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なじょしてる通信第608号 7月19日付

   

No.608 2020年 19日発行 

日本共産党 南相馬市議会議員 議会報告

 小高区耳谷小泉23 渡部寬一

携帯 090 2993 1471 メールアドレス qqkh4649n@drive.ocn.ne.jp

 

 

 

 

6月議会での

寬一一般質問

私の一般質問は、6月15日に行いました。新型コロナ対応のため、議員の質問持ち時間40分間のところ、6月議会に限り30分間に短縮しての一般質問になりました。

トリチウム等の汚染水を

海に棄てさせるな

 

私たちをユダにさせるな。

【質問の続き】 東京電力福島第一原発事故による被害が今なお続く中、政府と東京電力は今年の夏にも汚染水の処理方法を、海洋放出という結論ありきで強引に決定しようとしているのであります。

海洋放出という選択は福島県内の漁業・農業関係者を初め、多くの方々が安全性と信頼を回復するため重ねてきた様々な努力を根底から覆し、さらなる風評被害と分断をもたらす行為であります。

汚染水の処理は今後数十年以上も続く、極めて重大な問題であります。決め方によっては数百年、1,000年以上続く重大問題となります。

それは国民的な議論にとどまらず、世界の人々、次の世代にも責任を負わなくてはならないものなんです。この問題は私たちを極めておとしめる問題であり、以下の見方があることに気づかなければなりません。

福島県民や地元と言われる浜通りの住民、私たちが汚染水の海洋放出を許していけば、その後どんなことになるのか。

原発事故後、今日まで、福島県民や浜通り地元住民は被害者でした。被害者として全国民や全世界から支援をされてきました。励まし続けられてまいりました。

 現在、稼働している原発からトリチウムは水で薄めて流すことが国際的に認められているとしています。

 しかし、福島第一原発から放出しようとしているのは比較にもならないほどの超大量の汚染水であります。実際にはトリチウム以外にも危険な放射性物質も含んでおります。ですから、質問項目名も「トリチウム等」としているんです。

トリチウム等汚染水を海に流せば、日本全体はもとより、全世界に汚染水が広がっていきます。トリチウム等汚染水海洋放出を許した福島県民や地元住民、私たちは、今度は加害者として扱われることになります。

裏切り者となります。

福島県や地元市町村、県民や住民が決めることではありません。決めてよいことではありません。

曖昧なことを言うことや黙っていることは認めたこと、オーケーを出したこと、地元が決めたことになってしまいます。

どうしても海に捨てるなら国民投票で決めて、オーケーが出れば、その後は国連などの世界機関の議決を経た上で決めるべきであります。そうしないと福島県民や地元住民は、被害者から今度は加害者になってしまいます。

ユダは、2,000年たった今も裏切り者の代名詞となっています。

今度は福島がユダです。福島が許せば、福島は国内的にも国際的にも2,000年たっても裏切り者の代名詞として、「フクシマ」と語り継がれていくことになります。

私から言うまでもありませんが、ユダといえば裏切り者の代名詞です。

ユダはもともとイエスの12人の弟子の一人でしたが、次第にイエスに不信を抱くようになり、イエスを十字架につけようと画策していたユダヤ人指導者たちに銀30枚で売ってしまったのであります。

 本県、地元でオーケーを出せば、黙っていれば、汚染水放出を認めたことであり、2,000年間最大の加害者、裏切り者となってしまいます。

そして、さらに風評はどんなことがあっても止められません。どう言い繕っても止められません。

福島県や地元市町村、県民や住民が決めることではありません。決めてよいことではありません。

市長は海洋放出をしようとしている関係者などからどのように責められようとも汚染水の海洋放出を許さない姿勢を明確に示すべきです。

 市長、いかがですか。

 

 

2020年度

 主な当初予算  

・就業等人材確保住宅管理 4,265万円

  市が企業等に提供している人材確保住宅24戸(1K)の管理費。光熱水費、修繕料、リース料等。

・小高スマートインターチェンジ整備

1,828万円

 小高に高速道路スマートインターチェンジを設置する工事等(高速道路区域外の測量調査設計費)負担金。

・帰還再生加速市道除草 6,106万円

  原町区20㎞圏内25路線43.7㎞、小高区62路線73.7㎞の道路等草刈り。

・帰還再生加速市道除草(小高区)492万円

  小高区行政区中、23行政区が実施する除草作業への支援。

・帰還再生生活道路舗装事業 3,317万円

  原町区の旭町2、西町、北原、原2、三島町2、高松の生活道路合計1,160mの舗装工事。

・消防施設等整備 1億4,503万円

  消防ホース60本の購入、鹿島区団第三分団第2部屯所実施設計業務、原町区団第五分団第4部屯所建設工事、ホース乾燥塔4基建設工事、耐震性防火貯水槽2基建設工事、消防ポンプ自動車2台と消防積載車2台の購入、積載用小型動力ポンプ3台と消防用小型動力ポンプ1台の購入等。

・消火栓管理事業 5,855万円

  消火栓使用料、消火栓管理負担金、消火栓設置負担金など。

・防災行政無線整備 3,113万円

  音達エリア調査、デジタル波個別受信機の導入、自動応答装置の導入。

・防災士養成研修 104万円

  地域の防災リーダーとなる防災士を養成するための研修旅費等。

 

 

原発も火発もフクシマが最大?

7月1日夕刻、自宅でヒグラシ(別名:カナカナゼミ)の初鳴きを聴きました。いよいよ夏だなと思ったのですが・・・・・、雨続きです。挙句の果てに低温注意報が出る始末。九州での水害多発。温暖化で地球がぼじょごっちぇんでねえべが・・

温暖化で以前から気になっていたことがありました。「温暖化≒二酸化炭素の排出≒その最大は石炭火力発電≒日本は世界でも有数の石炭火発はもとより全世界に石炭火発輸出」です。その石炭火発の多い所は?・・・・・。あらためて調べてみたら福島県が最大でした。地球をぼじょごしてる最大の地は「フクシマ」のようです。調べがまぢがっているごとを願っています。

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プロフィール

watanabekaniti

Author:watanabekaniti
▼1953年(昭和28年)
耳谷生まれ 57歳。
相馬農業高校農業科、福島農業短期大学農業科卒業
▼資格 農業改良普及員。 
▼福浦農協、小高町農協、そうま農協で営農指導員として勤務し、4年前に退職。
▼1972年豊かな農村を創りたいと願い、日本共産党に入党。
小高町連合青年団事務局長 
県農協労連副委員長を歴任。 
▼町・市議会議員30年。

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