FC2ブログ

なじょしてる通信 №314

№314 2014年 1月19日発行 
日本共産党 南相馬市議会議員 議会報告
 小高区耳谷小泉23 渡部寬一
原町区北新田本町98-4新田ハイツ2号 携帯 090 2993 1471


死亡・転出等 1万人超
 1月8日に開かれた第312回南相馬市災害対策本部会議で公表された内容の一部を報告します。
 1月6日現在の避難状況では、3.11以降の死亡・転出出者等が10,007人となり、1万人を超えてしまいました。これは、先月からの1か月間で死亡者が60人増、転出者が67人増、所在不明者が1人減によるものです。

市立総合病院入院は
 1月6日現在の市立総合病院の入院患者数は110人になっています。年末年始で退院が多かったために微減したということです。
 総合病院の病床数は230床ですから、年末年始とは言え、48%しか入院していません。病院のスタッフ、特に看護師不足が大きく影響しています。

市内病院の状況は
                     2014年1月1日現在
震災前  震 災 後       現稼働数
新・増設 休止 廃止
病院数   8   -   2 - 6
 病 一般 695 40 381 - 354
 床 療養 276 - 123 40 113
 数 精神 358 - 238 - 120
  合計1,329 40 742 40 587


 3か月前からは稼働病床数が64床増えています。これは雲雀ヶ丘病院の精神病床が増えたこと等によるものです。
 3.11前の稼働病床数と比較すると、一般病床では51%、全体では44%の稼働にしかなっていません。


除染は
生活圏除染(20㎞圏外:市実施)
・ 片倉、押釜、高倉、橲原、大原、大谷は除染終了。馬場、上栃窪はほぼ除染終了。
大木戸一、牛越は仮置き場を造成中で、除染作業中。
北長野、石神、北新田は仮置き場を造成中だが、除染未実施。
信田沢、深野の仮置き場は地権者との契約終了。
栃窪、上太田の仮置き場は地権者との契約準備中。
グリーンパーク周辺行政区(北泉、泉、金沢、上渋佐)、矢川原、その他太田地区、小山田、小池の仮置き場
は区長・住民と協議中。

・ 除染実施予定面積の進捗率は、11%。

生活圏除染(20㎞圏内:国実施)
・ 金谷、大田和、川房、の仮置き場造成作業に着手。川房、大田和は11月から農地除染作業に着手。
  神山、羽倉、大富の仮置き場は地権者との契約が終了。
  飯崎、角間沢、小谷、摩辰、南鳩原、北鳩原、小屋木、中部地区の大規模仮置き場は、地権者との契約準備
中。
  東部地区(神山を除く)の仮置き場は協議中。
  原町区の仮置き場は検討中。

・ 除染実施予定面積の進捗率は、0%。

12月議会での
寬一の一般質問②
 私の一般質問は、12月11日に行いました。内容の要旨の続きです。

市長の政治姿勢を問う
  抜本的住宅対策を
地震・津波被災者の住宅対策の拡充を

【質問】 南相馬市はこの9月に、旧警戒区域の「住民意向調査」を行った。今回の調査は、家族の代表者だけの意向だけではなく、家族全員の「個人の意向」まで回答を求めており、より住民全体の意向が反映される調査と言える。
 帰還するかどうかの意向では、深刻な結果が出てきている。
 戻ることを決めていると回答している方は、24.1%にすぎない。戻らないと決めている方は31.2%に及んでいる。
 戻らないと決めている方を年齢別に見ると、はっきりした傾向が判る。若い方ほど戻らないとしており、29歳以下では半分の方が戻らないとしている。年齢が上がるほど、戻ると決めている方が増える。
しかし、80歳以上になるとそのすぐ下の年齢よりは、戻らないとしている方が増えてしまう。80歳以上の方は、子や孫の意向に従うしかないものと予測される。
 居住地別の「意向」でも、一定の傾向が明らかだ。放射線量が比較的高い小高西部地区が、戻ると決めている方が18.7%と最も少なくなっている。

何よりも事故原発が問題
 私が言うまでもなく、原発事故が収束していないこと、放射能汚染への不安が大きいこと、そして除染が進んでいないことが、最大の原因だ。
 一日でも早い原発事故の真の収束と、一刻も早い徹底した除染が強く求められる。そのために、私たちは力を合わせなければなりません。
 まず、抜本的な住宅対策を求めます。
 小高には戻れる見通しが立たないけれども、せめて南相馬市に住宅を求めたいと考えている市民は少なくない。南相馬市に住宅が求められれば、南相馬市に戻ってきたい方は少なくない。
 しかし、土地を買い、住宅を建設することは簡単ではありません。
 住宅を求めているのは、もちろん旧警戒区域の方だけではない。旧警戒区域外でも、地震・津波で家を失った方も同様だ。しかし、土地を買い、住宅を建設することは簡単ではありません。
 そのために市は、災害公営住宅を建設している。
 しかしながら、ここにきて問題が露呈してきている。戸建て住宅が足りないこと、ペットを飼うことが可能な災害公営住宅が足りないことだ。
 そもそも南相馬市民の多くは、戸建ての持ち家、戸建ての借家に住んでいた。戸建てに入りたいと願うのは当然です。
 また、5年後以降にその災害公営住宅を買い求めようとしても、高額なお金を出さざるを得ないことに、ためらいがある。

なんと抽選とは
 抽選とは何事ですか。災害で、家を失った方に、抽選でしか公営住宅に入れない事態は、許されません。
今後とも帰還を促すのであれば、帰還を希望するのであれば、さらに、老人しか住まない限界集落ならぬ「限界南相馬市」にしたくないのであれば、住宅対策を抜本的に変えなければなりません。
 国、県の対策方針だけにこだわっていくことは、南相馬市民を不幸にします。
 十分すぎるほどの、住宅を確保しておくことが必要です。
 3年先、5年先、10年、30年先を見据えた、住宅対策の拡充を求めます。

【答弁:建設部長】 これまでの既存住宅1,231戸に加え、災害公営住宅350戸の計1,581戸を管理することになるが、今後の人口動態に応じ、適正な災害公営住宅の戸数を管理していく。

ごめんなさい 2つ
 愛媛県に避難している長男:寛志が久しぶりとなった孫:明理ちゃん、明歩ちゃんを連れて来原町しました。面倒を見るチイ子さんは、嬉々としていました。少しでも一緒にいたいとの思いは、長男が支援を兼ねて参加していた双葉町ダルマ市(いわき市南台仮設住宅で開催)まで12日午前6時出発で孫を送り届ける羽目に。おかげで南相馬市成人式に出席できませんでした。ごめんなさい。

 「市長選挙は誰に投票すればいいの?」の℡問い合わせが多く来ました。「自主投票にしています。」と苦渋の返答をしていますが、多くの方は「原発ゼロの姿勢は誰?」と問い返してきました。
スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

watanabekaniti

Author:watanabekaniti
▼1953年(昭和28年)
耳谷生まれ 57歳。
相馬農業高校農業科、福島農業短期大学農業科卒業
▼資格 農業改良普及員。 
▼福浦農協、小高町農協、そうま農協で営農指導員として勤務し、4年前に退職。
▼1972年豊かな農村を創りたいと願い、日本共産党に入党。
小高町連合青年団事務局長 
県農協労連副委員長を歴任。 
▼町・市議会議員30年。

最新記事
フリーエリア
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
フリーエリア2

検索フォーム
リンク
RSSリンクの表示