なじょしてる通信 №423 5月22日付

  

 423 2016 22日発行 

日本共産党 南相馬市議会議員 議会報告

 小高区耳谷小泉23 渡部寬一

原町区北新田本町98-4新田ハイツ2号 携帯 090 2993 1471

避難指示解除

   7月1日に疑問?

避難指示区域内市民説明会で国は、20㎞圏内の避難指示解除の期日を7月1日にしたいとしました。

もとより、全ての人が一日も早くふるさとに、自宅に戻って、当たり前の生活をしたいと心から願っています。でも、安心できる状況になっているかどうか等の疑問がたくさんあります。

① 最低限の条件とされた宅地と宅地周辺の除染が、あちこち未実施のままです。(未同意者宅や家屋解体後の除染になっているところではありません。除染は終わったと報告されている所です。)

    

② 道路、水路、農地の除染は、来年3月までとされています。山林の除染は計画すら立てられていません。

③ 市立小高病院の入院機能は再開する計画は全くありません。医療や介護、商店の再開は、困難をきわめています。

④ 解除後には、期日を区切って賠償や支援策が打ち切られてしまいます。原町区の経済界幹部は「20~30㎞圏内の解除・20㎞圏内双葉郡の解除では、解除前に国は支援策を揃えていると言っていたが、解除後はほとんどが反故にされている。慎重に判断すべきだ」と指摘しています。

等々です。

 

対立・分断に だまされない!

国の説明は「帰還の条件は揃った。早く帰りたいとの人がいるので、一日も早く・・・・」と言いながら、市長は「早く解除しないと小高は滅びる・・・・」と言いながら、解除が延びているのは『解除はまだ早いと言っている人がいるから』と印象づけようとしています。

原発事故を起こし放射能を撒き散らしたからこそ、まちが滅びるのであって、国と東電が加害者としての責任をきちんと、速やかに果たさないからこそ不安がいつまでも続き、まちが滅びるのです。

早く帰りたい人と、不安が強いのでまだ早いと言う人を、対立させることは許されません。どちらも被害者です。

加害者の「本当の敵を見失わせる巧妙な策略」には、だまされません。

国と東電は、どちらの思いにもきちんと責任を果たすことが何よりも必要です。

 

 

3月議会での

寬一一般質問

 私の一般質問は、3月8日に行いました。内容の要旨です。

  避難指示解除までの問題・課題解決をどうすすめる

 

ⅲ 安定ヨウ素剤の全世帯事前配備を即刻実現せよ。

【答弁:復興企画部長】 安定ヨウ素剤の事前配布は、国の原子力災害対策指針(2015年4月改定)で、福島第一原発については立地及び周辺市町村の全てにおいて安定ヨウ素剤の服用は必要ないとする方針が示されました。

 また、原子炉の冷温停止状態が確認され、廃炉に向けた取り組みが進んでいて、安定ヨウ素剤の必要性が薄れていると認識していることから、現時点では直ちに事前配備する状況にはないと考えています。

 なお、現在備蓄している安定ヨウ素剤については、小中高などを中心に分散配備をしてまいりたい。

【再質問】 新たな安全神話に陥っている。とんでもありません。

原発事故前、絶対起きないと言われたのに現実に起こってしまったではないですか。国のいうことをまともに信じるのですか。みずからの頭できっちりと考えて、判断をするべきなのです。それが南相馬市として、南相馬市長として必要なことです。

国や県の言いなりにだけなっているのだったら、南相馬市も市長も要らないということになる。単なる下請機関になってしまいます。市民の命と安全を守るということを第一に考えてもらいたい。

浜岡原発から半径5kmから31km圏の緊急防護措置区域に入る静岡県掛川市は、2月初めに県計画の完成を前に、安定ヨウ素剤の住民への配布訓練を独自に行っています。

担当課長はどう言ったか。問診を行う医療関係者を市内で賄うのは不可能で、配布場所を運営する市職員も確保できない。緊急配布は極めて困難と結論づけ、住民や希望者への事前配布を市単独で検討したいと言っているのです。

2011年の小高区では、大変悔しい経験をしています。今でも私は後悔をしています。なぜあの場でも最後まで配ることができなかったのか。事前配備をしない限り、いざ事故が起きたときに配布なんかできないのです。何ぼ集中配備なんかしていたって。

だから、市の防災計画に決めたのではありませんか。何でできないのですか。

 

 

ⅳ 道路、農地、森林の除染が進まないまま、解除でいいのか。

【質問】 市長は、宅地とその周辺の除染が終了することを避難指示解除の条件としてしまった。避難指示解除とは、もう何でもないよ、当たり前の生活に戻れというものです。

しかし、道路や水路、農地の除染完了は1年遅れになる。道路や農地に出るなに等しいものであります。それでも当たり前の生活と言えるのでしょうか。そして日常的に入り込む可能性のある森林の除染は手がつけられていません。それでも当たり前の生活と言えるのでしょうか。

大人はじっと我慢をして生活できるとしても、戻った子供に同じ我慢をしろと言えるのですか。

道路、農地、森林の除染が進まないままの避難指示解除でいいのですか。

【答弁:市長】 農地除染についても線量の高いところから進めています。そういう中でも、一刻も早く居住制限が解かれるべきであると考えています。

除染に対する市民の感覚というのは、それぞれ捉え方が違っていますし、市としても除染の完了確認等をしっかりした上で、環境省に対してフォローアップ除染等も含めた生活圏並びに生活圏の周りの除染を迅速に除染対応してほしいということを今でも働きかけています。その結果として高い地域はフォローアップ除染も進んでいるものと捉えています。

【再質問】 答弁になっていない。

私も、全ての議員も20km圏外や30km圏外を除染するななどと言っていない。現に20㎞圏外にはもう人が住んでいる、だから除染を何としても急ぎなさいと、口を酸っぱくしてお話ししていたのではありませんか。

現に人が住んでいたから除染を急がなくてはならない。除染が終わっていない、大変悔しい思いをしてまいりました。今後後悔することがないことを祈るばかりであります。

それをまた20km圏内で同じ轍を踏むことになるということです。そこをよく理解してください。そこを理解しなければ、簡単に解除なんて言えないはずなのです。

 

 

思いを共有できた演説会

参院選勝利をめざす日本共産党全県演説会が7月14日、郡山市で開かれました。県内各地から1,400人を超える方が参加しました。

演説会では、穀田惠二国対委員長(衆院議員)、岩渕とも比例候補、くまがい智比例候補が演説しました。

さらに、ましこ輝彦選挙区野党統一候補(参院議員)が「3党が合意した安倍政権打倒を含む4点で参院選を勝ち抜こう。一緒になって頑張ろう。力を合わせて平和と福島の原発全基廃炉を実現しようではありませんか。くまがい候補が選挙区候補としてやろうとしたことを、みなさんと一緒に実現していくことを誓います。独裁的、強権的な安倍政権に選挙で決着をつけるしかない。この参院選で安倍政権にストップをかけましょう。」と力強く訴えました。

私もチイ子さんも、「ほだ、ほだ、よし!」と拍手。演説会に参加して「ましこ輝彦野党統一候補を応援、投票する」ことに確信を持つことができました。

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プロフィール

watanabekaniti

Author:watanabekaniti
▼1953年(昭和28年)
耳谷生まれ 57歳。
相馬農業高校農業科、福島農業短期大学農業科卒業
▼資格 農業改良普及員。 
▼福浦農協、小高町農協、そうま農協で営農指導員として勤務し、4年前に退職。
▼1972年豊かな農村を創りたいと願い、日本共産党に入党。
小高町連合青年団事務局長 
県農協労連副委員長を歴任。 
▼町・市議会議員30年。

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