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なじょしてる通信 №362

№362 2015年 1月18日発行 
日本共産党 南相馬市議会議員 議会報告
 小高区耳谷小泉23 渡部寬一
原町区北新田本町98-4新田ハイツ2号 携帯 090 2993 1471

新 消防庁舎
    1月29日から

 原町区高見町一丁目に建設中だった「相馬地方消防本部庁舎、訓練等、南相馬消防署庁舎等」は、建設資材や建設労働者の不足から完成が遅れていました。
 これがようやく完成し、1月29日には新庁舎への機能移転ができる事になりました。
 庁舎等の施設は南相馬市が建設したものですが、利活用する消防業務は相馬地方広域市町村圏組合で行う事から、両者間で11月14日に無償貸借契約を締結しています。
 
通信指令は高機能化
  消防関係の通信は、これまでのアナログ式からデジタル式に改めることが義務化されていました。
 今回の庁舎等建設に合わせて、相馬地方の消防署関係の全てをデジタル化・高機能消防指令施設として整備していました。
 これまで「119番」通報は、各市町村にあるそれぞれの消防署、消防分署で着信した後に対応していました。これからの「119番」の全ては、消防本部で一括着信・指令し、対応することになります。
   
 整備費・工事費の概要
・庁舎、訓練棟など(電気設備、外構工事を含む)  16億2,500万円
・高機能消防指令施設 3億1,339万円

※ 相馬地方の全消防署が一体で運用するデジタル化・高機能消防指令施設の本運用は、3月24日からとなります。
※ 消防関係の業務は、相馬看護専門学校等と共に、南相馬市、相馬市、新地町、飯舘村でお金を出し合って構成する 相馬地方広域市町村圏組合で担っています。

12月議会での
寬一の一般質問③
 私の一般質問は、12月12日に行いました。内容の要旨の続きです。
 
 小高区(20㎞圏内)再生の基本姿勢を問う
ⅰ 小高区の再生に向けて、個人や団体が自主的努力をはじめているが、市が全面に寄り添って援助すること。

【質問】 小高区・20㎞圏内の再生にあたってのスタート台として、徹底した除染が求められることは、言うまでもありません。不十分な除染は、お座なりの除染は、帰還と再生の妨げになるだけです。
 これを前提にして少なくない方々が、自主的な活動と、事業再開の努力が始められています。
 小高区では原発事故前は487事業所がありましたが、市内で再開したのは145事業所、30%にすぎません。うち、小高区での再開は42%だけです。製造業、建設業が大半で、商業、サービス業はごくわずか、5件にすぎません。農業などの第1次産業は皆無に等しいものです。
 再開に当たっては、福島県が実施している中小企業等グループ施設等復旧整備補助事業、いわゆるグループ補助金などを中心に援助策が講じられています。福島県が手当てしてくることは大切ではあるものの、以前からのお役所対応の域を出ていません。
 市民にとって最も密着し、市民の実情をもっとも知り得ている南相馬市が、直接援助できる施策はほとんどありません。
 今年度スタートした「南相馬市旧警戒区域内店舗営業報奨金制度」も、今日まで5件の申請にとどまっています。

自主的な活動と、事業再開の努力に、南相馬市が、全面的に寄り添って、援助していく事が必要であり、急がれます。
 いかがですか。市長。  

【答弁:小高区役所長】 商工会などと連携しながら、再開する事業所の修繕、清掃や店舗報奨金制度創設などの支援をしてきた。
 1件でも多くの事業所が再開できるよう、寄り添った援助に努めていきます。

【再質問)】 なかなか効果が上がっていません。絶対数から言えば、再開は圧倒的に少ない。
 県の事業ですが、鹿島区で再開をしようとしている小高区の住民がおります。補助金から賠償金相当額は差し引く、支払われてもいない共済金相当額を補助金から差し引くという事例があります。
 賠償金は、いずれ小高で再開をするために、留保しておきたい資金です。差し引くとは、とんでもない。まして、支払われることもない共済金相当額を補助金から差し引くとは。
 被災者に寄り添った対応と言えるのか。改めさせなければなりません。

【答弁:小高区役所長】 住民が不利益にならないように要望していきたい。

ⅱ 市民の要求を待つのではなく、再生の全てにわたって官主導、官先行で進めることが必要ではないか。

【質問】 市長の言動の中には、「何を求めているのですか。何が必要なのですか。提示してもらえばやりますよ。」と言うのが、たびたびあります。
震災・原発事故前までであればそれでもいいでしょう。しかし、今はそういう状況ではありません。ましてや4年もの間、住むことを許されず、何もかも破壊されたに等しくなっている地で、生活を再開させていくためには、「何が必要ですか」などと、市長が言うことではない。
農業も商業も、工業も、そして何よりも命とくらしを守る生活の再生にあたって、市民の要求を待つのではなく、再生の全てにわたって官主導、官先行で進めることが必要です。
 政治の責任で進めていくべきです。

【答弁:小高区役所長】 小高区の再生は、帰還した住民が安心して生活を営むことでなし得ると考えています。住民生活に支障が生じることの無いよう、課題を整理し、行政が率先して解消策をはかっていきます。

【再質問】 小高で共同店舗を作っていくとありました。しかし、ここに入っていただく商店の見通しが立っていないと言います。生鮮食品は特にむずかしい。
 そうであれば、南相馬市直営店舗でもスタートすることが必要です。

【答弁】 指摘いただいた直営も考えていく必要があり、国とも協議していきたい。

【再々質問】 小高病院の再開はどうなっているのですか。3.11の地震の被害が大きく、施設の復旧には相当の期間を要すると思われます。
 被害の実態調査、復旧をどうするかの検討はどのようになっていますか。

【答弁】 建物損傷の改修、医療機器等の更新には10億円以上の費用が見込まれます。
 しかし、医療スタッフの確保が難しく、入院機能を再開するかどうかは、小高区に戻る方の状況等も踏まえて検討していきます。

【再々質問】 居住が可能になる時期に合わせて、入院機能を再開させていく基本をきちんと押さえなければなりません。

【答弁:市長】 市立総合病院の入院体制の強化が、入院の一番の近道だと考えている。
 
くやしい くやしい くやしい ②
またまたお葬式。10日は親戚関係の57歳・男性のお通夜。原発事故が人生の歯車を壊した結果であったことが明らかな・・・・。
 いわき市南台仮設住宅での「双葉町ダルマ市」に愛媛県に避難している息子親子が出店に来たので、11日に手伝い(? 孫に会いたい?)に行ってきました。途中、富岡駅に寄ってきました。原発から直線距離で9.5㎞の駅前は、建物も車も津波被災のまま残っています。私もチイ子さんもしばし無言・・・・。
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プロフィール

watanabekaniti

Author:watanabekaniti
▼1953年(昭和28年)
耳谷生まれ 57歳。
相馬農業高校農業科、福島農業短期大学農業科卒業
▼資格 農業改良普及員。 
▼福浦農協、小高町農協、そうま農協で営農指導員として勤務し、4年前に退職。
▼1972年豊かな農村を創りたいと願い、日本共産党に入党。
小高町連合青年団事務局長 
県農協労連副委員長を歴任。 
▼町・市議会議員30年。

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