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なじょしてる通信

№255 2012年 9月30日発行 
日本共産党 南相馬市議会議員 議会報告
 小高区耳谷小泉23 渡部寬一
原町区北新田本町98-4新田ハイツ2号 携帯 090 2993 1471


9月補正予算 修正
 9月定例議会最終日となった26日、一般会計補正予算は一部修正されて可決(15対7)されました。

植樹祭・防潮林は全て自前 
 議会で修正をされて予算付けするのを止めさせたのは、植樹祭2,519万円と植樹祭予定地の防災緑地1億2,830万円です。
 いずれも財源の全てを一般財源とするもので、復旧・復興の国、県などの財政支援のないものです。
 防災緑地・防潮林などは、市民を守る大切なものです。大震災を受けて、本来は国が全額財政負担をして建設していくことになっています。

植樹祭をなぜ急ぐ?
 南相馬市の太平洋岸の平地全てに防潮林を築くことになっています。
 他に先駆けて北泉公園に国費で防潮林を築き、その際、市民の防災への願いを込めて「植樹祭」を実施するのであれば、理解はできます。
 しかし、今度のは別です。
 植樹祭を実施することを「あるスジ」と約束をしてしまい、そのために強引に、防潮林を築くことになってしまったとしか思えません。だから、1億5,349万円全額を南相馬市だけで負担することになったのです。
 こんなことで、市民の血税を使って良いのでしょうか。浪費です。

 9/26 採決では
◎ 植樹祭とそのための防潮林建設は見送るべし
      ⇒ 渡部寬一、荒木千恵子、今村、志賀、山田、中川、鈴木、田中一正、細田、横山、湊、西一信、        土田、大山、伹野
● 市長提案どおり実施すべき
      ⇒ 小林、竹野、田中京子、小川、西銑治、水井、奥村

市長への問責決議 
 賛成多数で可決!! 
 9月26日の最終日の最後に、桜井市長に対する「問責決議案」が14対7の賛成多数で可決されました(湊議員は採決時に退席。)

※ 問責決議の全文は、裏面に記載。

決議案の提出者は、今村 裕議員でした。

◎ 賛成者 ⇒ 植樹祭等予算は見送るべしの同じ(湊議員を除く)
● 反対者 ⇒ 植樹祭やるべしと同じ

市民はもんもんと
 私は、賛成討論で次の内容で発言しました。

以下、要旨です。

 全国からの支援の手は、桜井市長に対してではない。被災している南相馬市民に対してである。市長は勘違いしている。
 「警戒区域の解除は、多くの方が望んでいたことではないか」として、問責の理由には当たらないと主張する議員もあるが、条件整備をしないまま解除を望んだ住民はいない。
 ゴミも出せないままだ。それらが整っていないから、今は、帰家する人も少なくなっている。
 盗難も横行している。
 市の財源だけで強引に植樹祭をやろうとすることやそのための防潮林を造ることに、1年半も避難を強いられている市民は受け入れられない。このことも問責に値する。
 今、旧警戒区域の住民、その中でも線量の高いところに住んでいた住民は、目標が見えない中で「モンモン」とし、更にあらゆるものに意欲を失いつつある。
 こんな決議をしなければならないこと事態、情けない。

あらためて 怒り 怒り 涙 
 双葉町に住んでいた私の母の叔母の葬儀が、いわき市で執り行われ、行ってきました。
 大腿骨骨折での退院1ケ月後の原発事故強制避難で、18日後に亡くなっていました。息子さんの挨拶に、涙、涙・・・・。


(全文です。)
桜井勝延市長に対する問責決議 
 市長は、世界に誇る南相馬の再生を掲げた復興ビジョンを定めた。
 しかし、東日本大震災と福島第一原発の事故から18ヶ月が経過した現在も、復興どころか復旧すらほとんど進んでいない状況にある。市民は、くらしと命を守る上でこれまでの市政、市長の対応に大きな不安を覚えている。 これは、6・7月に実施した「市意向調査」での市の復興策に「評価しない」が41%に及んでいることにも表れている。一部の市民はあきらめ感を持ち、南相馬市から転出している。
 市長の責任となる緊急の課題での問題は、以下の通りである。

 まず第1は、警戒区域・避難指示区域等の見直しにかかわっての不備である。
 警戒区域の見直しについては、市民や議会の意見を聞く機会を与えず、性急にその期日を決めてしまい、市民に大きな不安を与えた。
更に、事故を起こした原発の状況の説明がないまま、除染やガレキ処理、危険区域の設定や集団移転、災害公営住宅の入居、インフラ整備等のスケジュールすら当時示されず、区域等の見直しと期日が決められた。その上、防犯への備えが不十分であり、市民の不安に応えていない。
 そして、一部住民にしか連絡が行かなかった市民説明会であったことと併せ、その説明会での市長の姿勢は、市民を代表して国の対応に向き合うのではなく、国の代弁者に成り下がった一方的とも言える説明で、住民の不安を増大させてしまった。

第2には、市民のくらしと命を守るための緊急の課題が進んでいないことに対して、市長がその責任を感じていないことである。その課題を列記すると以下の通りである。
 ① 放射能除染物質の仮置き場がほとんど決まらないこと。そのためにいまだに除染の見通しがたっていないこ  と。
 ② 旧警戒区域のガレキ処理が始まっていないばかりか、家庭系ごみすら処理されないこと。
 ③ 防災林の構造に無用にこだわり、防災林造成を遅延させているばかりか、ガレキ処理の遅れもまねいたこ   と。
 ④ 原発事故による損害賠償にあたって、市民の立場での対応にいまだに至っていないこと。
 ⑤ 市職員が大量に退職している責任が、市長自らの姿勢にあることを不問にし、他人事にしていること。

 これら対応には、市長は先頭に立って職員を指揮し、議会や市民に協力を求めるべきである。全国各地への講演や、マラソン大会への出場、山口県知事選挙応援などのいとまはないのである。
 これらの混乱と、対策が進まない原因は、市民、議会の意見を聞かず、独断と思いつきで決定をし、執行を繰り返していることによるもので、まことに遺憾のきわみである。
 よって、南相馬市議会は、桜井市長に対して猛省を促すとともに、その責任を強く問うものである。

 以上、決議する。
 
平成24年9月26日
                 南相馬市議会  
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宿泊について

渡部議員様大変お世話になっております。現在も新潟に避難している5人家族です。桜井はまた小高区の特例宿泊を決めたみたいで、新潟の周りの人も桜井の事は大爆笑しています。馬鹿を通り越して呆れる市長だなと・・・。
除染もしていない地域に一か月間も住民を宿泊させるとは殺人に等しいのでは?

もう桜井を止める事は不可能なのでしょうか??

先日の選挙運動中は鹿島区の票を稼ぐのに「東電からは20キロ圏内と同じ補償を約束します」と贈賄にも取れる様な発言をしていた模様ですね。今新潟で話が出ておりカチンと来ていました。
プロフィール

watanabekaniti

Author:watanabekaniti
▼1953年(昭和28年)
耳谷生まれ 57歳。
相馬農業高校農業科、福島農業短期大学農業科卒業
▼資格 農業改良普及員。 
▼福浦農協、小高町農協、そうま農協で営農指導員として勤務し、4年前に退職。
▼1972年豊かな農村を創りたいと願い、日本共産党に入党。
小高町連合青年団事務局長 
県農協労連副委員長を歴任。 
▼町・市議会議員30年。

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