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なじょしてる通信 №350

№350 2014年10月 5日発行 
日本共産党 南相馬市議会議員 議会報告
 小高区耳谷小泉23 渡部寬一
原町区北新田本町98-4新田ハイツ2号 携帯 090 2993 1471

安倍首相所信表明
    異議あり !!

 9月29日の安倍首相による所信表明演説。どの分野でも、「南相馬市民・福島県民の置かれた現状を見ない」「市民・県民の声に耳を傾けない」安倍内閣の姿に、『異議あり』です。

高台移転・災害住宅では
 安倍首相は「岩手と宮城における高台移転や災害公営住宅の建設は、8割を超える事業がすでに始まっています」と復興の《加速》をアピールしました。しかし、設計段階に入っただけで「着手」とみなしています。
 まして、福島県には触れていません。
 復興庁の資料(8月末)では、防災集団移転(高台移転)に向けた造成工事の完了割合は22%、災害公営住宅の整備完了も11%にとどまっています。小高区の高台移転計画11か所全てが、希望者が少なくなって事業廃止になっていることを知らないとは・・・・。
 異議ありです。

原発では
 首相は「一日も早い福島の再生を成し遂げる」と主張する一方、福島第一原発事故の反省・教訓は語らず、深刻な汚染水問題には沈黙。
 「原子力規制委員会により求められる安全性が確保された原発は、その科学的・技術的な判断を尊重し、再稼働を進めます。」と明言し、南相馬市民・福島県民や原発ゼロを願う国民に背を向けました。
 九州電力・川内原発の再稼働にむけて、新規制基準に適合するとした規制委の審査書は、地域住民の避難計画を対象とせず、火山噴火の予知が困難などの問題点が専門家から指摘されています。
 首相の言う『科学的・技術的判断』とは程遠いものです。
 南相馬市では、原発事故で復興も遅れており、いまだに23,000人もの市民が避難し続けています。 
 異議ありです。

9月定例議会
 工場用地特別会計決算
不認定 多数

 9月議会では、前号まででお知らせした等議案45件(追加議案や議会の委員会提出議案を含む)が審議されました。
 この内、「2013年度工場用地等整備事業特別会計決算」は、多数決で『不認定(否決)』となりました。
 この特別会計は、下太田工業用地の造成・誘致にかかわることも含まれています。下太田工業用地の一部36,000㎡をジー・エム・ジー㈱に3億3千万円で売却する仮契約を結んでいました。しかし、ジー社が支払いをしなかったために、一般会計から繰り入れて特別会計の帳尻を合わせていたものです。ジー社との一連の対応と会計処理が適切でないとして、決算は不認定となりました。

◎決算不認定に⇒渡部、荒木、伹野、大山、田中京子、太田、山田、中川、鈴木昌一、田中一正、細田、
志賀、土田、西 一信、湊、
今村

●決算は認定を⇒奥村、鈴木貞正、水井、
竹野、小川、小林、西 銑治
    
避難で選挙費用も・・・・・
 現議員の任期最後の定例議会最終日26日の夕、議長主催での執行部との懇親会がありました。今期限りで勇退される議員もいる中で、中途退席する方もなく終始和やかな懇親会でした。でも、再度立候補する議員の方々は、それぞれ奥に秘めた闘志も感じられました?? わだすもですけんども。
 9回目の立候補になる私ですが、これまでのように小高区耳谷の自宅に選挙事務所を設けるわけにもいかず、原町区小川町39-1に設置することにしました。避難先、北新田のすぐ近くです。

9月議会での
寬一の一般質問➀

 私の一般質問は、9月11日に行いました。内容の要旨は、以下の通りです。
  いい加減な除染を許すな
ⅰ 国は除染目標を0.23μ㏜/hから約2倍に引き上げようとしている。
 譲歩すべきではない。


【質問】 大震災・原発事故から、ちょうど3年半となりました。その昨日、原子力規制委員会は、九州電力・川内原発1、2号機について、再稼働の前提となる規制基準に「適合」とする審査書を決定しました。
 命と安全を置き去りにし、福島事故の教訓を投げ捨て、新しい「安全神話」の押し付けになるものです。
しかし、安倍政権の原発固執路線、再稼働暴走路線は、大きな矛盾に直面しています。川内原発再稼働にあたって、カルデラ噴火の危険性を実質無視することや、住民避難計画を自治体任せにして、国や電力会社の責任を回避しているばかりではありません。

 今年は「稼働原発ゼロ」の夏になりました。これは、1966年7月に最初の商業原発が稼働してから数えると、実に48年ぶりの出来事です。
 安倍政権は、なんとか原発ゼロの夏は避けたかった。しかし、できなかった。ここには、南相馬市民をはじめとする国民の世論と運動の力が働いているからです。その力で、「稼働原発ゼロ」の夏になったのです。
5月21日の大飯原発運転差し止めを命じた福井地方裁判所の判決に続いて、8月26日、避難中に自ら死を選んだ川俣町の女性への賠償命令を下した福島地裁の判決は大変重要な判決となりました。
避難を強いられて家族がバラバラにされる。地域のコミュニティーもバラバラにされる。そういうもとで多大なストレスにさらされた。原発事故と自殺との因果関係をはっきり認めました。
 この二つの判決は、根本的に言えば、「人類と原発は共存できない」と言うことを示すことになったと思います。

なじょしようもなかった 
          なじょどがしたい
コラム集 ⑮


なじょどがしたい 3月19日
 原発事故発生から、1週間。
旧相馬女子高校舎に、多くの南相馬市民が避難している。小高区役所職員を中心に、夜を徹して対応に当たっている。

老夫婦だけで暮らしていた方。寒さもあって、疲れがひどい。
 突然の避難で体調を崩し、教室の床に寝たままで、起き上がれない方。
 多くの方から次々と、質問や要求が出てくる。

 その中、横になったままの小高区のMさんから、訴えられた。
下半身が不自由で、車イスでの生活を強いられていたが、突然の避難のため『丈夫な一般的な車イス』だけ持ち出してきたと言う。
「校舎は段差が激しく、避難も長期になりそうなので、持ち出した車イスだけでの生活は困難だ。オーダーメイドの軽量の車イスを、何とか小高から持ち出してもらいたい。」と懇願された。

 即、動く必要がある。
 住居玄関の鍵を預かった。

 いったん市役所に戻った際、いあわせた小川尚一議員に同行をお願いした。
 これまでの長い議員生活で、議員であることを表明して無理を言ったことは無かった。旧国道・鶴谷検問所で「市会議員の渡部と小川です。任務で小高に入ります。」と告げ、ここにきて初めて議員の地位を利用したことになった。

 警官は、ゲートを開け、敬礼で見送ってくれた。

 人っこ一人いない小高。車は、一台も通っていない。
停電をまぬがれた信号機だけが、忠実に機能している。信号を半ば無視して、通過。
 自販機のすべてが、開けられたままの商店がある。明らかに盗難だ。腹立たしい。

 車イスを無事確保。すぐに旧相馬女子高校舎に届けた。
 「礼は一切いらない。その分、将来、困っている人がいたら助けてあげて下さい。」と、告げた。

 それこそ多くの人が、すべての人が、困難な避難生活を強いられている。何とか無事に・・・・。
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プロフィール

watanabekaniti

Author:watanabekaniti
▼1953年(昭和28年)
耳谷生まれ 57歳。
相馬農業高校農業科、福島農業短期大学農業科卒業
▼資格 農業改良普及員。 
▼福浦農協、小高町農協、そうま農協で営農指導員として勤務し、4年前に退職。
▼1972年豊かな農村を創りたいと願い、日本共産党に入党。
小高町連合青年団事務局長 
県農協労連副委員長を歴任。 
▼町・市議会議員30年。

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