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なじょしてる通信 №286

№286 2013年 6月16日発行 
日本共産党 南相馬市議会議員 議会報告
 小高区耳谷小泉23 渡部寬一
原町区北新田本町98-4新田ハイツ2号 携帯 090 2993 1471


6月補正予算
  5億5千万円を追加
 12日から始まった6月定例議会に提案されているのは、議案21件(条例関係7件、予算関係7件、その他7件)、報告6件です。
 一般会計補正予算では震災・原発災害からの復旧・復興や地域再生加速策など必要な予算を措置するとしています。
 補正額5億5,043万円を追加し、歳入歳出総額は1,067億5,134万円になります。
 
主な 条例は 
◎ 市職員の退職手当条例一部改正
 ・ 退職金の官民均衡を図ることを理由に、2015年まで段階的に84%まで引下げる。
 ・ 施行日 2013年7月1日

◎ 大震災被災者の国保税・介護保険料の減免条例一部改正
 前年度までだった大震災・津波などで主たる生計維持者の死亡・住宅の全半壊等の減免制度を1年間延長(今年度も減免)する。

◎介護保険条例の一部改正
 「2013年度・2014年度の第1号被保険者(65歳以上の方)の保険料率を、各段階ともに52.3%引上げる」と3月議会で決定していましたが、負担軽減を行なうために、2013年度分は引上げないことにする。

※ 第一原発から30㎞圏内と30圏外の津波等被災者は、介護保険料は減免になっているので、この軽減策の対象  外。

◎ 小・中学校条例と幼稚園条例一部改正
 ・ 真野小学校を廃止し、鹿島小学校に統合する。真野幼稚園を廃止する。
 ・ 施行日 2014年4月1日

◎ 子どもの利用に係るスポーツ施設の使用・利用料金の免除条例制定
 ・ 原発事故で子どもが運動する機会が減少していることから、スポーツ施設の利用料金等を免除して、子どもの 利用増進と運動不足解消を図る。
 ・ 対象施設 29施設
 ・ 免除期間 2013年7月~2016年3月
 ・ 対象者 18歳以下(市内の高校に通学している方を含む)
 ・ 施行日 2013年7月1日

 ※ この免除条例(無料)案は、3月議会で「屋内プールの設置にあたり、子どもの利用料は無料にすべきだ」と  の多くの意見が出たことを受けて、市長が今回提案してきた議案です。

 主な その他議案は 
◎ 工事請負契約締結
【下太田工業用地造成工事】
 ・契約相手方 ⇒ 庄司建設工業㈱
 ・契約金額 ⇒ 2億2,155万円(競争入札)

【鹿島西町災害公営住宅建築主体工事】
 ・契約相手方 ⇒ 関場建設㈱
 ・契約金額 ⇒ 6億2,160万円

【大町(東)災害公営住宅建築主体工事】
 ・契約相手方 ⇒ 石川建設工業㈱
 ・契約金額 ⇒ 12億9,675万円

【大町(西)災害公営住宅建築主体工事】
 ・契約相手方 ⇒ 庄司建設工業㈱
 ・契約金額 ⇒ 6億7,930万円

災害関連死 419人に
 6月6日現在の、南相馬市の災害関連死は、更に10人増えて、419人に及んでいます。5月15日に開かれた審査委員会の結果によるものです。
 震災時の直接死636人と合わせて、南相馬市の震災関係死亡者数は1,055人になってしまいました。
 残念です。

ありがとうございました・・・
 震災前から愛用していたちょこっとみるど革靴みでぃにめえるスニーカーがとうとうぼじょごっちぇしまいました。
 長い間酷使してしまい、すみませんでした。
 いだましぃと思いつつぶんなげるしかありませんでした。
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なじょしてる通信 №285

№285 2013年 6月 9日発行 
日本共産党 南相馬市議会議員 議会報告
 小高区耳谷小泉23 渡部寬一
原町区北新田本町98-4新田ハイツ2号 携帯 090 2993 1471


双葉郡内(6号国道)
  特別通過交通 7月から
 原発事故のために通行できないでいた双葉郡内(帰還困難区域)。国道6号線等の特別通過交通が、国・県・南相馬市を含む関係市町村の協議で整いました。

 以下、市民通行許可の要点です。
 ① 対象者の限定
  ⅰ.南相馬市に住民登録がある方(2011年3月11日時点を含む)。
  ⅱ.催事参加、墓参、通院、通勤、家族に会うなどの目的が明確であること。
 ② 通行証の発行と手続き
  ⅰ.通過車両と通過する方の両方の許可が必要(同乗する可能性のある方の全ての許可を取っておくことが必要   です。)。
  ⅱ.手続きの詳しい内容は、6月下旬に全世帯に発送する「特別通過交通制度のお知らせ」で知らせる。
  ⅲ.申請書受付開始は7月1日から、通行証発行は7月10日頃からの予定。
  ⅳ.通行証の有効期間は、最長で3ヶ月間。

 ※ 通過に伴う放射線被曝は、自己責任の世界です。
   通過車両乗車者の実行線量評価は、楢葉町から南相馬市の間を時速40㎞で走行した場合、2.9μSvとされて  います。

市・市議会主催
  国・東電の市民説明会 7月7日に予定
 南相馬市の復旧・復興を大きく阻んでいるのが、いっこうにすすまない原発事故の収束と、実態にそぐわない損害賠償、そして国の遅すぎる対応にあります。
 多くの市民がこのことを強く感じていても、直接、国や東電に説明を求める機会が少ないままでした。
 南相馬市と南相馬市議会が主催する市民説明会を企画しています。その予定は、次のようになっています。

国・東電に求める市民説明会
 ・ 日 時:7月7日(日)
       午前9時30分~
        及び、午後1時30分~
   午前、午後ともに参加者を1,000人を見込んでいます。
 ・ 場 所:南相馬市民会館(ゆめはっと)
  ※ 詳細は、6月15日号の「広報みなみそうま」でお知らせします。
   奮って参加下さい。

寬一の一般質問○完
 私の一般質問は、3月7日に行いました。内容の要旨の続きです。

Ⅱ 市民に寄り添った市政を
  市民の命を守ることを最優先に

1.子どもの甲状腺がん検診を南相馬市独自に進めよ
【質問】 2月14日、福島県健康管理委員会は、3人の子どもの甲状腺ガンを確認したとされる。
 また、7人が「ほぼ甲状腺がん」と診断されている。合計10人です。
 福島県は、チェルノブイリ原発事故によるガンが見つかったのが、事故の4~5年後だったとして「放射線の影響は考えられない。」と説明している。本当でしょうか。

チェルノブイリでは
 私は、チェルノブイリ原発事故後の子どもの甲状腺がん患者数の資料をよくよく見た。
 患者数が激増するのは、確かに4~5年後だ。しかし、チェルノブイリに近いウクライナ、ベラルーシのデータを見ると、2年後には増加傾向にあることがはっきりと分かる。

 今度の福島県の調査での甲状腺がん患者が、福島第一原発事故の影響がないと断言できるものではない。多くのお母さんたちは、このことに気付いてきている。

福島県は
 福島県の甲状腺検査は、2014年3月までに全市町村を一巡し、4月以降は20歳までは2年ごと、21歳からは5年ごとに検査するとしている。
 甲状腺がんの進行は、他のガンに比べれば遅いことは分かるが、早期発見にこしたことはない。2年ごと、5年ごとの検査では、お母さんたちの不安を払拭できません。

南相馬市独自に 
 そこで提言をいたします。2年に1度の福島県の検査の穴を埋めるために、南相馬市として独自に甲状腺がん検査を実施し、結果、毎年検査を受けられるようにすべきです。
 この件は、後ほど荒木千恵子議員が更に詳しく質問するので、私は提言だけにとどめて答弁を求めない。

荒木質問では
 上の趣旨で荒木議員が質問したことに対する答弁は、以下です。
【答弁:健康福祉部長】 市民の健康管理と不安解消を図るため、市でも検査できるように協議検討していく。

1.浪江町にならった「市民健康手帳」の発行と、市民の健康管理の徹底を進めよ
【質問】 浪江町は昨年7月、放射線健康管理手帳を作成し、全町民に配付した。
 内部被曝検査結果、通常の健康診断の結果、甲状腺がんなど各自が受診したガン検診の結果、震災後の診療記録、行動記録などを書き込むようになっている。
 生涯にわたる健康不安に対応し、必要によっては国、東電に対する制度や賠償の根拠にもなりうるものだ。
 南相馬市でも、浪江町にならって、市民の健康管理の徹底を進めるために、健康手帳の発行と活用を進めることが必要だ。

【答弁:健康福祉部長】 本市独自の市民健康手帳の発行は、考えていない。

【再質問】 県の実施内容も不十分だ。単に県・国にやれとか、急げと言うだけでなく、市独自に進めることが地方自治体としての南相馬市に求められる姿勢だ。
 さらに検討をすすめることを強く期待する。

【以上で、3月議会での私の一般質問は終わりです】


嬉・・・
 6月1日、福浦中学校の同級会が山梨県河口湖で開かれました。バスでの修学旅行気分でしたが、朝からビールの修学旅行です。同級会は楽しいです。いくら気どったところで、鼻を垂らしていたことや、先生にぶんなぐらっちゃことなどみんな知り尽くしていますから・・・・。
 私の幹事長挨拶は、原発事故とその避難状況に触れないわけにはいきませんでした。そして、くれぐれも健康に留意することを・・・・。

怒!!!
 幹事長のくせに6月2日早朝、みんなに名残を惜しんで東京の明治公園に向かいました。「原発ゼロをめざす中央集会」に参加してきました。
 若い方や女性の方々の活躍が目に焼きつきました。
 全ての子どものために、世界の全ての人のために何としても原発ゼロを実現しなければと、大きな声を張り上げてきました。

驚・嬉・まよい
 帰りのバスでサービスエリアに入ると、同級会メンバーと偶然、再会。どちらに乗って帰ってよいのやら。

※訂正とお詫び
 先週号「なじょしてるかんいち通信№284 6月2日付け」で、『12月議会の日程は』の見出しは、『6月議会の日程』の間違いでした。
 ごめんなさい。

なじょしてる通信 №284

№284 2013年 6月 2日発行 
日本共産党 南相馬市議会議員 議会報告
 小高区耳谷小泉23 渡部寬一
原町区北新田本町98-4新田ハイツ2号 携帯 090 2993 1471


小高等生活ごみ焼却へ
 小高区等の警戒区域が解除されてから1年1ヶ月余になりますが、ようやく生活ごみの焼却ができる目途が立ちました。
 これまでクリーン原町センター周辺住民の理解が得られないために、小高区等のごみは放置されたままでしたが、5月24日のクリーンセンター周辺住民説明会で焼却受入れの了承が得られました。
 5月末から焼却が始められることになりますが、塚原などのガレキ仮置き場に仮置きされていた生活ごみから、処理されることになります。1日当たり10トンを焼却します。

【回収方法】
・ 個人がクリーンセンターに持ち込むことはできません。
・ 市と各行政区長さんが相談の上、行政区ごとの日程を決めて収集し、ガレキ仮置き場に集積します。
・ ガレキ仮置き場から、毎日定量をクリーン原町センターに運んで焼却します。
・ 具体的な日程や収集方法などは、各人に文書で連絡します。
※ これまでの試験焼却の結果では、クリーン原町センター周辺の環境には、放射線量が増えるなどの問題は発生 していませんでした。

臨時議会 
  6億5千万円を補正
 5月28日に臨時議会が開かれ、4件の議案が審議されました。
 いずれも全会一致で可決されました。
 一般会計補正予算は、補正額6億5,698万円を追加し、補正後の予算総額は1,062億91万円となりました。

 補正予算の主なものは、
・ 鹿島西町災害公営住宅整備事業2,996万円を追加:建設工事単価の増によるもの。
・ 農地保全管理業務の予算組替えと金額増(8億4,885万円から14億1743万円に)。

6月議会の日程は
 6月定例議会の日程は、以下の予定になっています。
 6月12日 本会議(議案の提出及び説明)
   17日 本会議(一般質問)
18日 本会議(一般質問)
19日 本会議(一般質問)
   20日 本会議(議案質疑、委員会付託)
   21日 各常任委員会
   26日 本会議(委員長報告、質疑討論、表決)

※ 6月議会を前にして、4日:議会全員協議会(議案説明)、5日:一般質問内容聴取、7日:議会運営委員会等の 日程が入っています。

寬一の一般質問⑤ 
私の一般質問は、3月7日に行いました。内容の要旨の続きの続きの続きの続きです。

Ⅱ 市民に寄り添った市政を 
 市民の命を守ることを最優先に
1.ヨウ素剤を今すぐ全世帯配備せよ
【前号からの続き】

【質問】 市長は、小高区にヨウ素剤があったことも、国、県からヨウ素剤が届いていることも知らないままでした。
「私が服用を指示したことで、罪に問われることは無いか。」と心配する一幕もありましたが、私は「市長には服用の指示権はない。しかし、罪に問われるようなことになれば、市民は市長を守る。」と断言しました。
市長は時間をおかずに了解し、何とかつながる事ができた衛星行政無線通信で、小高区役所長に配布・服用を指示しました。

停電が多く、真っ暗の道を小高に帰り急ぐ車の中で、私と志賀議員の耳に入ってきたラジオの声は「20㎞圏内の住民避難指示」でした。
小高区役所には、まだ「避難」の情報は届いていませんでした。
私たちが区役所に戻った時は、集落ごとに区分けした安定ヨウ素剤を前にして、決死の配布隊員に選ばれた市職員が、最後の打合せをしていました。
「避難」を伝えると同時に、避難広報と、避難誘導に全区役所員が立ち上がりました。
小高区民はくもの巣を散らすように、避難を始めます。ヨウ素剤配布は、配付する暇も、配付する方法も失ってしまいました。

 あの場面でも、それでもヨウ素剤を服用させるべきだったのではないかと、今でも迷い悩やみ、悔やんでいます。

 以上であります。
 いったんことが起きれば、安定ヨウ素剤を市民に配布することは、極めて困難です。いえ、配付することは不可能です。

 原子力規制委員会は、2月27日の定例会で原子力防災指針をパブリックコメントを終えたとして、改定案を決定した。
 パブリックコメントでは「原発から半径5㎞圏内としているヨウ素剤の事前配付の範囲が狭すぎる。」などの多数の意見があったが、パブコメの反映は字句の修正だけで、大枠は変えなかった。
 現場を知らず、現場の意見も聞くことも無い、何と恥知らずの原子力規制委員会なのか。だから、寄生虫の寄生。原子力に寄生する寄生委員会と揶揄されているのです。
 そして、まことに不適切な、まことに不透明な原子力防災指針のままで、3月18日をめどに各自治体に地域防災計画をつくれと指示している。

 市民の命を軽んじている原子力規制委員会の指示待ちでは、どうしようもありません。
今も、福島第一原発は、事故の最中です。緊急事態のままです。
 安定ヨウ素剤を今すぐ全世帯配備すべきです。市民に寄り添えば南相馬市独自での判断で配備すべきだ。
 いかがか。

国・県の判断待ち
【答弁:復興企画部長】 原子力規制委員会の指針では、30㎞区域の服用は今後の検討課題とされている。
 今後の検討結果を踏まえて、県防災計画の見直しと合わせて対応していく。

【再質問】 いつまでも決められない規制委員会、市民の命を軽んじているとしか思えない原子力規制委員会の判断待ちをすべきではない。市独自の判断で配備をすべきだ。
 三春町やいわき市で実施していることを桜井市長はなぜ実施できないのか。なぜ決断できないのですか。

期待・・・」 だけ
【答弁:市長】 議員から質された事態は十分承知しており、防災計画見直しのなかで申し上げている。
議員の意見が反映される見直しを期待している。

【再々質問】 期待できないから提言している。
市長は自らの意思で進めることが欠如しているのではないか。姿勢を改めるべきだ。

【以下、次号に続く】

怒!!!
 5月23日の「旧警戒区域の復旧・復興市民説明会:小高中部地区」で質問に答えた環境省は、『0.23μSv/時(1mSv/年)以下の所は、除染をしない。』と言い張りました。

とんでもありません。ブーイングなど、会場はただならぬ雰囲気になりました。
20㎞圏外は南相馬市が除染しますが、0.23μSv/時以下も除染する計画です。環境省が除染する20㎞圏内は、除染しないというのです。
私は説明会終了後、市長に真偽を確かめました。市長は「私も始めて聞いた。そんなことがあってはならない・・・・。」と。
27日の東部地区説明会で環境省は「舌足らずだった。0.23μSv/時以下の所は除染を要しないが、具体策は市と相談しながら対処していく。」と。
いずれにしても、国(環境省)は「元の自然、元の大地に戻していく」考えはないようです。このまま、黙っているわけにはいきません。

嬉・・・
5月29日朝刊に「震災時 女川原発所長で避難者受入れ 渡部氏(南相馬市出身)に功労者賞 世界原子力発電事業者協」の見出し・記事が載っていました。
たかおちゃんは、小高区耳谷字東田(富沢商店の北側)出身で、私と同い年の大の仲良しのいとこ(正確には私の父のいとこ)です。私の家で4歳まで親子共々暮らしていました。今でも時間が許せば大酒を飲み合います(原発の話しはしたことはありませんが)。
 たかおちゃんとかんちゃんはすすんだ道、立場は異なりますが、このような賞を頂いたことは、誇りに思っています。
プロフィール

watanabekaniti

Author:watanabekaniti
▼1953年(昭和28年)
耳谷生まれ 57歳。
相馬農業高校農業科、福島農業短期大学農業科卒業
▼資格 農業改良普及員。 
▼福浦農協、小高町農協、そうま農協で営農指導員として勤務し、4年前に退職。
▼1972年豊かな農村を創りたいと願い、日本共産党に入党。
小高町連合青年団事務局長 
県農協労連副委員長を歴任。 
▼町・市議会議員30年。

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