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なじょしてる通信 №297

№297 2013年 9月 1日発行 
日本共産党 南相馬市議会議員 議会報告
 小高区耳谷小泉23 渡部寬一
原町区北新田本町98-4新田ハイツ2号 携帯 090 2993 1471


9月議会の日程は
 9月定例議会の日程は、次のようになっています。

○ 議会前の段取り日程
 9月 2日 議会全員協議会(議案説明)
   3日 一般質問通告期限、質問順序抽選
      一般質問内容の市からの聴き取り
     ※ 請願・陳情提出期限
 5日 議会運営委員会
◎ 本
9月10日 本会議(議案の提出及び説明)
  13日 本会議(一般質問)
  17日 本会議(一般質問)
  18日 本会議(一般質問)
  19日 本会議(議案質疑、委員会付託)
  20日 各常任委員会【寬一は文教福祉】
 (24日 討論の通告期限)
 (25日 委員長報告質疑の通告期限)
  26日 本会議(委員長報告、質疑討論、
          表決)

※ 2012年度決算認定の議案は、決算審査特別委員会に付託されることになります(予定)。
  10月23~25日に特別委員会審査が計画されています。

※ 相馬地方広域市町村圏組合(消防行政など)議会は、10月16日の予定です。

小高区医療復興計画は
 先の議会全員協議会で「小高区地域医療復興計画(素案)」が示されました。以下、その概要です。

【医療供給体制の目標】
① 2014年度に市立小高病院で外来診療を再開する。
 ② 避難指示解除後、市民の居住状況を見て入院診療の必要性を検討する。
 ③ 民間医療機関の再開支援をする。

【人材確保の目標】
① 小高病院の施設管理者となる医師を早急に確保する。
② 開業医を含め、小高区の医療全体を震災前の水準にすることを目指す。
③ 小高病院で必要とする看護職員の確保を図るとともに、市内で不足する看護職員の充実を目指す。

 なお、「この計画は、状況の変化に応じて柔軟に見直す。」としています。

 私は説明を受けた後に、「再開の最大の課題は、スタッフの確保である。
その際、3.11後の小高病院の医師、看護師等のスタッフへの市と市立総合病院の対応は実に差別的であり、人格をも否定するものでもあった。
スタッフ確保に当たっては、最初に市長と総合病院は、反省と謝罪が必要である。」ことを求めました。


原町火発
 木材チップ燃焼計画再開
 
東北電力原町火力発電所から、大震災前に計画していた「木材チップを石炭と混合・粉砕して燃焼させる計画」を再開すると、南相馬市に報告がありました。
 当面、中通りと会津地方、宮城県から調達する木材を年間6万トン(石炭重量比で1%)燃焼させます。これでCO₂を5万トン(年間)削減できるそうです。
 地域の理解を得ながら、2015年4月に試運転を開始したいとしています。

※原町火発総出力 ⇒ 200万kW(100kW×2基)


運転手 = チイ子さんの命令 ?
24、25日に東京で日本母親大会があり、マイクロバスの運転手を兼ねて参加してきました。
多くの収穫がありました。とても印象に残った言葉は「私たち一人ひとりの力は微力ですが、無力ではありません・・・」でした。「ほーだ、んだ、んだ、んだ」と何度も心の中で返事をしました。
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なじょしてる通信 №296

№296 2013年 8月25日発行 
日本共産党 南相馬市議会議員 議会報告
 小高区耳谷小泉23 渡部寬一
原町区北新田本町98-4新田ハイツ2号 携帯 090 2993 1471


復興計画等の進捗状況②
 8月2日の南相馬市災害対策本部に報告された市復興計画等の進捗状況概要の「なじょしてる通信№294」の続きです。

水道は ◎ 避難指示区域
 ・ 原町区と小高北部簡易水道、小高西部簡易水道は、2012年度内に復旧を完了。
 ・ 小高上水道の復旧率は、郊外で100%、市街地で24%。今年度内の復旧を見込む。

下水道は ◎ 避難指示区域
 ・ 小高浄化センターは、本年6月から本格的汚水処理を再開した。
 ・ 管路は13工区中、2工区が完了。全工事完了は、2014年3月を予定。

災害公営住宅整備は
事 業 ヶ 所 戸数 完成予定

原町 大町東災害公営住宅 80戸 2014年12月
大町西災害公営住宅 40戸 2014年12月
大町南災害公営住宅 29戸 2015年12月
集合住宅・戸建住宅 71戸 2016年12月
鹿島 西町災害公営住宅 30戸 2014年 6月
西川原災害公営住宅 28戸 2014年 2月
西川原第2 〃 32戸 2015年 2月
小高 東町災害公営住宅 20戸 2015年 3月
万ヶ迫災害公営住宅 20戸 2015年 2月

防災集団移転は
 ◎避難指示区域(20㎞圏内)
  ・ 計画中の11団地を、2014年度中完成を予定。
  ・ 移転元の移転促進区域の買取りは、個別相談会を10月から開催し、2014年度から買取り実施予    定。

 ○その他の区域(20㎞圏外)
  ・ 計画中の22団地造成を今年度中に完成予定。
  ・ 移転元の買取りは、7月から始め2014年度中完了の予定。

海岸災害復旧は
 ◎避難指示区域(20㎞圏内:堤防10,174m)
  2015年度~2016年度に順次完了予定。

 ○その他の区域(20㎞圏外:堤防 6,390m)
  2014年度~2015年度に順次完了予定。

病院も介護施設も 復旧には 程遠し
  深刻なスタッフ不足

 医療や介護が復旧・復興していません。原発事故と原発事故が収束していないことが原因です。

市内 介護施設の状況(8月1日現在:詳細は裏面に記載)

【入居系 介護施設】※特別養護老人ホーム等
震災前 現稼動 増減 割合
施設数 15 12 △3 80%
床 数 680 491 △189 72%

【居宅系 介護施設】※ディサービスなど
震災前 現稼動 増減 割合
施設数 70 58 △12 83%

要支援・要介護認定者の状況(4月末現在)
震災前 現 在 増 減 割合
要支援 590人 917人 327人 155%
要介護 2,171人 2,558人 387人 118%
合 計 2,761人 3,475人 714人 126%

市内 医療機関の状況
【病院】※一般、療養、精神病床数の合計
震災前 現稼動 増減 割合
病床数 1,329 523 △806 39%

【医院・診療所】
震災前 現稼動 増減 割合
診療所 39 27 △12 69%
歯科院 32 23 △9 72%


介護職員スタッフは
 グループホーム石神(認知症対応型共同生活介護施設)は、震災原発事故後の今年3月1日にようやく開設にこぎつけました。
 しかし、介護スタッフ不足で9人しか入所できません。本来の定員は18人です。

病院では
 市立総合病院などでは、看護師不足のために病床に余裕があっても、入院患者数を制限せざるを得ない状況が続いています。
 南相馬市立総合病院の病床は230床ですが、7月30日現在の在院患者数は121人です。

再稼働どころでない
 タンクの高濃度汚染水漏れで改めて明らかになったことは、いったん原発事故が起これば放射性物質による汚染が際限なく広がる危険性があることです。
 安倍自公政権は原発再稼働に血道を上げるのでなく、福島第1原発の現状と真剣に向き合い、これ以上の放射性物質による汚染の拡大を防ぐための抜本的な対策に全力をあげるべきです。

夜の口笛なんねと・・・・
 子供の頃、祖父:義意に「夜は爪を切ってなんね。口笛を吹いてはなんね。」とよく言われました。
 指先を守る爪は、農民にとって大切な体の一部です。長い爪はあり得ない一方で、深爪をしてしまえば仕事になりません。照明が十分でない時代は、夜の爪切りは危険だったのです。
 左足小指から血が出てしまいました。伸びていた足の爪を切ろうとしたのが、午後8時、焼酎を飲みながらでした。


市内介護施設の状況(2013年8月1日現在)

【介護施設(入居系サービス)】
施 設 の 種 類     震災前   震  災  後       現稼動
施 設
          新・増設 休 止 廃 止
1.介護老人福祉施設
 (特別養護老人ホーム)施設数   5   ―   1  ―    4
       床 数 310   ―  50  ―  260
2.介護老人保健施設
 (老人保健施設)   施設数   3   ―   1  ―    2
       床 数 258   ―   100  ―  158
3.介護療養型医療施設 施設数   2   ―   1  ―    1
       床 数  31   ―  21  ―   10
4.認知症対応型共同生活介護
(認知症高齢者グループホーム)施設数5   1    1  ―    5
       床 数  81  18  36  ―   63
合     計   施設数  15   1   4  ―   12
       床 数 680  18 207  ―  491

【介護施設(居宅系サービス)】
施 設 の 種 類           震災前  震  災  後      現稼動
施 設
               新 設 休 止 廃 止
1.訪問介護      事業所数  13   ―   1   1  11
2.訪問入浴介護      事業所数   4   ―   1   1   2
3.訪問看護      事業所数   5   1   2   ―   4
4.訪問リハビリ      事業所数   ―   2   ―   ―   2
5.通所介護(デイサービス) 施設数  13   2   1   ―  14
6.通所リハビリテーション 施設数   3   ―   1   ―   2
7.短期入所生活介護 施設数   5   ―   1   ―   4
8.短期入所療養介護 施設数   5   ―   3   ―   2
9.認知症対応型通所介護 施設数   3   ―   2   ―   1
10.指定居宅介護支援事業者 事業所数  19   2   3   2  16
 合    計      施設数  70   7  15   4  58

なじょしてる通信 №295

№295 2013年 8月18日発行 
日本共産党 南相馬市議会議員 議会報告
 小高区耳谷小泉23 渡部寬一
原町区北新田本町98-4新田ハイツ2号 携帯 090 2993 1471


臨時議会
 5億5千万円を補正
 臨時議会が8月7日に開かれ、議案8件(条例関係1件、予算関係1件、その他6件)、諮問1件が提案され、賛成多数で全議案が原案通り可決されました。
 予算の審議では修正案が出され、多くの時間をかけて議論されました。

 補正予算は  
 原発事故の影響で子供たちが運動する機会が減少し、肥満傾向の拡大や体力低下がみられるなど、子供が育つ環境が損なわれていることから、子どもの運動機会を確保する事業のほか、緊急に対応を要する予算を措置しました。

 補正額5億5,857万円を追加し、一般会計予算総額は、1,073億991万円になりました。

・南相馬チャンネル整備 9,435万円
  新たに7局の送信所を整備し、視聴エリアを拡大する。
  小高区は本町地内、原町区は小川町、橋本町、日の出町、北原、上北高平、大甕の各地内。

・大震災農業生産対策交付金事業 690万円
  真野地区機械利用組合にWCS専用収穫機械一式のリース代補助。1,449万円の事業費に690万円を補助。

・石神中校舎耐震改修 1,848万円
  高架タンク基礎更新、仮設校舎内トイレ増設等の工事費増額。

・わんぱくキッズ育成施設整備 2億7,471万円
  子どものための屋根付き遊び場建設工事一式。原町区高見町地内(ふれあいドーム跡地)に1,200㎡の 鉄骨造幕素材の屋根をかけ、人工芝にして遊具一式を配置する。

・児童センター遊具更新 329万円
  東町児童センターの滑り台、うんてい。上町児童センターの鉄棒。

・学校遊具更新 1,368万円
  原一小の6人用ブランコ、登り棒。
  原二小の複合遊具(滑り台付き)
  原三小のジャングルジム、滑り台。

・ちびっこ広場遊具更新 1,785万円
  旭町、橋本町、日の出町、上太田、馬場各ちびっこ広場のブランコ、滑り台、ジャングルジムなど。

・北泉海浜公園遊具更新 7,895万円
  滑り台ローラー、滑り台コンクリート、動物コンクリート。

・鹿島体育館整備 1,892万円
  地震で壊れたため撤去した体育館(JAそうま本店の隣)建て替えのための実施設計費、用地測量費。

・風しんワクチン接種助成 3,141万円
  平成2年4月1日以前に出生した者のワクチン接種に10,000円以内の助成。

わんぱくキッズ施設整備で議論白熱
 修正案は賛成少数
 補正予算の審議中、提案された「わんぱくキッズ育成施設整備事業」の内容に問題があるとして議論を呼びました。
 事業予算をゼロに戻し「充実した内容での再検討、再提案を急ぐべきである。」との修正案が提出されました。

 私は、修正案(山田議員提出)に賛成の立場で次のような意見を述べました。

渡部寛一の修正を求める討論(要旨)
① 痛恨の思いでの修正案賛成討論である。待望施設の提案であるが、内容を知るにつれ、残念でならな  い。

② 原発事故から2年半も経っての提案にもかかわらず、お粗末な中途半端な施設だ。
  市長は何をやっていたのか。その場しのぎの上、遊び場の担当部署もコロコロ変わり、横の連絡・調整 も不十分。市長の明確な指示、指導が足りない。
  答弁に一度も立たない等「何よりも子供を大切にすることを先行すべき」市長の姿勢が感じられない。

③ 寒い時期の高見町公園には、ほとんど人が見られない。屋根をかけただけの開放型遊び場では、季節や 天候によっては利用されない施設になる。お母さん方からは、魅力のないものだ。

④ 「現在検討中の屋内体育施設(スポーツ施設)とは別施設である。」としているが、その施設は2013年 度中に定める「スポーツ振興計画」で具現化していくとしており、その内容も設置時期も全く分からない 状況のままだ。

⑤ 市民やお母さん方の願い、12月議会で全会一致で採択された「『子どもに放射能の心配なくのびのびと 遊べる場』を市が責任をもって確保してください請願書」の願意、議会の意思とは、ほど遠いものだ。
 いったんこの事業計画を引っ込め、至急再検討と再提案をすべきだ。

◎修正案に賛成 ⇒ 渡部寛一、荒木千恵子、大山、山田、中川、鈴木、志賀、平田、土田、湊
●修正案に反対 ⇒ 伹野、奥村、田中京子、田中一正、細田、水井、竹野、小川、小林、西一信、西銑治、今村

 全議員が待望していた施設でした。「何としても急いで作るべきだ。」「急いで作る必要はあるが、きちんとしたものを。」で意見が分かれてしまいました。
 意見が分かれるような提案をしてきた市長の姿勢は、残念です。

 条例は 

◎ 市スポーツ施設条例改正
・ 原町ふれあいドーム(高見町)を廃止する。
・ 施行日 2013年9月1日

 その他議案は 

◎ 工事請負契約締結
【鹿島区西川原災害公営住宅建設工事】
・契約相手方 ⇒ 庄司建設工業㈱
・契約金額 ⇒ 4億7,250万円(競争入札)

【まごころセンター(鹿島)建築主体工事】
・契約相手方 ⇒ 後藤建設工業㈱
・契約金額 ⇒ 1億9,530万円(競争入札)

◎ 財産の取得
【防災集団移転住宅団地用地(寺内地区)】
・取得の土地 ⇒ 寺内字北町129番地ほか6,536㎡
・取得予定価格 ⇒ 2,121万円(随意契約)

【防災集団移転住宅団地用地(寺内地区)】
・取得の土地 ⇒ 寺内字仏方45番地ほか8,085㎡
・取得予定価格 ⇒ 5,114万円(随意契約)

【防災集団移転住宅団地用地(上寺内1地区)】
・取得の土地 ⇒ 寺内字菖蒲苅場149番地ほか 10,327㎡
・取得予定価格 ⇒ 4,631万円(随意契約)

【消防団車両の復旧】
・契約の相手方 ⇒ ㈱ハヤシ(小高区)
・取得するもの ⇒ 小型動力ポンプ付積載車 17台
・取得予定価格 ⇒ 9,907万円(競争入札)



新盆も理不尽・・・・
 新盆を迎えたお宅数件に、線香をあげるために訪れてきました。「火は使うな」と言われている仮設住宅の仮設仏壇では、線香には火を点けません。民間借り上げ住宅でも仮設仏壇です。借り上げ住宅があまりにも手狭なために、小高の自宅に仏壇を設けた方は、「遠くまで来てもらって申し訳ない。」と。本当は当たり前の仏壇なのにもかかわらずです。
 こんな新盆にしている責任は、誰がとってくれるのでしょうか・・・・。亡くなった方は、本当はもっと命を長らくことができたのでは・・・・。
 愛媛県に避難している小3の孫:明歩は、電話で「寛一じぃちゃんは、何言ってるかわかんない。」と言います。愛媛に行っている間に、だいぶ耳がなまってきているんでねぇべが。

なじょしてる通信 №294

№294 2013年 8月11日発行 
日本共産党 南相馬市議会議員 議会報告
 小高区耳谷小泉23 渡部寬一
原町区北新田本町98-4新田ハイツ2号 携帯 090 2993 1471


災害関連死 428人に
 7月2日現在の、南相馬市の災害関連死は、更に4人増えて、428人に及んでいます。7月10日に開かれた審査委員会の結果によるものです。
 震災時の直接死636人と合わせて、南相馬市の震災関係死亡者数は1,064人になってしまいました。 残念です。

市立小・中学校の本来の予定数と現在の在籍数
 南相馬市教育委員会が明らかにした2013年7月19日(1学期終業日)現在の小・中学生の在籍の実態です。
 原発事故の影響で、区毎に大きな違いがあります。
    23年度予定数 24年度予定数 25年度予定数 現在の在籍数 左の比率
原一小 616   583     538   359    67%
原二小 342   306     281   163    58%
原三小 544   490     471   251    53%
高平小 185   187     159   112    70%
大甕小 204   192     180   101    56%
太田小 136   129     113    62     55%
石一小 196   193     178     88    49%
石二小 493   474     430   222    52%
鹿島小 306   308     305   271     89%
真野小 62    63      52    43 83%
八沢小 113   112     100    84    84%
上真野小 144   128     120   111    93%
小高小 387   392     384    97    25%
福浦小 118    84      83    30    36%
金房小 147   138     134    34    25%
鳩原小 65   67 67       18    27%
小学計 4,058  3,846    3,595  2,046    57%
原一中 503   505     475   315    66%
原二中 307   297     328   225    69%
原三中 170   135     141    94    67%
石神中 315   298     321   233    73%
鹿島中 324   323     331   303    92%
小高中 344   305     299    91    30%
中学計 1,963  1,863    1,895  1,261    67%
小中計 6,021  5,709    5,490  3,307    60%


市内居住者は50,842人
 7月25日現在の市内居住者は、50,842人になっていることが公表されました。
 これは、一般的に言われる南相馬市の人口ではありません。内訳は以下の通りです。
 
市民の市内居住者(市内の仮設住宅や借り上げ住宅に住んでいる市民を含む)46,580人
+ 3/11以降出生転入等2,371人
+ 他市町村民の市内居住者1,891人
=50,842人


寬一の一般質問⑤
 私の一般質問は、6月18日に行いました。内容の要旨の続きです。

Ⅱ 市民に寄り添った市政を
 ヨウ素剤を今すぐ全世帯に配備せよ
の続きです。

【答弁:復興企画部長】 現在、原子力災害の避難計画を策定している。ヨウ素剤は備蓄をすることは、計画上考えている。
 事前配布については、避難計画とも併せて検討していきたい。

【質問】 いわき市や三春町では指針を待たずして事前配布を実施している。市長はここまで来ても決断できないのか。
 原発事故の最中だ。すぐにヨウ素剤購入を行うべきだ。予算化すべきです。
 備蓄だけで配布無しでは、原発がさらにおかしくなって市民に取りに来いと言っても間に合わない。24時間以内に服用しないと意味がない。1分でも早いほうがいい。
 市長、明確に決断と明確な指示を出してください。

【答弁:復興企画部長】 備蓄の予算化、経費は現在試算中だ。
 配布計画は綿密に策定する必要がある。当面、備蓄は考えている。

市長は明確な決断と指示を
【再質問】 遅すぎる。市長は、市民の命を守るという明確な決断と指示をすべきです。

【答弁:市長】 配備は、我々も検討することになっている。
 我々として備蓄という形をとっていきたい。

※「私」ではなく、「我々」とは? 市長というトップの自覚がない?

【再々質問】 国民からの大きな批判を浴びて「住民に事前に配布することができる。」と、ようやく国は原子力対策指針に盛り込んだ。
 それでも南相馬市は、備蓄にとどめるというのでは話にならない。今後の検討課題というのも、話にならない。
 即刻、市民に事前配布をすることを強く求めて、質問を終わります。

市復興計画等の進捗状況
 8月2日の南相馬市災害対策本部に報告された市復興計画等の進捗状況の概要は、以下の通りです。

除染は

 ◎ 避難指示区域(国事業)
 ・ 金谷、大田和、川房、神山の仮置き場は、地権者との契約が終了し、8月下旬より工事開始予定。
 ・ 羽倉、大富の仮置き場は、地権者と契約手続き中。
 ・ 小谷、摩辰、南鳩原、北鳩原、片草、飯崎、小屋木は、仮置き場設置の協議中。
 ・ 各行政区公会堂などの公共施設の除染物は、現地保管。
 ・ その他の行政区は、手つかず。

 ◎ その他の区域(20㎞圏外:市事業)
 ・ 片倉、押釜、高倉、橲原、大原、大谷、馬場、上栃窪は、仮置き場を確保し、同意を得た行政区から  除染を開始し、5行政区の除染が完了している。
 ・ 大木戸、長野、信田沢、深野の仮置き場は地権者との契約終了、あるいは契約準備中。
 ・ グリンパーク周辺行政区仮置き場設置は、関係周辺住民と協議中。

ガレキなどの処理は

 ◎避難指示区域(国事業)
 ・ 仮置き場⇒ 塚原、吉名は完成し、搬入中。
        村上は6月に一部竣工し、搬入中。
        浦尻は7月に一部竣工し、搬入中。
        大富は調査測量の準備中。
        小沢は、調査測量を開始し、予定地の一部に搬入中。
 ・ 生活系ごみ処理⇒ 1区から5区は、4月30日から回収を実施し、終了。
           村上、川原田、角部内、福岡、岡田、女場、泉沢、浦尻は、6月28日より回収を開          始。
 ・ 損壊家屋解体撤去⇒ 申し込み件数715件、処理数117件(処理割合 16.1%)。
 ・ 被災自動車撤去⇒ 被災台数640台、撤去数124台(撤去割合 20%)
 ・ 仮設焼却炉⇒ 候補地の地権者から用地の提供を受け、地区設置委員会と協議を行い、合意形成を進め  ている。

◎ その他の区域(20㎞圏外:市事業)
 ・ 災害ガレキ167万トン(推計)中、62%を仮置き場に搬入済み。
 ・ 少量の放射性物質を含んだガレキや有害物質の搬出先が見つからない状況。
 ・ 再資源化ができないガレキの処理は、ほとんど進んでいない状況。
 ・ 損壊家屋解体撤去⇒ 鹿島区は、申込み874件に対し717件を処理(82%)。
            原町区は、申込み795件に対し608件を処理(79%)。

【以下、次号に続く】

本質突く痛快な質問 ⇔ 残念な答弁
 8月4日午前の「旧警戒区域復旧・復興市民説明会」の最後の質問者として、チイ子さんが突然発言し始め、びっくりしました。
 「復旧が遅れているがここまで進んでいる、いつまで復旧・復興、除染をすることなども大切だか、肝心の原発の収束はどうなっているのか。除染が済んだから戻れと言われても、ネズミ一匹で冷却がストップしたり、汚染水が海に垂れ流しになっていることに対策を怠ったり、情報を正しく速やかに伝えることをないがしろにしたままだ。東電任せにせずに、国が責任をもって直接対処しなさい。見解を求める。」との発言です。
 至極もっともの質問に対して、復興庁の役人は訳のわからない「言い訳答弁」で逃げていました。

なじょしてる通信 №293

№293 2013年 8月 4日発行 
日本共産党 南相馬市議会議員 議会報告
 小高区耳谷小泉23 渡部寬一
原町区北新田本町98-4新田ハイツ2号 携帯 090 2993 1471


定住緊急支援交付金配分で
  ドーム遊び場・鹿島体育館等建設 
 国からの第1回目となる福島定住等緊急支援交付金の配分が決まり、南相馬市には1億9,398万円が配分されることになりました。

 この交付金での事業は
 ・子どもの遊び場ドーム(高見町)建設    2億4,192万円
 ・鹿島体育館(JAそうま本店の隣)建設の設計費 2,900万円
 ・原町一小・二小・三小の遊具更新 1,361万円
等、総額3億8,413円を見込んでいます。

 待望の本格的な子どもの遊び場です。しかし、ドームは1,200㎡で小規模であることが疑問視されています。
また、鹿島体育館は地震で壊れたために再建するものですが、鹿島区には小中学校廃校に伴う体育館が各地にあり、これ以上必要無いのではないかとの声もあるようです。
 なお、不足する約半額のお金は、先に国から交付されている「震災復興特別交付税」を充てることになります。

寬一の一般質問⑤
 私の一般質問は、6月18日に行いました。内容の要旨の続きです。
Ⅱ 市民に寄り添った市政を 
ヨウ素剤を今すぐ全世帯に配備せよの続きです。

【質問】 「地方公共団体は、事前配布用の安定ヨウ素剤を購入し、・・・平時から地方公共団体が、事前に住民に対し安定ヨウ素剤を配布することができる体制を整備する必要がある。」として具体策が述べられている。
しかし、この事前配付は、原子力災害対策重点区域のうち、予防的防護措置を準備する区域、原子力施設から概ね半径5㎞としている。
南相馬市に該当する半径5㎞外においては、安定ヨウ素剤の事前配付の責務は課していない。
が、「避難等と併せて安定ヨウ素剤の服用を行うことができる体制を整備する必要がある。」としている。
その上で、「なお」として、「5㎞内と同様に予防的な即時避難を実施する可能性のある地域、避難の際に学校や公民館等の配布場所で安定ヨウ素剤を受け取ることが困難と想定される地域等においては、地方公共団体が安定ヨウ素剤の事前配布を必要と判断する場合は、前述の5㎞内の住民に事前配布する手順を採用して、行うことができる。
 『地方公共団体が事前配布を必要と判断する場合は、住民に事前配布することができる。』としているのです。

緊急時の配布はとうてい困難
 2年3ヶ月前、3月12日に小高区で安定ヨウ素剤を配付しようとしても、到底できえなかったことは、事実を持って明白になっている。
 今も、福島第一原発は、事故の最中です。緊急事態のままなのです。
 安定ヨウ素剤を今すぐ全世帯に事前配付すべきだ。原子力災害対策指針は、ようやく事前配付が可能であることまで踏み込んだ。
市民に寄り添えば南相馬市独自での判断で事前配付すべきだ。
 即刻、安定ヨウ素剤の購入に踏み切るべきです。予算化すべきです。
 いかがですか。

【以下、次号】

耳谷に全員集合が・・・・当たり前だったのに
お盆に長男:寛志が避難している愛媛県から、岩手県に支援に向かう一行に寛志も同行するそうです。この時に孫2人も同行・途中下車し、じぃちゃん・ばぁちゃんに3日間預けると言います。
 心待ちにしているものの、郡山市の孫と山形県の孫との日程、チイ子さんの仕事の日程がうまくかみ合わず、やきもきもしています。

なじょしてる通信 №292

№292 2013年 7月28日発行 
日本共産党 南相馬市議会議員 議会報告
 小高区耳谷小泉23 渡部寬一
原町区北新田本町98-4新田ハイツ2号 携帯 090 2993 1471


共産党 大躍進
  8氏が当選
 参議院選挙で日本共産党は、比例代表選挙で5議席を確保し、3つの選挙区で勝利して、改選前の3議席から8議席へ大躍進しました。
 また、福島県選挙区などで議席には結びつかなかったとは言え、得票を大きく伸ばしていただき、善戦・健闘しました。共産党が推薦した沖縄選挙区(改選数1)の糸数慶子氏は、自民党に打ち勝って当選を果たしました。

暴走に歯止めを・国民が主人公 ⇔ ねじれ解消? 
 日本共産党は選挙戦において、安倍政権の暴走に正面から対決するとともに、「国民が主人公」の新しい政治をめざす抜本的対策を、景気・経済、原発、憲法、外交の各分野で、「四つの転換」として提示して戦いました。
 選挙戦の結果「衆参のねじれが解消した」といわれますが、国民多数の声と自民党政治との「ねじれ」は、いっそう深刻になっています。
 原発再稼動、消費税増税、憲法9条改正、TPP問題、米軍基地問題など、直面する国政の重要課題をめぐって、安倍内閣の姿勢と国民との矛盾は、いよいよ深まり、激動する危機が進展していかざるを得ないでしょう。
 そうした新しい情勢のもとで、日本共産党が果たすべき役割はきわめて大きなものがあると思います。選挙戦で訴えた「四つの転換」をはじめ、掲げた公約実現のために、みなさんと力を合わせて全力を上げて奮闘します。

 旧警戒区域内 
        農地保全管理は
 荒れ果てていく旧警戒区域の農地を少しでも保全しようとする管理業務は、下記のように委託されました。いずれも、委託期間は6月26日から来年3月14日までであり、随意契約になりました。
尚、今年は畑も実施することになりました。

◎小高区原発事故被災地【津波地以外】
 ・ 契約の相手方 小高区ふるさと農地復興組合
 ・ 作業委託面積 水田1,050ha 畑869ha
 ・ 契約金額  2億3,032万円 
⇒ 草刈を2回 10a当たり12,000円

◎小高区津波被災地区
 ・ 契約の相手方 ふるさと小高区地域農業復興組合
 ・ 作業委託面積 水田633ha 畑32ha
 ・ 契約金額  2億3,299万円 
⇒ 除草剤散布、草刈、ガレキ拾い 10a当たり35,000円

◎原町区農地保全管理
 ・ 契約の相手方 原町南部復興組合
 ・ 作業委託面積 水田425ha 畑135ha
 ・ 契約金額  1億2,232万円 
   ⇒ 津波地以外は、草刈を2回 10a当たり12,000円
     津波地は、除草剤散布、草刈、ガレキ拾い 10a当たり35,000円

災害義援金の追加支給
 6月28日付けで国、県義援金の第2次追加(3回目)配分の送金を受けました。これまでの未配分残額と合わせて、22億3,900万円を市民に支給することになりました。

・ 配分対象 2011年3月11日時点に南相馬市内に居住していた人(これまで義援金の支給を受けている人)
・ 配分時期等 8月14日に口座振込み
・ 配分額(1人当たり)  対象人数は概数

対 象 区 分 支 給 額 対象人数
住 家 全 壊 39,500円  4,100
住 家 半 壊 32,900円  800
旧警戒区域 39,500円  12,500
旧計画的避難区域 39,500円     10
特定避難勧奨地点 39,500円 700
旧緊急時避難準備区域 28,800円 44,500
上記以外の区域 26,400円 9,000
※上記は、7月2日の配分委員会で決定し、7月19日の議会全員協議会に報告のあったものです。

寬一の一般質問④ 
私の一般質問は、6月18日に行いました。内容の要旨の続きの続きの続きです。

Ⅰ 市長の政治姿勢を問う 
旧警戒区域の復旧対策に市も責任を持つべし
国は本気では除染しない! の続き

【再々々質問】 環境省は、小高区西部地区除染の目途が立ってから、中部・東部地区の大半の仮置き場の選定の取り組みを始めると言っている。こんなことを言わしておくわけにはいかない。
 そもそも、除染は西部地区2012年度、中・東部は2013年度としていたではないか。西部地区と同時並行で、中・東部の仮置き場設置の具体的行動に入っていく必要がある。
 市長は、環境省に強く申し入れ、即刻実現するようにすべきだ。

【答弁:市長】 議員おっしゃるとおり。積極的に対応していく。

【再々々々質問】 環境省は仮置き場設置後の管理を容易にするために、数行政区に1ヶ所の大規模仮置き場にいまだにこだわっている。
 それでは、いつまでも決まらないままになる。
 仮置き場を造ることが目的ではない。1日でも早く除染をすることが目的だ。
行政区ごと、集落ごとの仮置き場を造る方針に転換し、1日も早く除染をするべきだ。
市長は環境省に対して、行政区ごとの仮置き場を造り、1日でも早く除染が進むように申し入れるべきだ。

【答弁:市長】 当初の考え方だけではなく、2~3行政区用の対応もしてきている。
浪江町では、郊外の行政区ではそれぞれ置く方針も示されている。南相馬市ではそこまでは行っていないが、できるだけ早い設置対応をお願いしていく。
※ 環境省に「お願い」であって、「強く求める」「要求する」姿勢にはならないところが残念です。
【再々再々質問】 浪江町はこの4月に解除されたばかりだが、行政区ごとに仮置き場を設置する方針で、もう次々と仮置き場が決まってきている。
 一日でも早く除染することが目的なので、仮置き場設置のあり方、対応の仕方を環境省に求めよ。

Ⅱ 市民に寄り添った市政を
 ヨウ素剤を今すぐ全世帯に配備せよ
【質問】 何度も、何度も質問をしている。安定ヨウ素剤を今すぐ全世帯に配備することを強く求める。
 原子力規制委員会は6月5日、原子力災害対策指針を改正した。安定ヨウ素剤予防服用の体制での、前進が見られた。
安定ヨウ素剤の予防服用では、「放射性ヨウ素は、身体に取り込まれると、甲状腺に集積し、数年~十数年後に甲状腺がん等を発生させる可能性がある。このような内部被ばくは、安定ヨウ素剤をあらかじめ服用することで低減することが可能である。このため、放射性ヨウ素による内部被ばくのおそれがある場合には、安定ヨウ素剤を服用できるよう、その準備をしておくことが必要である。」としている。
そして、副作用の可能性にも触れながら、「平時から訓練等により配布・服用方法の実効性等を検証・評価し、改善に努める必要がある。」としています。
その上で、「事前配布の方法」を具体的に明示している。

【以下、次号】

倉林明子さん
・・・・・標準語を理解するすごい人

参院選の京都選挙区(改選数2)で民主党を制して当選した日本共産党の倉林明子さんは、牛越仮設住宅を中心に何度も何度も南相馬市に支援に来ていました。
京都から来る方は私の話をよく理解できない人が多い中、倉林さんは私の標準語もよく理解できる人です。看護師経歴を持ち、気さくで、西会津町出身ということもあり、親しみを持っておりました。
当選の報に牛越仮設のYさんも、さっそく御礼と感謝の電話をしたそうです。
プロフィール

watanabekaniti

Author:watanabekaniti
▼1953年(昭和28年)
耳谷生まれ 57歳。
相馬農業高校農業科、福島農業短期大学農業科卒業
▼資格 農業改良普及員。 
▼福浦農協、小高町農協、そうま農協で営農指導員として勤務し、4年前に退職。
▼1972年豊かな農村を創りたいと願い、日本共産党に入党。
小高町連合青年団事務局長 
県農協労連副委員長を歴任。 
▼町・市議会議員30年。

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