なじょしてる通信第719号 1月29日付
№719 2023年 1月29日発行
日本共産党 南相馬市議会議員 議会報告
小高区耳谷小泉23 渡部寬一
携帯 090 2993 1471 メールアドレス qqkh4649n@drive.ocn.ne.jp
ん――~~!!
南相馬市データ
「住民登録人口と居住状況」
以下は、1か月前の12月31日現在での「南相馬市の旧避難指示区域別の住民登録人口と居住人口」からのデータの一部から抜き出した数字です。 小高区居住 市内居住合計 世帯 人口 世帯 人口 2011年 3,792 12,840 24,039 71,561 2022年 2,647 3,826 24,382 54,082 2022/2011 70% 30% 101% 80% 2022年の65歳以上 1,867 20,027 49% 37%
※ 2022年12月31日現在の南相馬市合計の住民登録人口は57,531人ですが、市外に居住されている方が3,449人おります。
※ 2020年度に福島県が調査した高齢者(65歳以上)数の調査によると、福島県全体では32.1%になっています。小高区を市区町村に例えれば、小高区の高齢化率は県内4番目に高い率になります。
9月議会での
寬一の一般質問
私の一般質問は、9月13日に行いました。
Ⅲ 亡国的農政を許す
① 水田活用交付金のカットに抗え
【再質問】 トップの市長の見解を求めたい。
【答弁:市長】 改めて、熱い思いを聞かせていただきました。私ども国・県に要望するのに一つの力になります。
背景を申し上げますと、まさにそもそも論で、今の農業の中で麦、大豆あるいは畜産のための牧草、このためにはこの交付金が欠かせないのが実態であります。
これ抜きでできるかという、国はこの水田活用だからという切り口で見直しをしようとしているんだろうと思いますけれども、そもそも論で、こうした今やっている麦、大豆あるいは土地利用型の農業、加えて牧草等のためにこの交付金が欠かせないという点が一つ。
もう一つは、被災地の特殊な事情もあると思っております。この5年以内に水田にしなさいよと言われても、やりたくてもできないところもあると。あるいはそもそも論で、水を入れることによって牧草等ができなくなってしまうよと、こういう話もあります。
ですので、こうしたそもそも論をしっかりと訴えながら、私どもその上で、市単独ではありません。相馬地方でも同じ思いで要望しようということにしておりますので、努力してまいりたいと思います。
ようやく9月議会での渡部寬一の一般質問が終わりました。
引き続き、昨年12月議会の一般質問に入ります。
12月議会での
寬一の一般質問①
私の一般質問は、12月12日に行いました。
Ⅰ 補聴器購入に助成を
【質問】 小高町議会議員を含めて11回目の当選をさせていただきました渡部寬一でございます。
「いばらず、おごらず、なれあわず」の姿勢を貫き、引き続き議員を務めさせていただきます。よろしくお願いをいたしまして、以下、一般質問に入ります。
南相馬市は、東日本大震災とそして何よりも原発事故によって人口が激減をしております。同時に、これも原発事故によるものが大ですが、高齢化率が大変に高くなっています。本年10月末での住民基本台帳での高齢化率は36.8%、実際の居住先では34.8%になっております。
我が国の高齢化率は、本年の敬老の日9月15日現在で29.1%ですから、8ポイントも高い高齢化率であります。その中でも小高区の高齢化率はとんでもなく高く、住民基本台帳上は45%であります。実際に小高に居住している方の高齢化率は49%に及びます。
南相馬市に求められているのは、子どもを産み育てる最良の地にしていくと同時に、超超高齢化率の地域にふさわしい「高齢者と言われるようになっても生き生きと暮らせる最良の地」にしていくことであります。
さて、生き生きと生きていく上では様々な問題がありますが、その一つに難聴・よく聞こえないことがあります。高齢になるに従って難聴になるのは避けられない現実です。
難聴は日常生活に不便を来すことはもちろんであります。しかし、それだけではありません。
難聴があると周囲と会話しなくなって、生活が不活発になります。社会的孤立につながるばかりか、家族からも孤立をいたします。耳から入る情報が減って脳の神経が使われなくなり、認知機能に影響を及ぼしているとも指摘されております。
2015年、国の「新オレンジプラン」が認知症発症の危険因子の一つに難聴を挙げています。加齢や遺伝など対処が難しいものを除くと、難聴が最大の予防可能なリスク要因であると各国研究でも明らかになっているところであります。
ここまでは、本年3月定例会議会での私の一般質問と同じであります。その上で申し上げます。
国立病院機構東京医療センター聴覚障害研究室長の神崎晶さんによりますと、難聴を放置することが認知症の最大のリスクとしております。
WHO(世界保健機関)基準の26デシベル以上を難聴とした場合、65歳から69歳で3から4割、70代で4割から7割、80歳代以上では8割になるという数字がございます。
もう一つ紹介をいたします。
2011年、日本認知症予防学会を設立し、初代理事長を務めました鳥取大学医学部の浦上克哉教授の今月に入ってからのお話でございます。
認知症を簡単に言えば、朝食べたものが何だったかを忘れるのは物忘れなんだそうです。朝、食べたこと自体を忘れるのが認知症なんだそうです。
余計なことですが、私も69歳になっていますけれども、物忘れを気にしておりました。この浦上教授の一言で、認知症にはまだなっていないと一安心をしているところであります。今朝、確かに食べました。
教授によると、認知症の4割は、リスク因子を減らせば予防できると分かってきたそうであります。リスク因子は、45歳から65歳までの中年期では、難聴が最大であり、次に頭部外傷、高血圧、過剰飲酒、肥満と続きます。66歳以上の高齢期では、喫煙、抑鬱、社会的孤立、運動不足、大気汚染、糖尿病が加わってまいります。
リスク因子として一番高いのは、やはり難聴であります。そして、老年期以降の難聴とまでは言えない範囲の聴力の低下も、コミュニケーション低下障害につながり、認知機能への影響は大きいと言います。
教授は、予防方法は補聴器を使うことと断定をしております。聞こえにくさを感じたら、早めに使うことを勧めております。
また、最近の補聴器は性能がいいので、認知機能を維持するのに役立つ一方で、操作が複雑で、認知症を発症してからでは、使い方を覚えられなくなるそうであります。聞こえにくさを感じたら、早めに補聴器を使うことを教授は勧めております。
時々変な言葉になるのは?
⇒ 子供たちが小さい時に話していた単語です。
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