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なじょしてる通信 №376

№376 2015年 5月 3日発行 
日本共産党 南相馬市議会議員 議会報告
 小高区耳谷小泉23 渡部寬一
原町区北新田本町98-4新田ハイツ2号 携帯 090 2993 1471

市 除染契約を変更
 南相馬市除染作業及び除去土壌等の保管管理業務委託契約が本年3月で満了することを目前にした、3月26日に「変更契約の締結」をしました。
契約の新旧対照
変 更 後          変 更 前
対象期間 2012年6月7日
          ~17年3月31日   2012年6月7日~15年3月31日
契約金額 概算額1,186億円   概算額400億円 但し、保管管理業務は除く
契約の相手方
 竹中工務店・竹中土木・安藤ハザマ・千代田テクノル共同企業体
※ 上記は、20㎞圏外の南相馬市が実施する除染の契約変更です。
  20㎞圏内外ともに、きちんとした除染を実施することが求められます。特に最近、20㎞圏内の環境省が直轄除染している地域で、いい加減な除染になっているとの指摘が多く寄せられています。
  市も、市民もきちんと除染しているかどうかを監視していく事が大切だと思います。おかしいと思ったら、すぐに連絡をください。
  私たちの願い・要求は「元のきれいな大地に戻せ。元のきれいな故郷を返せ。」です。

 主な当初予算は  ⑦
・仮設住宅目的外貸付事業 1,265万円
  市内就労希望者に目的外使用貸付を行う。使用戸数は、1K 20戸(家賃7,500円/月)、2K 80戸(家賃11,300円/月)。

・都市公園除染 3億3,621万円
  いこいの河川公園、大原水辺公園、陣ヶ崎公園墓地(墓地区画以外)を表土改善除染。

・市営住宅生活環境整備 3,154万円
  市営住宅のうち小高区50戸、原町区8戸の室内を清掃する。

・小高川堤防支障枝伐採 697万円
  桜並木の支障枝の伐採、剪定管理。

・復興地域づくり加速化事業 2,089万円
  小高区内市道96,822mの草刈り。

・広域消防鹿島分署整備 855万円
  鹿島分署の改築に先立ち、測量、地質調査、基本設計を行う。
   
・消防団無線デジタル化 2,916万円
  アナログ式無線からデジタル方式無線に切り替えるため、消防団無線機を購入。携帯型無線機30台、車載型無線機98台、卓上型無線機3台。

・小学校施設営繕 1,775万円
  太田小の浄化槽改修工事。

・中学校施設営繕 1,672万円
  鹿島中のプール循環装置ろ過塔入れ替え工事。原2中のプール塗装工事。石神中の舗装修繕工事。

・中学校音楽・スポーツ大会等補助 2,058万円
  生徒交通費等の補助。

・中学校部活動支援 1,196万円
  外部指導者の招へい費、大会送迎用バス借上げなど。

・文化財保存事業補助 737万円
  原町区石神の八坂神社のアカガシ樹林環境整備、小高区福岡の下岩崎観音堂再建、鹿島区江垂の阿弥陀堂修繕等の補助。

・大悲山石仏保存修理事業 2,024万円
  修理指導委員会開催。保存施設の追加設備工事。

3月議会での
寬一の一般質問
 私の一般質問は、3月9日に行いました。内容要旨の続きです。
  20㎞圏内避難指示解除目標
2016年4月をどうする
ⅱ 線量もさることながら、福一原発でいつまたとんでもない事が起こり得る。
  原発事故の収束をどのようにとらえているか。

【再質問】 そういう中で本当に避難指示を解除して良いのですか。あらためて答弁を求めます。

【答弁:復興企画部理事】 臨界が起きる可能性は少ないものの、何が起こるかわからないこともありますので、国には徹底した安全管理を求めながら、解除に向けた取組みをしていきたい。

【再々質問】 事故を起こした福島原発からは、高濃度の放射能汚染水が漏れ出していたことが明らかになりました。何よりも重大なのは、汚染水漏れが1年以上も前に分かっていたにもかかわらず、東電はそれを隠し続け、原子力規制委員会も何の対策も取っていなかったことです。
 これでアンダーコントロールか、何がブロックなのか。重大な情報こそコントロールされて、ブロックされていたのが真相ではないでしょうか。
事故の収束などはほど遠いもとでの原発再稼働など、論外です。
 
 政府は昨年12月、突然、商工業者などの営業損害賠償の打ち切りを2月末から始めるとの方針を示しました。県民、市民から激しい抗議を受けて、2月末の打ち切りは見送られましたが、賠償打ち切りの方針撤回はしていません。
 多くの商工業者が避難を余儀なくされ、営業再開すらできていないということが多いのが実態です。実害と風評被害の両面で苦しめられています。その時に賠償打ち切りとは、絶対に許されるものではありません。
 原発再稼働のために福島を切り捨てる。収束に責任を負わず、賠償を打ち切る。こんな冷酷非道な政治はありません。
 原発の再稼働はダメです。事故収束と福島復興に全力を挙げるべきです。
 そのような姿勢に立つ政治でなければ、私たちは安心して戻ることはできません。信頼できる政治でなければ、この地に住むことはできないと思っています。
 市長の見解を求めます。

【答弁:市長】 こういう状況を作り出してしまった東電、国の姿勢に、私はいまだに憤りを持っています。
 南相馬市の将来を捉えれば原子力エネルギーに頼らないまちづくりをするために、脱原発都市宣言もしていきます。
一刻も早く安全な状況を作り出していかなければならないという立場では、議員お質しの通り、市民の安全を最優先していきます。

考えることまで指示され
 苗の管理、元肥の散布、水引き、代かき、田植え機の整備、そして田植え。代かき前の水かけは意外と難しいのです。水が足りないと当然代かきになりませんが、水が多いと雑草がどろん中さ埋まらずに代かきとはいわんにぇぐなります。泥炭土では代かき直前に水を入れたのでは土に水がふくみ切れていないために、土がこなれず代かきになりません。などと、余計なことも考える間もなく動き回るのが、震災・原発事故前のゴールデンウイークでした。
 考える時間がいっぱいあり過ぎて、気持ちの維持が困難になっていることが自覚できるばかりか、体力の減退を強く感じることになっています。
 などと考えていたら「書類ががちゃがちゃで山になっているのをどう整理したらいいのか考えて!」と、後ろから・・・・。
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なじょしてる通信 №375

№375 2015年 4月26日発行 
日本共産党 南相馬市議会議員 議会報告
 小高区耳谷小泉23 渡部寬一
原町区北新田本町98-4新田ハイツ2号 携帯 090 2993 1471

3月議会での
寬一の一般質問③
 私の一般質問は、3月9日に行いました。内容要旨の続きです。
 
 20㎞圏内避難指示解除目標
2016年4月をどうする
ⅰ 解除の大前提は除染の完了だ。除染が遅れているが、解除目標まで完了できるのか。

前号【質問】の続きから
【答弁:復興企画部理事】 20㎞圏内の除染は、国が主体性また責任をもって行うものであることから、市としてはこれまでにも増して国との連絡を密にし、適正な除染が行われるよう強く申し上げていきたい。

再々々質問】 市長。環境省を監督・監視する立場で臨み、市民の健康と命を守る立場に立っていただきたい。

【答弁:市長】 議員がお質しのように、環境省に対する監視、指示は当然のことだと思っている。帰還を求めている住民にとっては不安材料以外の何ものでもありませんから、このような事を起こさない事をお誓いいただくまで指示してまいりたい。

ⅱ 線量もさることながら、福一原発でいつまたとんでもない事が起こり得る。
  原発事故の収束をどのようにとらえているか

【質問】 避難解除のもう一つの大前提は「原発事故が本当に収束しているか」です。
 そもそも、放射線量率ではなく、直線距離で警戒区域や避難指示区域としてきたのは、事故原発がいつまたおかしくなるかわからない不安要素を持っているからです。
 政府は事故原因の究明などを置き去りにしたまま「収束宣言」を行い、挙句の果てに「コントロールされている。完全にブロックされている。」とまで、国際的な場所で明言してしまった。
 こんなことは、南相馬市民全員はもとより、福島県民全員、国民の多くは全く信じていません。
 福島第1原発の現場では、作業員らが高濃度の放射能の中、困難を極めています。最も肝心な廃炉作業は難航しています。
 メルトダウン、炉心溶融した1、2、3号機は、溶けた核燃料、デブリがどのように分布しているか、まったく分かっていません。これらの原子炉は放射線量が高いため、人間が近寄る事すらできません。
 このため、事故原因の解明もできない状況です。大量に放出された放射能が、いつ、どこから、どのように出たのかさえも、いまだに不明です。
  
汚染水はダダ漏れが続いています。それも、港湾外に直接流れていた事実を隠したままだったことも明らかになっています。
 市長。こんな不安な状況が続いていて、原発は収束したと言えるのですか。市長は、どのように捉えていますか。
 そして、原発事故が収束していない中で、除染さえ済めばと、安易に避難指示を解除していいのですか。

【答弁:復興企画部理事】 原子炉の冷温停止状態が確認され、4号機の取り出しが完了するなど、廃炉に向けた取組みが進捗しているものと認識していますが、いまだに汚染水漏えい等のトラブルが繰り返される状況から、事故の収束には至っていないと捉えています。
 
主な当初予算は  ⑥
・中小企業振興資金貸付金 4億7,000万円
  経営合理化に必要な資金の融資を促進するために、金融機関に融資の運用原資として預託を行う。

・相馬野馬追事業補助 4,840万円
  野馬追執行委員会と各郷騎馬会に運営補助及び出場奨励金。

・小高区文化祭補助 1,396万円

・大町商業共同店舗整備 1億9,117万円
  災害公営住宅の隣に建設。

・旧警戒区域店舗営業報奨金 2,200万円
  再開報奨金。

・小高区仮設店舗開設 2,237万円
  生活必需品等を販売する仮設店舗を整備、開設。7月頃には開店する予定。

・防犯灯設置 727万円
  小高10基、鹿島25基、原町60基。
    
・社会資本整備総合事業 2億3,067万円
  小高区琵琶橋2橋の旧橋撤去工、新橋の用地測量。原町区北町9号線道路改良等。

・同上(橋梁維持) 1億1,000万円
  小高区の吉名橋等5橋、鹿島区の小沢橋、原町区の押釜馬場線1号橋等11橋。

・環状1号線整備 9,300万円
  道路改良舗装工事180m、電柱移転補償。

・県道駅前北原線整備負担金 299万円
  原ノ町駅前県道整備費の5%を負担。

・防災集団移転促進事業 30億841万円
  津波被災地の移転元買取り等。

・大町第三災害公営住宅整備4億3,988万円
  集合住宅29戸。2016年4月入居予定。

・栄町災害公営住宅整備 4億3,581万円
  集合住宅33戸。2016年4月入居予定。

・萱浜災害公営住宅整備 4億7,845万円
  戸建住宅38戸。2016年4月入居予定。

・万ヶ迫災害公営住宅整備 1,705万円
  集合住宅2戸。2016年4月入居予定。

・小高東町災害公営住宅整備2億4,938万円
  戸建住宅20戸。2016年4月入居予定。

・小高上町災害公営住宅整備1億9,093万円
  集合住宅18戸。2016年4月入居予定。

・西川原第二災害公営住宅整備 4億4,769万円
  集合住宅32戸。2016年4月入居予定。
※ 上記災害公営住宅整備はいずれも、用地確保は前年度まで終えており、建設工事は2014年度から15年度にまたがっている。

・防災集団移転関連道路整備2億5,454万円
  鹿島区1路線500m、原町区2路線697mの道路改良舗装。

・危険住宅移転補助 4億7,721万円
  津波により設定された災害危険区域からの移転を促進するため、個人移転での住宅再建者に借入利子等の補助。

・被災住宅再建支援補助 2億5,380万円
  津波、地震被災での住宅再建者に借入金利子、移転費の補助。

・一時宿泊所設置 936万円
  市外避難者用に北長野雇用促進住宅を借上げ提供。3DK、8戸。


全ての人に新たな難関が
 避難指示解除目標時期まで1年を切り、様々な問題が現実味を帯びてきています。生活に欠かせない医療、商店、学校はどうなるのか。小高での学校の再開は、同時に現在の仮設小中学校の廃止につながります。住宅の修繕は間に合うのか。仮設住宅や民間借上げ住宅にはいつまで住むことが出来るのか。何よりも生業を取り戻せるのか。農業の再開は誰が担うのかから始まり、困難を極めるであろう。失われた全ての事をゼロからスタートさせる原動力となる若い人は・・・・。そして、除染と原発事故の収束は・・・・。
 築80年の耳谷我が母家(おもや)はチイ子さんに乗っ取られることになりそうです。改装してディサービスセンターにする構想を練り始めました。私は小高に戻ることにしてはいるものの、住む所は?
プロフィール

watanabekaniti

Author:watanabekaniti
▼1953年(昭和28年)
耳谷生まれ 57歳。
相馬農業高校農業科、福島農業短期大学農業科卒業
▼資格 農業改良普及員。 
▼福浦農協、小高町農協、そうま農協で営農指導員として勤務し、4年前に退職。
▼1972年豊かな農村を創りたいと願い、日本共産党に入党。
小高町連合青年団事務局長 
県農協労連副委員長を歴任。 
▼町・市議会議員30年。

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