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なじょしてる通信№449 11月27日付

  

 449 20161127日発行 

日本共産党 南相馬市議会議員 議会報告

 小高区耳谷小泉23 渡部寬一

原町区北新田本町98-4新田ハイツ2号 携帯 090 2993 1

福島沖地震

福島第2冷却一時停止

22日早朝の地震と津波は、東京電力・福島第1、第2原発にも影響し、緊張が走りました。

福島第2原発では3号機の使用済み核燃料プールの冷却が1時間30分以上にわたって停止しました。プールには使用済み核燃料2,360体と未使用の核燃料184体の計2,544体が保管されていました。

 とんでもありません!

使用済み燃料と言っても、冷却を続けていたプールの温度は11月下旬でも29℃ありました。核燃料の崩壊熱によるものです。

冷却が止まったままになれば、その後冷却水が沸騰し、水は無くなってしまい、燃料は溶融し、再臨界の道をたどります。プールは原子炉格納容器の外にありますから、実質的に外界に露出した状態です。5年前の原発事故よりはるかに重大な事態を起こすものです。

11月22日の南相馬市災害対策本部会議に出席していた東京電力は、そこまでには10日間の余裕がある旨の報告をしていました。

とんでもありません!!!!!。どんな大地震が来ても、どんな大津波が来ても、冷却用のポンプが止まることがあってはなりません。5年前の重大事故を起こした責任を全く感じない対応を取ってきているとしか言いようがありません。

その上、報告遅れ!

この問題について東電が原子力規制庁に報告したのは、冷却停止から1時間近くかかってからのことでした。これまた、県民無視の体質の表れです。

すべて廃炉 市民・県民の願い

これまで福島県議会と県内の全59市町村議会が、県内の全ての廃炉を求める決議をあげています。

しかし、東電も政府も、いまだに第2原発の廃炉の判断を示していません。

 

 

寬一 一般質問

 7日10時から

 1 2月議会の一般質問登壇者は16議員です。

私の質問順は、12月7日10時前頃からです。

私の質問通告の内容は、

⑴ 避難支援の継続を

① 20㎞圏外の避難者への仮設住宅・借上げ住宅無償を来年3月で打ち切るな。

② 20㎞圏内の避難者の民間借上げ住宅期限が2018年3月は被災者切り捨てだ。継続を。

⑵ 避難指示解除がもたらした苦難の解決を

① 県復興公営住宅入居申込は、南相馬市民は解除されていることを理由に門前払いだ。とんでもない。

② 環境省は荒廃家屋解体申し込みを打ち切っている。継続をさせよ。

③ 荒廃家屋を放置した場合、どうなる。

④ 宅地が更地のままの固定資産税は高くなるが、救済対策を。

⑶ 医療の復旧・復興を

① 人工透析をできる病院絶対数が足りない。緊急に改善を。

② 市立小高病院の復旧と入院再開を

12月補正予算

106億8千万円追加

11月30日からの12月定例議会に提案されるのは、議案34件(条例関係15件、予算関係11件、その他8件)、報告1件です。

一般会計では、補正額98億7,228万円を追加し総額は1,293億5,836万円になります。

 

 主な補正予算  

・県立特別支援学校整備 1,375万円

県立相馬養護学校の鹿島区への移転新築に伴う敷地造成設計や移転補償費の増額。

・集会施設整備補助 42,538万円

  鹿島区の一区二区・江垂・小池・北屋形・小島田・川子・橲原・大内・横手・北海老・白坂各行政区集会所及び原町区の仲町一・高一・上北高平三・上高平二各行政区集会所の改修、修理及び備品整備への補助。

・小高区復興拠点整備事業 9,946万円

  9月議会で減額修正された実施設計費や新たな駐車場の用地費など

・小高駅周辺施設整備 2,408万円

  小高駅前公衆トイレ建設工事費。

 

 

9月議会での

寬一一般質問

 私の一般質問は、9月13日に行いました。内容の要旨の続きです。

  学校給食費の無料化を

【質問】 本年度の南相馬市には、小学生が4,058人、中学生が1,963人、合計6,021人の児童・生徒が在籍していたはずです。

残念ながら、実に悔しいですが、大震災、特に原発事故のために、現在の小中学生の合計は3,458人であり、事故原発からの距離により差はありますが、在籍率は71%に落ち込んでいます。

在籍率は、徐々に向上はしてきているものの、今後大きく上がることは簡単には期待できない。さらに、小高の小中学校を来年4月に小高で開校をする方針であり、多少なりとも変化が出てくるものとは思っております。しかし、在籍率が引き上がることには、必ずしもつながらないのではないかと心配をしているところです。

南相馬市の人口減少と全国的に進む少子化だけではなくて、原発事故が大きな大きな拍車をかけて、子供の極端な減少につながっております。当然、一方で、極端な高齢化になっております。

困難な子育て環境を改善するために、南相馬市は日本一子育てしやすい自治体を目指して、幼稚園、保育所の完全無料化を実施しています。この点については、高く評価をしているところです。ここをさらに一歩前に進めていこうというのが私の質問です。

私は、学校給食の無料化を求める質問をちょうど2年前の9月議会でも行っています。そのときの質問の一部を再度申し上げます。

子育てにお金がかかり過ぎることや、所得の低下、非正規雇用の拡大などの雇用不安があり、若い子育て世代の経済的負担が重くのしかかっています。南相馬市では、その上に原発事故のために、不安な生活を続けています。南相馬市民の産み育てる環境は、我が国の中では最悪の状況にあります。少子化、貧困の世代間連鎖が問題になっているとき、原発事故で産み育てる環境が一層困難になっている南相馬市で、学校給食の無料化に踏み切るべきであります。福島県内で南相馬市が学校給食無料化の先陣を切っていこうではありませんかと申し上げました。

【次号に続く】

 

 

すべて廃炉 市民・県民の願い

3.11後、防波堤・防潮林などが復旧途上にある中での22日早朝の地震と津波は、被害が心配されるものでした。被害は少なく、ホッとしました。とは言え、みなさん大丈夫だったでしょうか。22日に予定されていた南相馬市金婚祝賀式や相馬地方広域市町村圏組合職員表彰式等々が延期されました。ごめんなさい。当日の地震直後、即刻、市職員、消防職員などは登庁し、市長を先頭に市民への対応や各現場の確認などに動き出していました。仕事とは言え、感謝します。それに反し、原発は、東電は、とんでもありません。

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なじょしてる通信№448 11月20日付

  

 448 20161120日発行 

日本共産党 南相馬市議会議員 議会報告

 小高区耳谷小泉23 渡部寬一

原町区北新田本町98-4新田ハイツ2号 携帯 090 2993 1471

12月議会日程

12月定例議会では、補正予算などが審議されます。同時に議員の役職や所属委員会の編成替え等が議会開会冒頭にある予定です。

○ 議会前の段取り日程

11月21日 議会全員協議会(議案説明)

22日 一般質問通告期限、一般質問内容の市からの聴き取り

     ※ 請願・陳情提出期限

25日 議会運営委員会

◎ 本番

11月30日 本会議(議案の提出及び説明・正副議長選挙・議会運営委員及び各常任委員選任))

12月 5日 本会議(一般質問)

6日 本会議(一般質問)

   7日 本会議(一般質問)

   8日 本会議(議案質疑、委員会付託)

   9日 各常任委員会

   14日 本会議(委員長報告、質疑討論、

表決)

新議長は誰に?

市議会の議長・副議長の任期は、地方自治法によれば4年間ということになります。しかし、南相馬市議会では先例(議員の申し合わせ)により、2年間となっています。

11月末をもって現在の平田議長・細田副議長は2年間の任期を終えることから、12月議会の初日に辞表を提出することになっています。即刻、議長・副議長選挙になります。

選挙は、議長と副議長の選挙をそれぞれに行います。立候補などの手続きはいっさい無しで、口頭での告示直後に無記名投票を行い、最多の得票者が議長(副議長)に当選することになります(ただし、6票以上であること)。

 私は、最大会派から議長に、2番目に議員数が多い会派から副議長を選ぶことがベターだと思っています。

スムーズな議会運営と同時に、全ての議員の発言・活動を尊重する議会にするために。

現在は、最大会派の独占です。

 

9月議会での

寬一一般質問

 私の一般質問は、9月13日に行いました。内容の要旨の続きです。

  小高で暮らすための

条件整備を

 

ⅱ若い後継者が農業を営む条件整備をどうする。機械・施設・農地の整備だけでは、条件整備とは言えない。

【質問の続き】 ここに至っては、圃場整備も当然やるしかないのですが、問題はそのハードの面が仮にでき上がったとしても、・・何を作るの、作ったものは売れるの、誰がやるの、地域の集団でやりますよと言ったって、もう60歳以上の人がほとんどだ。

5年、10年先は、もう先が見えているという状況ですから、そういうことも十分捉えて、みんなで知恵と力、どうやって出し合って再構築、再建をしていったらいいのかということをぜひとも考えていきたい。

私どもも一緒に力を合わせて何とかしていきたいと思っておりますので、ぜひ新たな覚悟で取り組んでいただくことを強く期待をしております。

 

 

なんでだべ?

12月定例議会を前にして、議案の説明会、一般質問の準備、相馬地方広域市町村圏組合議会の研修、日本共産党全県議員会議・研修、相馬地方市町村圏組合議員研修会、県農業短大の同級会等々が重なり合い、きーもんで頭も体もごちゃごちゃになっています。チイ子さんは受験勉強中なのに、日本共産党相馬地方ボランティアセンター長を担うことになって多忙なのですが、わりと平然としています。

 

なじょしてる通信№447 11月13日付

  

 447 20161113日発行 

日本共産党 南相馬市議会議員 議会報告

 小高区耳谷小泉23 渡部寬一

原町区北新田本町98-4新田ハイツ2号 携帯 090 2993 1471

11月2日に南相馬市災害対策本部会議が開かれています。その中で示された内容等を以下、紹介します。

ウシコ 15万ベクレル

イノハナ 8万ベクレル

南相馬市内でつくられた(採取された)自家消費の食品等放射能分析結果10月分のキノコには、まだまだ大変に高いものがあります。他のものにも注意を要するものがあります。きちんと計測することが大切です。

各生涯学習センターに持ち込まれた中で、数値が一番高かったものが、市災害対策本部会議に報告されています。以下、10月分で基準値の100㏃/㎏を超えたものを紹介します。

キノコ類では

・ウシコ 156,302㏃/㎏

・マツタケ 67,109㏃/㎏、26,327㏃/㎏

・イノハナ 1,782㏃/㎏、9,310㏃/㎏、

       4,882㏃/㎏、82,259㏃/㎏、

       34,831㏃/㎏

・サクラシメジ 14,432㏃/㎏

その他では

・カニ 340㏃/㎏

・クリ 968㏃/㎏

 

仮設住宅入居状況10月27日現在

 

建築戸数

入居戸数

入居率

鹿島区

2,143

1,104

51.5%

原町区

640

497

77.6%

相馬市

254

73

28.7%

新地町

103

43

41.7%

合 計

3,140

1,717

54.6%

民間借上げ住宅の状況

受付件数

5,245件

内原町区内 1,459件

※入居状況は3か月前に比べ、仮設住宅では239戸減少していますが、民間借上げ住宅では1戸増えています。

除染の進捗は

 

宅地

農地

森林

道路

20㎞圏内

96%

38%

69%

39%

20㎞圏外

91%

62%

  

 

 

9月議会での

寬一一般質問

 私の一般質問は、9月13日に行いました。内容の要旨の続きです。

  小高で暮らすための

条件整備を

 

ⅱ若い後継者が農業を営む条件整備をどうする。機械・施設・農地の整備だけでは、条件整備とは言えない。

【質問の続き】 ・・・展望が見えません。

第一義的には、国と東京電力に責任があります。一方で、当時者でもある私たちが傍観をしているわけにはいきません。若い後継者も農業に取り組み、農業を営み、きっちりと所得が確保できる、農業ができる条件整備をしなければならないと強く思っています。

もちろん国と東京電力には責任はきっちりと果たしてもらわなければなりませんから、私たちの必要なものはきっちりと手当を求めていくことは当然です。しかし、私たちが何の行動も起こさなければ、何もないままになってしまうことになります。当事者である南相馬市と農業団体と農家の皆さんで、知恵と力を出し合って、力を合わせて条件整備をしていかなければなりません。

どのようにしていきますか。市にその方向を今すぐ示すことを求めるのは、大変に難しいとも承知はしてございます。しかし、その方向を探るための取り組みを始めていかなければなりません。その基本姿勢、基本的な考え方、覚悟をお示しください。

皆さんで力を合わせていこうではありませんか。

【答弁:小高区役所長】 平成27年度に策定した市農林水産業再興プランに基づいた次世代を担う農業者の確保育生を図る施策を実施しています。

現在、農業経営の知識習得等を図った南相馬農業復興チャレンジ塾からは、小高区の若い農家がシイタケや花卉の栽培に取り組みを始めておりまして、新規就農に対する経営安定の確保を図った青年就農給付事業等の支援制度を活用しています。

今後は、施設等の導入の支援など、要望に応じた補助メニューの案内や経営相談による相談業務、ふくしま未来農業協同組合と連携した販路確保など、若い後継者に対し、支援をしてまいりたい。

【再質問】 シイタケや花卉など、先進的な事例な散見はされます。その努力も当然必要ですし、支援策も必要ですし、力を合わせていくことも必要ですが、今の紹介はシイタケと花卉でしょう。

広大な農地をどう活用して、どう経営を継続していくのかという展望ではないのです。

そこをどうしていくかです。そのためには、平成27年度策定をした施策で間に合うのですか。できるのですか。このまま行ったら、間もなく荒れ地になってしまいます。

そこをみんなで力を合わせてやっていきましょうと言っているのです。絵に描いた餅だけではだめなの。

みんなで力を合わせるしかないのです。

そのためには、必要なものは国や東京電力からも求めていくということでやっていくしかない。ここに視点を当てていただきたいのです。今までの延長線上では再建できない。

必ずしも市長が悪いなんて言いません。部長が悪いなんて言いません。それぐらい大変なのです。

【答弁:市長】 農地の全体の問題について言えば、圃場整備事業を図っていかなければなりませんし、小高区内全体を見ますと、それが推進できる地域もあれば、残念ながらなかなか同意とるのにも厳しい土地もあるわけです。

地権者としての農民だけに頼るわけにはいかないと思っておりますし、東電に対しても、私は人的にも協力すべきであるということを申し上げています。

これだけ小高区内から強制的に避難をさせられて、結果としては戻れなくなってしまった人たちがいるわけですので、この人たちの分を少なくとも賠償という形だけでも、農地はもとには戻らないわけでありますから、どうしても人手が必要であります。

したがって、こういうことに対しても、東電も含めて協力すべきだということは申し上げてきておりますが、人的な問題と機械力を含めた整備の問題では、当然我々としても模索していかなければなりませんし、一方で、先日も小高区内にお邪魔した際には、まだ地域として、全体としてやっていきたいという地域もあるわけですので、この地域をまとめようとする人たちに対して、我々もしっかり支援をするという形をとっていかなければ、地域全体としての先ほどの農地の維持管理の問題、農用地の用排水路の草刈り、除草の問題等についても維持管理がなかなか細部まではできないと思いますので、今、御指摘受けたことも含めて、全体的な小高の農地管理ということについては、我々行政だけではなくて地域の皆さんと力を合わせた形と同時に、国に対しても東電に対しても協力を当然責任として求めていくという方向性で取り組んでいきたいと思います。

【かんいちコメント】 ごちゃごちゃ答弁、

区切りがどこだかわからない答弁で、意味不明になっているところも?・・・・。

【以下、次号に続く】

 

原発事故は終わった?無かった?

小高区等の荒廃家屋解体申請を環境省が締め切っていることで、市役所も苦慮している。遠方に避難しており、情報が必ずしも伝わっていない。このままでは、朽ちた家屋が長期間放置されることになる。今後、市役所では持ち主に危険家屋解体処理の命令の発令や、解体代執行などの難問が待っている。一方、解体してさら地になった宅地の固定資産税が3倍~6倍になる問題も出てくる。特別対策が必要だ。全てを終わった事にしようとする国の姿勢に対し、このまま黙っている訳にはいきません。

今シーズン第1弾の「みかん」と共にお手伝いの孫娘2人が愛媛からやって来て、バタバタと帰りました。溺愛?後にさびしい思いをしているチイ子さんと私・・・・・。

なじょしてる通信№446 11月6日付

  

 446 201611 日発行 

日本共産党 南相馬市議会議員 議会報告

 小高区耳谷小泉23 渡部寬一

原町区北新田本町98-4新田ハイツ2号 携帯 090 2993 1471

災害関連死 487人に

 南相馬市の災害関連死はさらに1名増え、487人に及んでいることが報告されました。

震災時の直接死636人と合わせて、南相馬市の震災関係死亡者数は、1,123人になってしまいました。9月28日に開かれた災害弔慰金支給審査委員会の結果によるものです。残念です。

10月24日現在 避難状況

   小高自宅等は 938人

(単位:人)

 

市全体

小高

鹿島

原町

住民登録人口

63,222

9,606

10,860

42,756

市外

避難者数

9,536

4,429

412

4,695

市内

居住者数

53,686

938

12,250

40,498

上記中、市内への避難者数

5,773

※ 上記に記載の通り、市内外に避難が続いている市民の合計は、15,309人になります。

※ 市内にはこの外に作業員宿舎への宿泊者数7,647人が居住。また、市外からの避難者2,411人が居住しています。

  したがって、市民以外を含めた推定での市内居住者は63,744人になります。

 

 

宅地造成:大木戸

災害公営住宅入居

対象に

11月7日に開かれる臨時議会を前にした

議会全員協議会で、宅地造成事業:大木戸地区の今後の対応についても説明がありました。

 「なじょしてる通信」前号でお知らせした『災害・復興公営住宅入居者は販売対象者にしない』という項目は、無くなりました。『災害公営住宅等の入居者も、販売対象者とする』ことで正式に報告されました。

 

9月議会での

寬一一般質問

 私の一般質問は、9月13日に行いました。内容の要旨の続きです。

  小高で暮らすための

条件整備を

 

ⅰ 国道、県道、市道、河川等法面の雑草対策を抜本的に立て直せ。

【再質問の続き】 ・・・小高区役所の努力だけでは済まない問題です。改めて、どうなのですか。

【答弁:小高区役所長】) 御指摘のとおり、人が少ないということが草刈の一番大きな課題になっています。また、その人が少ないがゆえにいろんな問題、課題が発生してきて、その解決には時間がかかると捉えています。

抜本的に見直すというのは、相当困難な課題です。

当面は行政区や市職員の参加などを含めて、今の取り組みを順次拡大していく、それには行政区でできないところはほかの行政区と合併するなど、一つの大きな枠組みをつくって実施していく。さらには、これだけでは改善にはなりませんので、委託業者を市でも委託をして草刈り業務に当たる、このような対策が必要だと思っております。

いずれにいたしましても、これには相当な財源が必要となりますので、国からの財源をしっかりと確保して、課題の解決に取り組んでいきたい。

【再々質問】 諸外国からも学ぶ必要がありますが、北海道での雑草対策などにも学んでいく必要があります。

あの広大な面積を相当な機械力も使いながら、国の力も相当量使いながら対策を講じているのです。本当に隅々までどうなのかという問題は残ったとしても、そういう知恵と力もぜひ学んでいきながら、抜本的な対策、求めていかなければならない。

今までの草刈り機を背負ったり、鎌を持って来いだけでは済まない。それも時間がかかるなんていう問題ではなくて、即刻取り組んでいくということを強く期待します。

 

 

ⅱ若い後継者が農業を営む条件整備をどうする。機械・施設・農地の整備だけでは、条件整備とは言えない。

【質問】 小高区という、この農村に住むということはどういうことか。農地があり、農業を営むからこそ、そこに住んできたのです。農業を営まないのであれば、そこに住む必要性、必然性はありません。

自然豊かなところに住みたいという希望があれば別ですが、その希望がない限り、生活の場だけであれば、仕事がいっぱいあって職場や学校や医療機関や買い物や余暇や遊びに、より利便性のある市街地に、より利便性のある都会に住んだほうがいいというのは当たり前であります。多くの見方であります。

農業を営まないのであれば、そこに住む必要性、必然性はありません。小高区に住む必要性、必然性はなくなっていく。

このままでどうなるのか。小高の農業と農村地域はどうなるのかということです。

農業を復旧・復興させる取り組みは確かに始まっています。皆さんも大変な御努力をされて、いろんな取り組みを始めています。農業機械や農業関連施設は無償で借り受けができ、耐用年数が来れば無償で譲り受けることができる制度・条件整備ができ、予算措置もされてきているところです。地震、津波で傷んだ農地を復旧をして、さらには狭い農地区画を大区画に整備するために受益者負担がわずかな金額で済まされる、このための制度ができ、既に実行に移されているところです。小高区でもその取り組みは一部で始まっております。

しかし、これで良しとしていたのでは、多くの人が小高区に戻って農業を再開することになるのでしょうか。小高に戻って、若い後継者が農業をやろうと決意できるのでしょうか。若い後継者が人生をかけて農業に展望、期待を持って取り組んでいけると言えるのかということです。さらには、新たに小高区に移り住んで農業をやるという人が出てくるのでしょうか。

個々人の就農では困難を伴うので、集団であるいは法人化で、より一層の合理化を図って取り組めば、若い人も展望、期待を持てるのでしょうか。そして、小高区の農地は豊かな生産力を回復していけるのでしょうか。

答えはノーです。このままでは誰も住まない地域になります。近い将来、荒廃したままの農地が広がってしまうのではないかと強く危惧をしています。今のままでは、若い後継者が、あるいは小高に移り住んだ人が生活を継続する所得が確保される条件がないのです。

これまで農業は余りにも痛めつけられ、その上、TPPであります。そして、最大の問題は、原発事故で広大な地域、農地が汚染されていること、さらに事故原発から近いことです。生活を継続する所得が確保される条件がありません。展望が見えません。

 

私も尊敬していました

11月30日に日本共産党相馬地方ボランティアセンター長を担っていた宮前利明さんをチイ子さんと共に京都に送り届けることになっていましたが、急きょ交代してもらいました。交代していただいた方にも宮前さんにもごめんなさい。ありがとうございました。直前にチイ子さんの父の訃報が届いたのです。

チイ子さんはファザコン傾向にありましたが、確かにファザコンに値する父親、人物だったと思います。寡黙でけっして目立たず、働き続け、わずかな晩酌を楽しみにし、自然を愛するとともに豊かな知識を持っていました。ファザコン??の娘が40年前、父の猛反対を受けながらも会津から私の所に押しかけて来た??・・・・。いずれにしても、心から尊敬していたのでしょう。

プロフィール

watanabekaniti

Author:watanabekaniti
▼1953年(昭和28年)
耳谷生まれ 57歳。
相馬農業高校農業科、福島農業短期大学農業科卒業
▼資格 農業改良普及員。 
▼福浦農協、小高町農協、そうま農協で営農指導員として勤務し、4年前に退職。
▼1972年豊かな農村を創りたいと願い、日本共産党に入党。
小高町連合青年団事務局長 
県農協労連副委員長を歴任。 
▼町・市議会議員30年。

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