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なじょしてる通信 №308

№308 2013年12月 1日発行 
日本共産党 南相馬市議会議員 議会報告
 小高区耳谷小泉23 渡部寬一
原町区北新田本町98-4新田ハイツ2号 携帯 090 2993 1471

12月定例議会
 補正予算 7億円を追加
 12月定例議会は、4日から18日まで開かれます。提案されるのは、議案32件(条例関係4件、予算関係10件、その他18件)です。
 一般会計補正予算では復興計画の推進などの緊急対応に必要な予算を措置するとしています。
 補正額6億9,944万円を追加し、歳入歳出総額は1,105億6,233万円になります。

「仮設住宅等の住み替えを認めろ」 要望書を提出
 日本共産党福島県委員会は、県内の大震災・原発事故被災地の共産党市町村議員とともに、「仮設住宅の住み替えを実態に即して認めるよう求める要望書」を総理大臣あてに提出しました。私も参加してきました。
 これは、11月22日に福島市で、復興庁福島復興局の参事官に手渡したものです。その後2時間に及ぶ交渉で、実態を訴えました。

 以下、要望書の要旨です。
 原発事故は人災であり、原発事故がなければできたであろう生活の保障は政府と東京電力が責任を負うところです。転居はもともと住民に保障されている権利であって、転居による責任の回避はできません。
 しかし、民間借り上げ住宅も含めた仮設住宅の住み替えは「やむを得ない事情がある場合に限り1度のみ」という極めて限定的なものになっています。
 元々3~4世代などで同居していた家族が緊急的に避難することでバラバラになり、2年8ヶ月経つ中で「また一緒に住みたい」と言っても難しい、あるいは「避難先でやっと就けた職場で転勤になった」という場合など、そもそも原発事故が無ければ必然性がなかった転居にも対応できない等の矛盾を広げています。
 ついては、以下の通り要望いたします。
       記
1.民間借り上げ住宅も含めて原発事故避難の仮設住宅住み替えを実態に即して認めること。



寬一の一般質問⑤
 私の一般質問は、9月13日に行いました。内容の要旨の続きです。

Ⅰ 収束しない原発事故
 市長の政治姿勢を問う

 ②除染のスピードアップで遅れを取り戻せ
1.20㎞圏外には人が住んでいる。子供も住んでいる。除染の遅れは許されない。

 「なじょしてる通信 №304」の続きです。

【再質問】 私は市長の決意を聞いているのだ。「我々」の考えではなく、市長の考えは。
 除染は、他の復旧・復興の仕事のスタート台だ。スタート台ができないうちに、他の取り組みは本来ありえない。除染を優先しなければならない。
 そのための体制も柔軟に迅速に立て直す必要がある。「何よりも除染を優先する」立場を貫くのが市長の指導力と言える。

また「我々」
【答弁:市長】 除染だけをやっているわけにはいかない。我々として今やるべきことに全力を傾注してい       く。
【再々質問】 我々ではない。市長の考えを聞いている。
      除染を何よりも優先して進めるべきだ。立派な病院や学校を整備しても、住める地でなければ       話にならない。
 除染が遅れることは認めないとして、みんなで力を合わせようではありませんか。

2.除染の遅れを どう取り戻すか。
【質問】 完了時期を延長した「南相馬市除染実施計画:第2版」では、2014年12月までに除染を完了するとしている。しかし、これすら遅れていることが懸念されている。
除染は、どこまで遅れているのか。遅れをどう取り戻していくのですか。
 遅れている最大の原因として汚染土壌等の仮置き場設置場所選定に難航していることがある。はっきりしてきている難航の原因は、大規模仮置き場を選定しようとしていることにあります。
 市西側の比較的線量の高い地域の仮置き場が決まったのは、集落ごとの小規模仮置き場を選定したことにある。
 結果として、設置費用、管理費用が高くなってもやむを得ません。いつまでも仮置き場が決まらないままにしては置けません。
 市民と力を合わせて「仮置き場を設置し」「除染する」ためには、仮置き場は、集落ごとに設置する方針に転換し、そして、除染の遅れを取り戻してください。
もう一点、取り組みに欠陥がある。西側から仮置き場を決めてから除染に入り、その後、その東側の次の仮置き場を決めていくという手順だ。
 こんな生ぬるい手順ではなく、一斉にすべての仮置き場設置を決めていく方向に、方針を転換していくべきだ。
 もちろん、そのためのスタッフは足りません。スタッフを抜本的に増強する必要がある。
そこまでして、きれいなわが大地を、少しでも安心して住み続けられる大地を、緊急に取り戻す必要がある。
 市長、遅れを取り戻すための方針転換を求めます。

【答弁:市長】 除染対策課の仕事は、非常に重複、過重な状況だ。我々としてもスタッフ不足と感じている。
 増強を含めての再編成は、我々の喫緊の課題の一つだ。

【再質問】 スタッフ増強以外にはどうか。

【答弁】除染計画の見直しからも若干遅れている。除染方法を見直す中で、スピードアップを図っていく。
 我々の最終的被曝線量0.23μ㏜/h以下の目標に向けて、しっかりとやっていく。

東地域 いっさい協議なし

【再々質問】 海側、東側の地域には、仮置き場の相談すらかけられていないではないか。鹿島区では、区長会にも相談はない。
 これでは除染完了見直しの2014年12月完了も難しい。抜本的方針見直しが必要だ。
【答弁:復興企画部長】 それぞれの地域に声をかけるなどして、進んでは来ている。
【再々々質問】 遅れてきているのは事実。方針の抜本的転換を含めて、柔軟に迅速に大胆に、皆さんで力を合わせて、まず除染を進めようではないか。


③ 20㎞圏内の除草とガレキ処理の労務単価と委託内容は
1.特殊勤務手当1万円の加算を求めよ。

【質問】 環境省は2012年5月、「除染特別地域内における除染等工事に係る設計労務単価について」の通知を出している。除染特別地域とは、南相馬市では事故原発から20㎞圏内だ。
 この通知では、除染等工事設計労務単価を示し、その上で「除染特別地域内で作業に従事する作業員は、その業務環境の特殊性に鑑み、本労務単価に加えて、特殊勤務手当として1日当たり1万円を加えるものとする。」と明確に示している。
 昨年度から、20㎞圏内に組織された復興組合等に、除草とガレキ拾いの農地保全管理業務を委託している。
除染特別地域内における除染等工事に係る設計労務単価には、職種ごとの労務単価が示されているが、農地管理業務作業は除染工事の一部と本質は同じだ。
 農地管理業務委託金の中には、特殊勤務手当相当が含まれていないではないか。
 農地管理業務委託の財源は国であります。国に対して、特殊勤務手当相当を求めるべきです。理不尽な差別対応は許されません。
 いかがですか。市長。
       
わりごどど えーごど
この「なじょしてる通信」を印刷している毎分130枚印刷のスグレモノ輪転機が、ぼじょごっちゃいました。修理まで1週間を要しましたが、請求がいくら来るのかドキドキしています。
 ここまで書いている途中、タバコを吸いに野外に出てみて、朝日に映える阿武隈山系が見事なことに感嘆。チイ子さんにおごらえっからの蛍族ですが、これもええごとがあります。
 なお、相馬弁は「い」も「え」も「え」です。ついでに、会津弁は「き」も「ち」も「ち」と発音します。
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プロフィール

watanabekaniti

Author:watanabekaniti
▼1953年(昭和28年)
耳谷生まれ 57歳。
相馬農業高校農業科、福島農業短期大学農業科卒業
▼資格 農業改良普及員。 
▼福浦農協、小高町農協、そうま農協で営農指導員として勤務し、4年前に退職。
▼1972年豊かな農村を創りたいと願い、日本共産党に入党。
小高町連合青年団事務局長 
県農協労連副委員長を歴任。 
▼町・市議会議員30年。

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