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なじょしてる通信 №353

№353 2014年10月26日発行 
日本共産党 南相馬市議会議員 議会報告
 小高区耳谷小泉23 渡部寬一
原町区北新田本町98-4新田ハイツ2号 携帯 090 2993 1471

再生エネ普及より
        再稼働優先

 福一原発事故以降、再生可能エネルギーの普及は広がりました。
しかし、総発電量に占める再生可能エネルギーの割合は、わずか2.2%にすぎません。
 先進国とされるドイツの1割程度です。世界的に日本は大きく後れを取っています。
 今回示された再生エネ買い取り制度見直しが、再生可能エネルギーの普及に足かせをはめる可能性があります。
原発の再稼働を前提とした見直しであることは明らかです。原発再稼働が優先されるようにことは許されません。

 再生可能エネルギーの買取りを中断した電力会社は、「需給バランス」を問題にします。しかし、一部の地域で電力が余って不安定になるなら、電力需要の多い地域の電力会社に引き取ってもらう方法も可能です。
 送電線網の整備なども必要ですが、電力会社任せにせず、国の財政支援を増やすことが求められます。
 電気料金に含まれ、主に原発に使われる電源開発促進税(年間3,300億円)を買い取り費用などに使えば、家計の負担を抑えることができます。
 いずれ、原発再稼働を前提にすることをやめるべきです。

                                          

9月15日現在 市の復旧・復興は

防災集団移転(高台移転)
 ◆完了目標:2015年度
1.20㎞圏外
工 事 中   工 事 完 了
鹿島 寺内   南海老、北海老、南屋形、北右田、鹿島、上寺内1、上寺内2、上寺内3、大内、金沢1
 原町 小川町、上渋佐、
       萱浜1、萱浜2、本陣前、金沢2、北原 上高平1、上高平2、雫
・移転元の買取契約を2013年9月から開始。
・ 住宅団地の分譲契約を2013年12月から開始。
・ 北泉地区は廃止。

2.20㎞圏内
・ 計画していた住宅団地全部の11地区を廃止し、新たに小高市街地への計画を2014年度中に検討する。
・ 移転元の買取りは、2014年8月から個別に意向確認中。

仮設住宅
1.仮設住宅(建設型・市営住宅等)
 ◆仮設住宅総数:3,300戸(南相馬市2,943戸、相馬市254戸、新地町103戸)
 ◆入居総数:2,943戸(89.1%)
1.民間借り上げ住宅
 ◆受付件数:5,187件(原町区内:1,440件)

市立総合病院  9月29日現在
 ◆病床数230床:入院患者数117人(50.9%)

                                                              
要支援・要介護認定者の状況  8月末現在 (単位:人)
要支援1 要支援2 要介護1 要介護2 要介護3 要介護4 要介護5 合計
11年2月末 262 328 360 461 348 535 467 2,761
14年8月 436 481 560 552 495 561 426 3,511
震災直前比174 153 200 91 147 26 △41 750

9月議会での
寬一の一般質問④
 私の一般質問は、9月11日に行いました。内容の要旨の続きは、以下の通りです。

  いい加減な除染を許すな
ⅱ 小高東部などは避難指示まで間に合わせるとして、手抜き除染をしようとしている。とんでもない。

【質問】の続き 住民の理解は、到底、得られるものではありません。
避難指示が解除されたとしても、帰還をあきらめる方向に拍車をかけるものです。
 私たちの要求の基本、大原則は、「元のきれいな大地に戻せ。元のきれいな自然に戻せ。」なのです。
やむを得ず、苦渋の思いで、「精一杯、除染をしてもらうしかない。」と、がまんを選択しているのです。
この住民の思い、願いを踏みにじる「除染方法の転換」は、断じて許されません。
20㎞圏内は、環境省直轄除染だからと指をくわえている訳にはいきません。
南相馬市として、環境省直轄除染にどう対応しますか。
市長は、どのように対応するのですか。

【答弁:除染担当理事】 高い部分を集中して取り除くことによって、全体の空間線量が低下につながるデータが取りまとめられたので、西部地区と比べて中・東部地区、原町区の除染方法を変更したと理解している。

【再質問】 そうなると、20㎞圏外は従来の方法でやり、20㎞圏内は手抜き除染をする差が生じてくる。
 0.23μ㏜/h以下であれば問題ないということではない。低ければ低いにこしたことはない。今さら、国直轄除染はそれで良いと市は指をくわえて見ているのですか。市長。

【答弁:除染担当理事】 20㎞圏外でも同様の方法で理解をいただくように進めてきている。

【再々質問】 遅れに遅れに遅れて除染をしている。当然、除染前地域でも線量は一定程度下がってきている。そのことをもって、もう大丈夫だから手抜き除染でいいよと言うことになってきているのです。
 何とか帰ろうか、どうしようかと迷っている人が、戻ることをやめることになってくる。ダメです。国の姿勢を変えるべきです。市長。

【答弁:市長】 面的には、すべての地域で除染をしてもらう。
 その中では0.23μ㏜/hを下回る除染方法は、当然違ってくる。

【再々再質問】 環境省は、「2016年3月までに除染を終わらせるためには、今までと同じことをやっていたのでは間に合わない。」と言っているのですよ。本末転倒なんです。こんなことを許しておいてはなりません。

  将来を見据えた住宅対策を
ⅰ 人材の長期的確保のための、実効ある住宅確保を

【質問】 看護師、介護スタッフが、決定的に不足しています。
 震災・原発事故前から活動していた企業・事業所のスタッフ、従業員も不足しています。新たに南相馬市で事業を展開しようとしても、人材が確保できない状況にあります。
 これには、原発事故が収束していない事を始め、様々な要因・原因があります。
 要因・原因のひとつに、住宅難があります。大学を卒業して地元、南相馬市に戻って仕事をしようと思っても、住むところが見つかりません。
 南相馬市での、昨年度からの「復興住宅施設建設促進補助事業」は、長期的人材確保の対策ではありません。
 除染・復旧作業員などの仮設的宿舎がどんどんと建設されている一方で、南相馬市の緊急的、かつ長期的人材確保のための、定住促進対策の、住宅施設が満たされていません。

・・・・ 2つ
 小高区の文化祭にちょっとだけ行ってきました。震災・原発事故前ほどのにぎやかさはありませんが、ほのぼのとした雰囲気と主催者・出店者の皆さんの小高再生を願う強い思いが伝わってくるものでした・・・・。
 仮設住宅での『かんいち懇談会』に行くと「チイ子さんは来ねのが~。」と、次々に言われました。ん~~、なんの集まりだっけ・・・・。
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プロフィール

watanabekaniti

Author:watanabekaniti
▼1953年(昭和28年)
耳谷生まれ 57歳。
相馬農業高校農業科、福島農業短期大学農業科卒業
▼資格 農業改良普及員。 
▼福浦農協、小高町農協、そうま農協で営農指導員として勤務し、4年前に退職。
▼1972年豊かな農村を創りたいと願い、日本共産党に入党。
小高町連合青年団事務局長 
県農協労連副委員長を歴任。 
▼町・市議会議員30年。

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