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なじょしてる通信第716号 2023年1月1日付

 716 2023年 月 日発行 

日本共産党 南相馬市議会議員 議会報告

 小高区耳谷小泉23 渡部寬一

携帯 090 2993 1471 メールアドレス qqkh4649n@drive.ocn.ne.jp

 

 

月議会での

寬一一般質問

私の一般質問は、9月13日に行いました。

Ⅱ コロナで苦しむ市民をなくすために

① 新型コロナ感染にした市民の後遺症等の実態と、それへの対応は。

※9月分がなかなか終わらないので、小さな字体で書きます。その分、ゴシック体文字で書きます。

【質問の続き】 オミクロン株患者が出すウイルスの量は、発症直後から7日目以降は、発症直後と比べて6分の1程度に減少するそうです。(ここまでは前号分)

しかし、減少するのであって、無くなるわけではない。専門家組織座長は、他人にうつすリスクが残っていることを感染者に認識してもらう必要があるとの苦言らしき指摘もしているところであります。

 政府、厚生労働省は、発熱外来をどれだけ増やすのかなど、医療体制強化の具体策は検討もされていないと、こういう始末であります。国民の命を守るという政府の責務を自覚せず、コロナ対策への当事者意識がなくて無責任であります。南相馬市がこれほど頑張っているのに、相反する行為をしているというふうに思えてなりません。

 過去最多の新規感染者が出ている災害時は、国がリーダーシップを取って対策の方向性を示すべきであります。国に対して、大きくかじを切り直せと全国の自治体は声を大にしていくべきであります。その上で、コロナで苦しむ市民をなくしていくための質問でございます。だからこそ、さらに市民の命を守っていくために対策を強化していかなければなりません。

 当面、南相馬市が前面に出て果たすべきは、PCR検査を引き続き続けていくことは当然といたしまして、ワクチンでどれだけコロナの犠牲者を少なくとどめるかにかかっています。場合によっては。ここにしかないともいえるものであります。

 日本で接種が行われている新型コロナワクチンは、新型コロナウイルス感染症の発症を予防する高い効果があり、また、感染や重症化を予防する効果も確認をされています。

時間の経過とともに感染予防効果や発症予防効果が徐々に低下する可能性はありますが、重症化予防効果は比較的高く保たれていると報告されております。重症化を抑制すること、コロナの後遺症や死亡することを押しとどめることが期待できるものであります。

 そこで質問通告内容です。新型コロナ感染症に罹患した市民のその後の後遺症の実態はどのようになっておりますでしょうか。

さらに、その後遺症にどのように対応されているのか、お伺いをいたします。いかがでしょうか。

【答弁:新型コロナ対策担当理事】 新型コロナウイルス感染症に罹患した市民の個人情報及び健康管理を把握している福島県相双保健所に本市の罹患後の後遺症に関する相談の状況等について確認をしたところ、現時点において、相談は寄せられていないということでございました。

また、市内の各医療機関に同じような状況について問い合わせたところ、動悸、息切れ、咳などの後遺症で受診されている方が数名程度いるという回答がございました。

現時点においてですが、市内では、このような症状による相談が数十件程度あるというような状況でございます。

 対応といたしまして、福島県では、罹患後の後遺症を訴える方の相談・受診について、まずはかかりつけ医で診察を受けること、さらに医師が専門的な対応が必要と判断した場合には、症状に応じた専門医への相談や紹介を行うこととしています。

 本市といたしましては、相談件数が十数件あるということを把握しながら、引き続き保健所等と連絡を取り合いながら、後遺症を訴える方の相談・受診体制について市のホームページ、さらには広報紙等で広く周知をして図っていきたいと考えています。

 

② コロナワクチン接種後の副反応などの実態とした市民の後遺症等の実態と、その対応はどうなっている。

質問】コロナ対策は、感染拡大防止対策のさらなる強化をすることだと思っております。そして、重症化を防ぐワクチン接種率をさらに引き上げることであると思っています。

 ワクチン接種に関わっての質問に限って申し上げます。

 先ほど申し上げましたように、南相馬市のワクチン接種率は全国市区町村中でも最上位にあります。といっても100%ではありません。インターネットで公表している範囲では、4回目のワクチン接種率は78.4%でございました。言い換えれば、接種可能な市民中、2割以上の市民が接種していないということであります。接種率をさらに引き上げる必要があるというふうに強く感じております。

特別な事情がある方、これは別といたしましても、特別な事情というのは、医師からワクチンは危ないよというふうに判断されるような方であります。ワクチンを接種しない方の少なくない方が、ワクチンの副反応や後遺症をおそれていることが考えられます。

 そこで、実際に市民のワクチン接種後の副反応、後遺症などの実態がどのようになっているのか、そしてその対応策をどのようにしているのか、正しく市民に伝えていくことが大切だと思っております。いかがでしょうか。

【答弁:健康福祉部理事】 新型コロナウワクチン接種後の副反応の実態についてでが、国の調査結果といたしまして、接種部の痛み、発熱、倦怠感などの様々な症状が現れること、症状の大部分は数日以内に回復していくことが公表されております。

また、副反応への対応といたしまして、国では、発熱や痛みに対し、医師が処方する薬以外にも市販の解熱鎮痛剤などで対応できるとも言っております。また、発熱時には水分を十分に摂取することを推奨してもおります。

 市といたしましては、ワクチンを接種した後、医師の立会いの下、一定時間の経過観察などを設けておりますが、さらにワクチン接種を受けた方全員に対しまして副反応に関するチラシをお渡ししております。

このチラシの中には、接種部の痛みなどが比較的起きやすい副反応であること、接種後数日以内に回復することなどをお知らせするとともに、症状が重い場合、回復しない場合、こういった場合には、かかりつけ医または福島県が設置いたします副反応コールセンターなどに相談を促すなど、こういった周知を図っているところでございます。

 今後、新たなワクチン接種等がございますので、こういった対応を引き続き継続していきたい。

③ 接種率のさらなる引き上げ策を。

【質問】ワクチン接種率をさらに引き上げるための方策に関わっての質問、市民の命を守り、市民の苦しみを軽減するための質問でございます。

 私は、先ほども若干申し上げましたが、ワクチンについて過度におそれ過ぎている部分があるのではないかと心配をしてございます。打った場所が痛くなったというのは、当たり前だと思うんですけれども。すみません、当たり前なんていう言葉を使って申し訳ないんですが、あんな針を刺されるわけですから、痛くないわけがない。

私はもともと注射恐怖症です。なおさら痛みを感じるんですが、でもこれは、ワクチンのためだからしようがないと、針が刺されているんだから、こんなに痛いのは当たり前だと、でも、そう遠くない時間で痛くなくなってというぐらいの調子で我慢するしかないと思っております。

 ただ、それ以上痛くなる方は問題ですから、決して軽視もできないと思っておりますが、過度におそれているという部分が、私は心配をしている。

 南相馬市の新型コロナのワクチン接種率は他市町村に比べて高い位置にあることは、先ほど述べたとおりであります。しかし、接種率は100%ではありません。

ワクチン接種率をさらに引き上げていくために、何が必要なのでしょうか。ワクチン接種によって副反応や後遺症への過度な不安がブレーキになっているということが、私は、先ほども若干触れましたが、少なくないと感じています。

ワクチン接種に伴って恐れるべきこと、恐れることのないべきことを市民に、インターネット、広報というお話もございましたが、ここをさらに重視をして周知の徹底を図っていく必要があるんじゃないか。

ワクチンの功罪を正しく評価をして、ワクチンを正しく恐れることなんです。全市民に対して、ぜひとも接種率を拡大する、こういう観点で、より一層の追求をすべきだと考えますが、いかがでしょうか。

【答弁:健康福祉部理事】 市では、これまでワクチン接種を行う際に、あらかじめ市民の皆様にワクチン接種希望の有無、さらには、どんなワクチンを打つか、そういったワクチン接種に関する意向調査を実施してまいりました。

その際、ワクチン接種の効果と副反応、発生状況に関する情報をチラシにまとめまして同封をして、情報を発信してきたところでございます。

 現在、4回目の接種を60歳以上の高齢者、また基礎疾患のある方、そして医療従事者の皆さんを対象に行っておりますが、先ほど来、議員が申します接種率でございますが、国が集計した9月5日現在の60歳以上、4回目の接種率を例に挙げますと、本市で82.9%、福島県が58.7%、そして国においては59.4%と、国・県と比べても、かなり高い値となっております。この接種率については、全国全ての市、さらには東京23区を加えた815自治体の中で最も高い接種率となっている状況です。

 

 

良い年をお迎え下さい

おさまらない新型コロナ、おさまらないロシアのウクライナ侵略、おさまらない温暖化で豪雨や大雪等々なのに、ろくな対応もできない自公政権。ろくな対応どころか原発再稼働や原発新増設まで持ち出し、汚染水海洋投棄は「それいけどんどん」。「怒り心頭」「なさけなや」の「おもでぇ思い」での今年最後の日に・・・・。んだげんちょも大晦日が誕生日の最年少の孫が、お大晦日に豪雪の山形からやってきます。飲みすぎないようにします。

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プロフィール

watanabekaniti

Author:watanabekaniti
▼1953年(昭和28年)
耳谷生まれ 57歳。
相馬農業高校農業科、福島農業短期大学農業科卒業
▼資格 農業改良普及員。 
▼福浦農協、小高町農協、そうま農協で営農指導員として勤務し、4年前に退職。
▼1972年豊かな農村を創りたいと願い、日本共産党に入党。
小高町連合青年団事務局長 
県農協労連副委員長を歴任。 
▼町・市議会議員30年。

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