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なじょしてる通信 №332

№332 2014年 5月25日発行 
日本共産党 南相馬市議会議員 議会報告
 小高区耳谷小泉23 渡部寬一
原町区北新田本町98-4新田ハイツ2号 携帯 090 2993 1471

5月15日 臨時議会
 防災集団移転元買取り 全議案を可決
 15日に臨時議会が開かれ、財産の取得議案18件、人事関係議案などが全会一致で可決されました。
 財産の取得議案は、津波被害を受けて危険区域に指定された宅地などを市が買い取るものです。議会の議決を求められるのは、取得価格が2,000万円以上で面積が5,000㎡以上のものに限られます。
 今回の議決に付されたものは、鹿島区は南海老、北右田、南右田、原町区は下渋佐、萱浜です。

20㎞圏外 買取り50%に
 議会の議決に付されない防災集団移転促進事業の移転元の土地買取りを含めると、467人と2,538筆の契約を終えており(4月1日現在)、20㎞圏外は約50%の進捗状況になっています。

20㎞圏内は
 20㎞圏内の買取りが遅れていることから、私はその理由と買取りの見通しについて質問しました。その答弁要旨は以下です。

【建設部長の答弁内容】
 旧警戒区域は、東京電力の土地の財物賠償問題があったため、旧警戒区域外を先行して用地取得を進めた。
 昨年12月に東電より、財物賠償の合意前に防災集団移転事業の用地取得が行われても、賠償金から売却収入控除を行わないとの通知があり、被災者も不利益を被らなくなったことから、旧警戒区域内も準備を進めている。
 旧警戒区域内は、6月頃から対象者に資料を送付し、個別相談会で売却意向を確認、その後順次買取りを進めていく。
 
 主な当初予算は  ⑪
【国民健康保険特別会計の予算】
・健康診査事業 4,690万円
  40~74歳の国保被保険者を対象に、問診、身体測定、血液検査(脂質、血糖、肝機能)の基本健診と、心電図検査、眼底検査、腎機能検査などの付加検診を実施。

【介護保険特別会計の予算】
・筋力向上トレーニング事業 884万円
  転倒や骨折の防止、加齢での運動機能の低下を防止するために、高齢者向けのトレーニング機器を使った介護予防運動教室を実施。

・包括的支援事業 8,987万円
  地域包括支援センターを設置し、介護予防ケアマネジメント事業、総合相談支援事業、包括的・継続的マネジメント事業を行う(社会福祉協議会、南相馬福祉会に委託)。

・紙おむつ助成事業 3,289万円
  65歳以上の高齢者で紙おむつを使用している方を介護している家族に購入費の一部(月3,000円の利用券)支給。

【育英資金貸付特別会計の予算】
・育英資金貸付金 4,933万円
  高校生から大学生まで89人を見込む。※ 震災原発事故後は、被災者支援のための学費免除などの制度校が多くあり、貸付者が減少している。

【水道事業会計の予算】
収益的収支では
・収益 15億8,224万円
  営業収益、原子力賠償金(2011年、2012年分の合計で4億1,284万円)など。
・費用 11億7,989万円
  営業費用、浄水場除染費用(6,493万円)など。

美味しんぼ
 安斎先生のコメント
 人気漫画「美味しんぼ」で、主人公が事故原発を訪れた後に鼻血を出す場面などを巡り、大きな騒ぎになっています。
 5月15日付の毎日新聞に、4月22日にサンライフ南相馬で講演された安斎先生のコメントが載っていましたので、紹介します。以下、全文そのままです。
 
 安斎育郎・立命館大名誉教授(放射線防護学)も「強い不安を感じると血圧が上がって鼻血が出やすくなるかもしれないが、被ばくが原因ではない」と指摘。
 ただし、福島県民は放射線への恐怖や、避難中の慣れない集団生活、転居による生活環境の変化などでストレスを受けており、「社会的要因による体調悪化を『放射線と無関係』と切り捨てるべきではなく、医療的なケアは欠かせない」と話す。


今しかできない大切な事 2つ
 小高区4小学校合同運動会が鹿島中学校校庭で行われました。「限られた時間と、限られた場所を有効に生かして、一生懸命練習してきました。」の4校代表校長先生のあいさつに深く考えさせられました。
 校庭も体育館も鹿島中の間借りです。仮設校舎を強要されての子供たちは将来、私たち大人の対応をどのように評価するのでしょうか。今、ありとあらゆる最大限の対応が強く求められると思います。
 暖かくなってきた4月以降、全国から南相馬市現地視察の方々がおいでになり、案内をしています。小高区は少しは復旧してきていますが、視察者からは遅々としていることに驚きの声が出ます。県外に出ると忘れ去られている原発事故の実態を「きちんと見たい。」方々には、忙しさを割いて案内する価値があると思っています。
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プロフィール

watanabekaniti

Author:watanabekaniti
▼1953年(昭和28年)
耳谷生まれ 57歳。
相馬農業高校農業科、福島農業短期大学農業科卒業
▼資格 農業改良普及員。 
▼福浦農協、小高町農協、そうま農協で営農指導員として勤務し、4年前に退職。
▼1972年豊かな農村を創りたいと願い、日本共産党に入党。
小高町連合青年団事務局長 
県農協労連副委員長を歴任。 
▼町・市議会議員30年。

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