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なじょしてる通信 №352

№352 2014年10月19日発行 
日本共産党 南相馬市議会議員 議会報告
 小高区耳谷小泉23 渡部寬一
原町区北新田本町98-4新田ハイツ2号 携帯 090 2993 1471

9月15日現在
 市の復旧・復興は ①
 10月1日に開かれた南相馬市災害対策本部会議で報告された内容です。

避難状況

市外避難者 12,991人
市内仮設住宅入居者 5,117人
市内借上げ住宅等入居者 3,806人
 ※市内居住人口 53,201人
 (内訳)震災当時からの居住者 47,263人
     出生・転入者 3,888人
     他市町村からの避難者 2,050人

 ※他市町村からの避難者の内訳
  浪江町1,190人、飯舘村358人、大熊町204人、双葉町164人、富岡町96人、葛尾村12人、川内村6人、楢葉町11人、広野町4人、川俣町4人、田村市1人

除染
1.20㎞圏外(市が実施)
 ◆完了目標:2016年度末
 ◆生活圏除染実施済み面積:28%
行 政 区 仮置場 除 染
片倉、押釜、高倉、大谷、橲原、上栃窪、大原、馬場(雲雀が原を含む) 整備済 終了
大木戸(牛越)、長野(北長野・石神・北新田)、信田沢 造成・格納中 終了
深野、栃窪、小池、小山田、上太田、陣ヶ崎二、矢川原 造成・格納中 実施中
グリーンパーク周辺行政区(原町・高平地区) 設計・造成中 未実施
その他太田地区、大甕地区 区長・住民と協議中 未実施
 ◆農地除染実施済み面積:0.4%
 ◆農業用水路除染実施済み面積:2.1%

2.20㎞圏内(環境省が実施)
 ◆完了目標:2016年度末
 ◆除染実施率(7月31日現在)
対象数量 実施量 実施率
宅地 5,200件 93件 1.8%
農地 3,100万㎡ 24万㎡ 0.8%
森林 1,200万㎡ 88万㎡ 7.3%
道路 320万㎡ 0.92万㎡ 0.3%

行 政 区 仮 置 き 場 除 染
金谷、川房、大田和、神山、羽倉、大富、南鳩原、飯崎、片草、小高 地権者との契約が終了。
造成・搬入中。
実施中
角間沢、小谷、摩辰、北鳩原、小屋木、中部地区(片草・小高を除く) 地権者との契約が終了。
現在、造成・搬入中。 未実施
東部地区
(神山を除く) 地権者との契約が終了。
行津地区に設置。
現在、測量・設計中。 未実施
原町区 地権者と協議中 未実施
公共施設 (現地保管) 実施中

    
災害廃棄物処理
1.20㎞圏外(市が実施)
 ◆完了目標:2016年度末
 ◆災害がれき搬入率:84%
 ◆損壊家屋解体撤去率:84%

2.20㎞圏内(環境省が実施)
 ◆完了目標:2016年度末
 ◆災害がれき搬入率:48%
 ◆損壊家屋解体撤去率:23%
(318件/1,360件)
 ◆被災自動車撤去率:86%(732台/851台)

9月議会での
寬一の一般質問③

 私の一般質問は、9月11日に行いました。内容の要旨の続きは、以下の通りです。
  いい加減な除染を許すな
ⅰ 国は除染目標を0.23μ㏜/hから約2倍に引き上げようとしている。
譲歩すべきではない。


【質問】の続き やむを得ず、0.23μ㏜/h以下であれば我慢をするしかないと、しているにすぎません。本来は、元の大地、元の環境に戻すべきであります。「やむを得ず我慢」なのです。
 毎時0.23μ㏜/hを0.4~0.6μ㏜/hに引き上げて「よし」とする科学的、医学的に明確な根拠はありません。
 本末転倒です。「どうすれば0.23μ㏜/hを達成できるか」を投げ捨て、「除染を控えてもいいのだ」と、責任回避するものです。
 断じて許すわけにはいきません。
 また、市が除染の基準としてきた0.23μ㏜/hは市民に定着し、行政との信頼関係の土台となってきた経過があります。今になってこの基準を変更することは、市民が納得できるものではありません。この点からも、時間当たり空間線量を引き上げることは許されません。
 市長は、除染の最低限の目標を0.23μ㏜/hとすることを、国に対して強く求めるべきです。
 昨日の市長の答弁で、「方針を変えるつもりはない。国にも強く求めていく。」と、明確な答弁をしているので、答弁は求めません。

ⅱ 小高東部などは避難指示まで間に合わせるとして、手抜き除染をしようとしている。とんでもない。

【質問】 南相馬市が除染の目安・0.23μ㏜/hを堅持し、国にも認めさせることは「よし」といたします。
 一方、福島第一原発から20㎞圏内は、国が、環境省が、直轄除染をします。環境省は、除染目標を後退させることを実行に移そうとしています。
 6月29日、環境省による「小高東部地区除染説明会」が開催されました。
 環境省は、小高東部地区は低線量地域であると決めつけ、「屋根、壁などは汚れのひどい所だけ拭き取る。」汚れがひどいとは、泥が付着しているところだそうです。「庭の表土は、局所的汚染箇所だけ土壌の除去・入れ替えをする。」と、説明しました。今までの手法とは異なる手抜き除染をしようとしています。
 住民から「屋根の洗浄もしない、庭の表土の入れ替えもやらないという、今までよりも簡単な除染をするのはなぜか。納得できない。」旨の発言が続きました。
 これに答える環境省は、南相馬市の20㎞圏内、避難指示解除準備区域などの解除・帰還時期目標の2016年・平成28年4月前になる「2016年3月まで除染を終えるためには、今までと同じことをやっていたのでは間に合わなくなる。」と、言うではありませんか。

 本末転倒も甚だしい!!
 「精一杯の除染作業をしているが、2016年3月までに全部の除染が間に合わなかった。」結果、「解除が遅れる」と言うのであれば、少しは許せます。やむを得ず、許せる範囲です。
 時期に間に合わせるために「手抜き除染」に切り替えるというのは、どこの世界でも許されるものではありません。
 「工期までに間に合わないから、手抜き工事をやった。」などと、許せますか!!

とんでもない!!
 同時に、こんなことを言い始めたのは、先ほどの質問で質した「除染目標を、空間線量から個人被ばく線量に基づく除染に転換」このことにも、密接に関連するものであります。


ホッとしながらも なさけなし・・・
 台風19号は思っていたよりも少ない被害で、ホッとしました。でも、仮設住宅に避難しておられる方は、壁も薄い貧弱な作りですから、不安な一夜だったと思います。大丈夫だったでしょうか。
 私の場合、小高に住み続けることができていたら、嵐の被害実態把握と対策のために夜中でも東奔西走していたでしょうに。原発事故で避難させられていることは、事後に落ち着いての状況把握となり、なさけない思いもしています。
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プロフィール

watanabekaniti

Author:watanabekaniti
▼1953年(昭和28年)
耳谷生まれ 57歳。
相馬農業高校農業科、福島農業短期大学農業科卒業
▼資格 農業改良普及員。 
▼福浦農協、小高町農協、そうま農協で営農指導員として勤務し、4年前に退職。
▼1972年豊かな農村を創りたいと願い、日本共産党に入党。
小高町連合青年団事務局長 
県農協労連副委員長を歴任。 
▼町・市議会議員30年。

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