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なじょしてる通信№430 7月10日付

  

 430 2016 10日発行 

日本共産党 南相馬市議会議員 議会報告

 小高区耳谷小泉23 渡部寬一

原町区北新田本町98-4新田ハイツ2号 携帯 090 2993 1471

デマンドタクシーの

 実現を求める陳情書

全会一致で採択

「デマンドタクシーの実現を求める陳情書(陳情者:乗り合いタクシーを実現させる会代表 渡部正孝氏)」は、6,205名の署名を添えて議会に提出されていました。

6月定例議会で審査され、付託されていた総務常任委員会では全会一致で採択された後、本会議でも全会一致で採択されました。

結果は市長送付とされました。今後は、市長がこの意をどう受け止めて、どのように実現していくかが問われることになります。

採択された陳情書の内容(要旨)は、以下の通りです。

陳情項目

大震災と原発事故後、南相馬市では高齢者ばかりでなく子ども達も様々な問題を抱えており、とりわけ交通手段において不便な状態に置かれています。

それらの課題の克服と問題解決のため、本市において可能な限り早期に、低額料金で利用できるデマンドタクシーの実現に向け、ご尽力いただけますことを要請いたします。

陳情の趣旨

大震災と原発事故により、子育て世代を中心として多くの市民がいまだに本市に戻ることができないでいます。また、そのことにより高齢者を中心として交通弱者の立場に置かれ、通院も買い物も、その他の外出用事も思うにまかせず、苦労をしている人たちが増えています。

また、原発事故の処理などにかかわって、大量の人的流入や交通量の増加などがあり、子ども達をめぐる環境も大きく変化し、保護者や家族も不安を抱えています。

中でも「乗りたい場所」から「行きたい場所」まで活用できるデマンドタクシーの実現は、本市において今後安心して暮らしていくためにも、有効かつ重要な施策であろうと考えますので、可能な限り早期に、また低額の利用料金で実現の運びとなるよう、取り組んでください。

 

6月議会での

寬一一般質問

 私の一般質問は、6月22日に行いました。内容の要旨です。

  避難指示解除にあたっての

課題解決を

【質問】 いよいよ7月12日をもって南相馬市の全ての避難指示が解除されます。

長い長い5年4カ月でした。失った5年4カ月は、とても大きいものです。取り返しのつかない、戻すことのできない5年4カ月、お金には代えられない年月です。

もう何でもない地域・原発事故は終わりましたとされます。しかし、安心できる地域、安心できるふるさとに戻ったとは言いがたいものです。

これだけの犠牲を払っていながら、県内の原発全基廃炉とは、国も東京電力も決めておりません。溶けてしまっているはずの原子炉の中は誰も見ていません。汚染水は漏れ続けており、対策も不十分なままです。原発事故は継続中であり、収束とは到底言えないものです。

生業は取り戻せていません。線量が高いところがまだまだ残っています。農地、道路、水路の除染はまだ終わっていません。河川の内側や山林の除染は実施することすら決まっておりません。医療は、介護は、商店は、農業再開は。

希望を持ってふるさとに帰る、明るい希望を持って帰れる状況ではありません。もう、避難生活はたくさんだと、限界だから、なんとか早くふるさとを、生業を再建しなければならないと。近い時期に避難支援策は打ち切られるから帰るしかないと。それが、帰還をする多くの方の胸の内であります。多くは、明るい希望、明るい展望ではありません。

7月12日に解除しました、あとは野となれ山となれとはいきません。課題の解決はスタート台に立ったに過ぎません。課題の解決は、政治の責任でもあります。

多くの課題がありますが、本日は当面の課題、2点に絞ってだけ質問をいたします。

 

ⅰ JR小高駅の始発時間が遅い。ダイヤ改善を早急に。

【質問】 JR常磐線の小高駅から原ノ町駅まで不通となっていたものが、避難指示解除の7月12日から運転再開されます。これによりまして当面、小高駅から相馬駅まで開通、運転再開されます。

これは、事故原発から20キロメートル圏内に戻る方にとっては朗報です。特に、交通弱者、取り分け毎日通学をすることになる高校生にとっては大助かりです。

ところが、発表されたダイヤ、時刻表を見て愕然としております。小高駅の始発は7時30分です。原ノ町駅着7時39分、乗降時間や高校の門をくぐってから教室までの時間を加えると、原町高校まで徒歩では始業時間までは無理と言える時間です。自転車を使うしかありません。

相馬駅着は7時57分です。相馬東高校までは1.9km、徒歩で28分。相馬高校までは1.8km、27分。相馬養護学校までは1.6km、25分間の距離です。乗降時間等を加えれば30分以上の距離です。それぞれ自転車を使っても始業時間までは大変に厳しい時間となります。特に、養護学校高等部の生徒にとっては、小高駅と磐城太田駅からの電車を使っての通学は不可能に近いものです。

小高に戻って、20km圏内に戻って生活をしようとする家庭。とりわけ高校生を持つ家庭、近い将来高校生になる子供を持つ家庭にとっては、実質的に生活が困難なJRのダイヤとなっています。20km圏内での生活をする基

折返し運転になるために設けられた

小高駅仮設ホーム

盤は整ったとして避難指示解除に合意をした市長は、JR、そして国に対して、ダイヤ編成を早急に改善するよう強く求めていくべきです。

【答弁:復興企画部長】 同様の御意見が各方面からいただいています。市の責任として、早急にダイヤ編成の改善が図られるよう、強くJRに対して要望してまいります。

【再質問】 小高駅からの下り、最終便が20時20分です。小高の中でも、飲食店なども再開するということで頑張っておられる方がいるわけですが、最終は午後8時20分ということになると、飲食店が十分に稼働できない。この改善も求めるべきです。

【答弁:復興企画部長 議員の御意見を踏まえて今後しっかり要望してまいりたい。

【以下、次号に続く】

 

 

 

分かれ道 どちらを選ぶ?

参議院選挙の結果が分かった直後に、20㎞圏内のほぼすべての避難指示が解除されます。参院選の結果によって、原発事故が「なかったことにされて再稼働され、補償も全て無くされる」か、「廃炉にして、補償対応もきちんとされるか」の分かれ道と思われます。参院選の結果によって、「戦争をする国になる」か、「平和を守る国を続けるか」の分かれ道と思われます。先日、取材に来た東京の新聞記者は、福島と沖縄の選挙が最も注目されていると言っていました。どちらも現職の大臣の選挙区というだけではありません。分かれ道を決める選挙区であるということでした。

私個人にとっては、4人の子ども達夫婦と間もなく10人となる孫たちの、命にかかわる大問題でもあります。

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プロフィール

watanabekaniti

Author:watanabekaniti
▼1953年(昭和28年)
耳谷生まれ 57歳。
相馬農業高校農業科、福島農業短期大学農業科卒業
▼資格 農業改良普及員。 
▼福浦農協、小高町農協、そうま農協で営農指導員として勤務し、4年前に退職。
▼1972年豊かな農村を創りたいと願い、日本共産党に入党。
小高町連合青年団事務局長 
県農協労連副委員長を歴任。 
▼町・市議会議員30年。

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