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なじょしてる通信 №318

№318 2014年 2月16日発行 
日本共産党 南相馬市議会議員 議会報告
 小高区耳谷小泉23 渡部寬一
原町区北新田本町98-4新田ハイツ2号 携帯 090 2993 1471

災害関連死 447人に
 2月5日現在の、南相馬市の災害関連死は、更に8人増えて、447人に及んでいます。1月29日に開かれた審査会の結果です。
 震災時の直接死636人と合わせて、南相馬市の震災関係死亡者数は1,083人になってしまいました。残念です。

71,561人は どこに
避難者は26,201人
 2011年3月11日現在の南相馬市人口は、71,561人でした。大震災・原発事故後2年10か月。市民は今、どこにいっているのか。
 1月30日現在の避難状況等は、以下のようになっています。

2011年3月11日現在の人口 71,561人

避難先の実態詳細
市 内 借上げ住宅や知人宅等 6,221人
仮設住宅       5,392人
市内への避難合計 11,613人
市 外 福島県内 5,817人
  県外 8,771人
市外への避難合計 14,588人
避難者の合計 26,201人

市内の自宅居住者 35,238人

その他の実態 死亡(震災以外の死亡含む) 2,896人
市外に転出 7,203人
所在不明 23人
合 計 10,122人

市内居住人口は51,590人
市内に避難している人 11,613人
市内の自宅居住者 35,238人
3.11以降の出生転入等 2,800人
他市町村からの避難者 1,939人
 合 計 51,590人
※ 市内居住人口には、短期滞在者は含みません。

市民の市外避難先自治体は(上位のみ)
・県内 相馬市1,544人、福島市1,442人、
いわき市708人、郡山市550人、
会津若松市340人
・県外 宮城県2,287人、山形県916人、
新潟県881人、東京都774人、
埼玉県673人

他市町村からの市内への避難者
 浪江町1,124人、飯舘村349人、大熊町194人、双葉町146人、富岡町86人、葛尾村12人、川内村7人、楢葉町11人、広野町5人、川俣町4人、田村市1人


12月議会での
寬一の一般質問⑥
 私の一般質問は、12月11日に行いました。内容の要旨の続きです。

このままの仮設校舎で、
この先も就学せよというのか

ⅱ 短期間対応の仮設校舎は劣悪な環境だ。体育館、校庭、プールの共用も限界。
この先2.5年?も、このままで良いというのか。


小学校では
【質問】 小高の4小学校には、この春ようやく別棟での図書室、理科室、音楽室、集会室などが整った。ところが、理科室には水道が引いてない。水道のない理科室で、どこまで学べるのか。集会室は2つの教室分をぶち抜いてあるだけだ。簡易な体育の授業はできても、ボールを使うことはほぼ不可能。
体育館は鹿島中学校と共用だ。中学校と小学校では1時限の授業時間が異なるから、1時間目だけしかフリーで体育館を使うことはできません。
先生方は着替える場所がない。女性の先生は出勤時も授業も含めて、一日中ジャージでいるしかない。
 校長室は4小学校長が一緒に入る部屋ひとつだ。一人ひとりの子どもの親身な対応策を、校長と教諭が具体的に相談する場がない。校長が教諭に対して、1対1で指導をするわけにもいかない。

中学校は
 鹿島小学校校庭にある小高中学校仮設校は、技術室、家庭科室、理科室などの特別教室は、名ばかりの部屋があるだけだ。必要な特別な机なども無いばかりか、実験道具などの教材がない。保管場所もないので、その都度「他校や母校に取りに行って、授業が終われば返してくる」の連続だ。
 プールは小学校とは規格が異なるため、使えない。
 体育館は、鹿島小学校と共用だ。授業時間に差があるので、時間調整が困難を極めている。昼休みに集中して体育館を使わざるを得ない場合が多く、先生方は休む間がない。
 先生方の着替える場所は、やはりない。必要な場合は、物置を使って着替えをしている。
 校庭は、仮設校舎を建てたこともあって、狭いです。
 不自由な中、それでも積極的に部活を継続、指導している。バスケットボールも野球も部員数が少なく、チームとして成り立っていないが、それでも継続の努力をしている。
 しかしこれらの状況では、限界があることは否めない。部活をきちんとやりたい子どもや、環境の悪い学校で学びたくないとの思いの子どもたちは、小高中学校から去っている。
 この春の新入生は38名のの予定は38名だったが、ふたを開けてみると28名しか小高中学校には入学しなかった。
 現在、南相馬市と相馬市等に住んでおり、小高中学校に通学可能な1年生から3年生の子どもたちは120名いるが、小高中学校に在籍しているのは、90名にすぎません。完全な悪循環に陥っている。

 2年9ヶ月たっているにもかかわらず、こんな状況で子供たちは学んでいます。許されません。
即刻、必要な対応をするよう、強く求めます。

 飯舘村の仮設校舎を調査した。川俣町にある草野小学校、臼石小学校、飯樋小学校の合同仮設校舎は、仮設だが必要な教室も、必要な特別教室、職員室も揃っている。職員ロッカー室も男女別にあるし、3小学校の校長室はそれぞれ独立して設置されている。
 仮設の体育館もある。体育館は天井こそ少し低いが、床はしっかりしており、十分な広さがある。冷暖房も完備されている。体育館は2億円だが、国際赤十字から寄贈された。

 福島市飯野にある飯舘中学校は、民間会社の建物を借り受け、改装された校舎です。必要な部屋はきちんと確保され、改装内容も完璧であり、快適な校舎と言える。
 体育館は、仮設で建設したものを村がリース。もちろん床はしっかりとしており、天井は高く、広さも十分。冷暖房完備であり、村民が集まっての村の行事も想定してある。
 飯舘村は全村避難の困難な中にもかかわらず、子供の成長を何よりも大切にしていることを強く感じる。本年度の飯舘中学校の本来の在学予定者数は160名だったが、現在の在籍数は112名。在籍率70%だ。飯舘中学校で学びたいとして、集まってきている。
 小高中学校の在籍率は31%です。小高では、去って行っていると言えます。
2年9ヶ月たっているのにもかかわらず、小高区の子供たちは劣悪な環境で学んでいます。許されません。
 
 即刻、必要な対応をするよう、強く求めます。

初動も本格動も遅い!!
 何人もの方から「除雪が遅い!」と電話をいただいた。『数十年ぶりの大雪。近年、特に3.11以降は建設業界の態様が変わった。土・日曜日の降雪で手薄であった。』等々の悪条件が重なってしまったことの理解はできる。しかし、しかし・・・・。
 3.11のような突然の出来事ではなく、天気予報などで事前に予測はできた。3.11での災害対策の教訓もあった。とにかく初動が遅すぎる。鹿島区の除雪は比較的早かった。などを考慮すると「んだげんちょも大雪だったがら」では片づけられない。緊急に命に係わる災害も含めて、抜本的な欠陥是正が求められる。『防災計画』は計画に終わってはならない!!
車を使えないお年寄りが増えている中、速やかな歩道の除雪も考えなければなりません。
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プロフィール

watanabekaniti

Author:watanabekaniti
▼1953年(昭和28年)
耳谷生まれ 57歳。
相馬農業高校農業科、福島農業短期大学農業科卒業
▼資格 農業改良普及員。 
▼福浦農協、小高町農協、そうま農協で営農指導員として勤務し、4年前に退職。
▼1972年豊かな農村を創りたいと願い、日本共産党に入党。
小高町連合青年団事務局長 
県農協労連副委員長を歴任。 
▼町・市議会議員30年。

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