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なじょしてる通信 №313

№313 2014年 1月12日発行 
日本共産党 南相馬市議会議員 議会報告
 小高区耳谷小泉23 渡部寬一
原町区北新田本町98-4新田ハイツ2号 携帯 090 2993 1471

 震災・原発事故後は新年のあいさつを控えておりましたが、新年を祝う意味には「無事に歳を重ねることができた」こともあるそうです。
様々な苦難の中でも、歳を重ねることができた皆さんにあらためて
 新年おめでとうございます。
 今年もご愛読よろしくお願いいたします。


全会一致
 雇用の安定を求める意見書
 12月議会の最終日(18日)に全会一致で可決され、提出された意見書のひとつです。

 雇用の安定を求める意見書
 政府は規制改革会議や産業競争力会議で労働規制の緩和を検討し、雇用を不安定化させようとしています。
 政府が目指す「解雇の金銭解決制度」が導入されれば、金銭の支払いによって今よりも簡単に解雇されるようになり、「限定正社員」が制度化されて見かけ正社員づくりが行われれば、工場や営業所等の閉鎖に伴って簡単に解雇されるようになってしまいます。
 また、特に若年の労働者を使い捨てにするいわゆる「ブラック企業」が社会問題化しており、対策を講じることが求められています。
 よって、南相馬市議会は、次の事項を実現するよう強く求めるものであります。
            記
⑴ 「解雇の金銭解決制度」の導入、「限定正社員」の名を借りた見かけ正社員づくり、「労働者派遣法の大幅な 緩和」など、労働規制の緩和を行わず、雇用の安定を図ること。
⑵ 求人票に離職率を明記させることなど、いわゆる「ブラック企業」問題に対する実効性のある対策を講じるこ と。また、若年者雇用については、学校における職業教育や進路指導、職業相談など就労支援をさらに拡充する こと。
⑶ 環境・エネルギー分野、医療・介護分野など成長分野での産業育成を図り、雇用を創出すること。
 以上、地方自治法第99条の規定に基づき、意見書を提出する。

                               福島県南相馬市議会議長
 衆参両議院議長、総理大臣、厚労大臣、経済再生担当大臣、内閣府特命担当大臣あて

12月議会での
寬一の一般質問➀
 私の一般質問は、12月11日に行いました。内容の要旨は、以下の通りです。

市長の政治姿勢を問う
  桜井市政の4年間は、
  市民の命とくらしを守れたのか

 一見華々しく見えても、国・県の枠内、国・県の手の平の中で踊っていただけではないのか。市民の命とくらしを守る砦としての市政が見えないままだったのでは

【質問】 桜井市長は間もなく4年間の任期を終えようとしている。
 スタートから10か月間は、市政を株式会社化、利潤を追求することを最大唯一の目的とする株式会社に化するとした。副市長の人選を巡って、大変な方を選ぼうとして、ひんしゅくを買ってしまった。
 これらは、3.11大震災と引き続く原発事故のため、吹っ飛んでしまい、3.11と原発事故対応にいやおうなしに取り組むことになりました。大変な対応を迫られ、「市長なりにご苦労された」と思う。
 震災・原発事故直後はユーチューブなどを通じて、国や東電の対応を鋭く非難し、市民の命を守るために頑張っているようにも見えた。

市民のために踏み込んだことはない?
 しかし、桜井市長の対応はこの2年9ヶ月、どのようなものであったかを冷静に見てみると、この苦難の中でかならずしも市民の命とくらしを守るものだったとは、言えない。
 苦難にある市民の緊急対応、多様な市民の要求に応えるために、職員は自らの健康を顧みることなく、歯を食いしばって頑張ってきた。しかし、市職員は国・県とこれまでの市政の枠内、市長の指示内でしか対応できないのは当然だ。
 市長も粉骨砕身、頑張ってきたことは認める。国や県の枠内だけでは対応できない市民への対策については、次々と国、県、東京電力に要求・要望をしてきた。
 しかし、要求、要望であり、回答待ちでの対応に終始した。国、県の枠内では市民の命とくらしを守り得ないと判断をして、市長の判断で、南相馬市独自策として、踏み込んで市民の命とくらしを守ることをどれだけやってきたのか。ほんのごく一部、南相馬市だけやらない訳にはいかない対応だけと言える。
 私が一昨年12月議会から、議会ごとに毎回要求してきた「安定ヨウ素剤の全世帯配布」は、どうだったのか。いわき市や三春町では全世帯配備が、とうに実現していたのに、南相馬市は国の方針がはっきり決められた本年9月以降、ようやく具体化しようとしているではないか。
 市民が強く望んでいた「原発事故賠償請求対応」も、結局は東電と原子力賠償センター任せ、丸投げではないか。南相馬市としての専任担当部署は、とうとうできなかった。

市職員は間(はざま)で 犠牲者は市民
 ですから私は先ほど、「市長なりに頑張ってきた。」としか言いようがなかったのだ。
市長は、市民の命とくらしを守るために、粉骨砕身頑張ったとは、客観的に見れば言えないのです。国、県の枠にこだわることなく、今、市民の命とくらしを守るために必要な対策、施策を指示し、議会に提案することは市長にしかできない。職員はできないのです。
 市長がここまで踏み込んでこなかったことによって、市職員や議員がどれほど苦しんだかわかりますか。職員は、市民の窮状を何とかしたいと思いながら、国、県の枠内に縛られ、市の方針と市民の助けを求める声のはざまに入って苦しんできている。
そして、最大の犠牲者は市民です。
 桜井市長の本質を知った市民が「市長は超一流のクレーマーだ。だが、クレーマーだからなのか、市長として自らの判断で、市民を守るための南相馬市独自の方針も、指示も出さない。」と、評価している。
 市長、あなたの4年間の市政は、何だったのか。

【答弁:市長】 (3月11日以降の細かい行動内容を長々と答弁した上で、次のように結んでいます。)
 市民が本当に安心して暮らせる環境づくりのために、今後とも再生可能エネルギーの推進をはじめとする市民が安心して暮らせるための生活整備再建のために全力で取り組んでいく。

※市長は、意識的と言える長々とした答弁したために、私の質問時間が無くなってしまいました。質問権の妨害です。

【再質問】 再質問時間が無くなってしまった。私の再質問を許さないための答弁であったことに強く抗議して質問を終わります。


災害関連死 前月同様439人
 1月8日現在の、南相馬市の災害関連死は、前月と同じ439人です。12月17日に開かれた審査会で、新たに認定された方はおりませんでした。
 震災時の直接死636人と合わせて、南相馬市の震災関係死亡者数は1,075人です。
 一方、「不認定決定」を不服として、訴訟が起こされている事案もあります。

歯がゆい2つ
 我が家で迎えない3回目の新年となりました。子や孫たち、叔父叔母などなどが集まっての新年の楽しいひと時を味わうことが、今年もできませんでした。私たちの子、2男2女の内、2女の子夫婦と孫たち5人、チイ子さんと母と叔母が宮城県の温泉で一泊だけの新年会をやるのが精一杯でした。郡山市に住む長女の第3子(歩佳:3歳)は、寛ちゃんじいちゃんにべったりです。チイ子さんがやきもち・・・?(んで、この原稿を覗いて「おらやぎもぢなんかやいでねど」と、後ろでつぶやく声が。)
 さて、小高商工会主催の新春交歓会での亀岡衆院議員のあいさつは「出来る事はすべて国にやらせる。どうしてもという時は私に言ってください。何よりも結果を出す年にしていく。」などと話されました。しかし、現状や実態、計画や方針などの具体的な話は全くありませんでした。南相馬市のことも、小高のことも、原発のことも、避難のことも一言も触れませんでした。小高での挨拶なのか、東京での挨拶なのか???。それは、亀岡氏が推しているとされている南相馬市新人市長候補も、後援会資料の中で「原発」にかかわって一言も触れていないことと共通しているのでしょうか。
 もっとも市長候補では、時期はどうあれ「原発ゼロ」を明確に述べて行動しているのは現職市長だけ、と言うのも歯がゆいかぎりですが。
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プロフィール

watanabekaniti

Author:watanabekaniti
▼1953年(昭和28年)
耳谷生まれ 57歳。
相馬農業高校農業科、福島農業短期大学農業科卒業
▼資格 農業改良普及員。 
▼福浦農協、小高町農協、そうま農協で営農指導員として勤務し、4年前に退職。
▼1972年豊かな農村を創りたいと願い、日本共産党に入党。
小高町連合青年団事務局長 
県農協労連副委員長を歴任。 
▼町・市議会議員30年。

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