒ 46% (小高区)
 南相馬市が旧警戒区域の農家を対象に8月に実施したアンケート調査の結果を公表しました。
 9月26日の議会全員協議会で、詳細な報告がありました。

 小高区の主な集計内容は、以下の通りです。
【1】今後の営農をどうするか。
 ① 経営規模を拡大する・・ 1.9%
 ② 同じ経営規模のまま・・18.6%
 ③ 経営規模を縮小する・・ 4.5%
 ④ 農業をやめたい・・・・46.3%
 ⑤ 迷っている・・・・・・27.4%
 ⑥ 無回答・・・・・・・・ 1.3%

【2】営農を続ける場合、どんな形態で。
 ① 個人(家族)経営・・・38.2%
 ② 数戸での共同経営・・・ 8.6%
 ③ 大規模法人組織経営・・ 5.9%
 ④ その他農業法人経営・・ 9.5%
 ⑤ わからない・・・・・・14.7%
 ⑥ 無回答・・・・・・・・23.0%

【3】住居の移転の考えは。
 ① 移転を希望しない・・・36.6%
 ② 国道6号より西・・・・ 2.0%
 ③ 国道6号より東・・・・ 1.8%
 ④ 鹿島区や原町区・・・・ 9.9%
 ⑤ 市外・・・・・・・・・ 7.7%
 ⑥ 迷っている・・・・・・19.2%
 ⑦ その他・・・・・・・・ 5.4%
 ⑧ 無回答・・・・・・・・17.4%

「やめたい」「迷っている」人の合計が、73.7%に及んでいます。
さらに、小高区以外の地を含めた住居移転(迷っている人を含む)を考えている人の合計が40.6%に及んでいます。
このままでは農業の維持・農村の維持そのものが成り立ちません。小高区全体の存亡の危機にあります。
抜本的な対策が求められます。それも緊急に。(※小高区の回収率は56.4%でした。)

復興計画等進捗は 
9月26日の議会全員協議会では、南相馬市復興計画等の進捗状況も報告されました。
以下、旧警戒区域の主なものを記載します。いずれも、9月19日現在です。

生活圏の除染は
環境省の工程計画での9月開始予定から、2ヶ月程度の遅れとしています。
しかし、汚染土壌等の仮置き場が決まっていません。仮置き場が決まってから、造成工事をして、その後に除染となります。除染作業自体は、実際にはもっと遅れるものと思われます。

再生可能エネルギー導入推進 
9月を目標に推進ビジョンを策定するとしています。
しかし、用地や事業事前協議が遅れています。

ガレキ処理進まず
ガレキ仮置き場3ヶ所の内、塚原は造成工事中。ほか2ヶ所は10月中の用地確定に向けて協議中。

防災集団移転
 被災地買取価格が決まったことから、9月8日から住民説明会を実施中。

災害公営住宅整備  万ヶ迫は、移転希望者が1世帯のみのため、事業が成り立たない状況にある。
 東町地区は、開発に幅6mの進入路が必要なため、近隣地権者と協議中。
 ←1ヶ月前の報告と変わらない。

海岸災害復旧
 南相馬市の海岸堤防は18,478m。内、旧警戒区域内は10,963m。現在、測量設計中。
※ 福島県の事業だが、建設海岸部と農林海岸部とに分かれている。これまでの堤防高は海抜6.2mだったが、今後 は7.2mにすることになっている。

水道復旧は
 小高北部簡易水道は、334件の給水を9月18日再開した。
 小高上水道の応急復旧は、本年度内を目指している。現在漏水調査中であり、被害状況把握に予想以上の時間を要している。

下水道は
 下水管渠の応急復旧を今年中に完了したいとしている。本復旧は来年度末完成予定。

農地除染は
 10月末までの予定で、モニタリング調査を実施中。住民説明会の準備を進めているが、開催時期は未定。
 本格除染作業は9月以降を見込んでいたが、汚染土壌等の仮置き場の設置・確保が決まっておらず開始していない。2014年3月までに除染が完了する予定だが?。

寬一の一般質問①
 私の一般質問は、9月19日に行いました。内容の要旨は、以下の通りです。

Ⅰ 市民に寄り添った市政を
1.住宅全壊等の国保税等減免を延長せよ
【質問】 私は、「市民に寄り添った市政」を強く求めること、この1つに絞って質問をする。市民に寄り添っていない市政になっていると、私はもちろん、多くの市民が思っているからだ。

市長は涙する場が? 
 本定例議会の提案説明で市長は冒頭に、大臣が自殺してしまったことを悔やみ、哀悼の意を表した。涙ぐんでいるようにも感じられた。
 そのことを悪いとは言わない。
 3ヶ月前の6月定例議会の開会直前に、小高区の私の自宅から近い方、54歳の働き盛りの男性が、小高区の自宅で自殺をした。
 警戒区域は解除されたものの、避難を強いられ続け、先が見えないこと、荒れ果てていく大地と、朽ちていく我が家に悲観したものと思われる。
 6月議会で市長、貴方は彼の死を悼み、悔やみ、哀悼の意を表しましたか。涙ぐみましたか。
 大臣の死と、市民の死のどちらが重いかを比べるものではないが、貴方はどれほど市民の思いを受け止めているのか。疑問です。
 貴方は、どれほど市民に寄り添っていると言えるのか。

被災者の医療・介護は
 質問に入ります。
 私は、厚生労働省が、避難指示区域以外の住宅全壊等被災者の医療・介護の保険税、保険料、医療費、利用料の減免措置を9月末で打ち切ると同時に、国保や介護の制度の枠内で、市町村が災害減免を実施する際には、2013年3月末まで免除費用の8割を補助すると通知したことに対する、南相馬市の対応について、質問を通告した。
 南相馬市は、9月3日、今議会開会前の議案説明において、避難指示区域外すなわち、原発から30㎞圏外の津波などで住宅が全半壊した者などへの、国民健康保険一部負担金、医療費の自己負担分です。これと介護サービス利用料の免除期間を、2013年2月末まで延長することを提案するとしていた。
 私は、2月末ではなく、3月末までではないかと担当部署に再確認を要請していた。9月5日に福島県から訂正する旨の文書が来たとのことで、3月末までの延長であるとの訂正を我々にも知らされた。
 これらのことは、あらためて言及をしません。が、
  (以下、次号に続く)


突然 張り切ってはなりません
 先週は相馬地方広域市町村圏組合議会(南相馬市からの議員は、渡部寬一、竹野、湊、中川、西銑治)での行政視察で、群馬県館林高等看護学校、前橋市消防局、渋川広域消防に行っており、「なじょしてる通信」を発行できませんでした。
 相馬地方では、消防本部を建てかえることにあわせて最新式の通信機器システムを導入することにしています。緊急での現場到着が着実化、迅速化さます。【以上、発行できなかった言い訳です。】
 10月7日、衆院小選挙区京都2区の日本共産党後援会が、牛越仮設住宅に「炊き出し、支援物資配付ボランティア」に来ました。
 私も応援して、張り切って餅つきをしましたが・・・・・・。
 翌日から、背中と足と腕と腰が・・・・・・。
プロフィール

watanabekaniti

Author:watanabekaniti
▼1953年(昭和28年)
耳谷生まれ 57歳。
相馬農業高校農業科、福島農業短期大学農業科卒業
▼資格 農業改良普及員。 
▼福浦農協、小高町農協、そうま農協で営農指導員として勤務し、4年前に退職。
▼1972年豊かな農村を創りたいと願い、日本共産党に入党。
小高町連合青年団事務局長 
県農協労連副委員長を歴任。 
▼町・市議会議員30年。

最新記事
フリーエリア
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
フリーエリア2

検索フォーム
リンク
RSSリンクの表示